黒革の手帖(上) の商品レビュー
何年かぶりに2回目として読みましたが、結末を知っていて読むと、また気付かされることが多いです。下のクライマックスに向けて楽しみです。
Posted by
ドラマ版「黒革の手帳」で、米倉涼子がベッドの上にビールをこぼしてシーツを乱し、「これで今夜、何もなかったとは誰も信じませんよね?」という趣旨のことを言っていたシーンを子供の頃に見たのをうっすら覚えている。そのシーンが出てきて少し感動した。親がドラマ版「黒革の手帳」が好きだったので...
ドラマ版「黒革の手帳」で、米倉涼子がベッドの上にビールをこぼしてシーツを乱し、「これで今夜、何もなかったとは誰も信じませんよね?」という趣旨のことを言っていたシーンを子供の頃に見たのをうっすら覚えている。そのシーンが出てきて少し感動した。親がドラマ版「黒革の手帳」が好きだったので毎週なんとなくテレビで流れていたが、子供だったので私は特に見ていなかったのでオチは知らない。後編が楽しみ。
Posted by
まだ誰も死んでないぞ。 サスペンスというより、昭和の女の事件簿、的な展開です。 バーではなくバアという表記が時代を感じさせます。 黒革の手帖がまた活躍しちゃうのかしら。下巻の盛り上がりを期待します。
Posted by
ベテラン女子行員・原口元子が勤めていた銀行から7500万円を横領した。それを元手に銀座のバアのママとなる。そのバアの常連客であった医者から5000万円を巻き上げる。元子の欲望はまだまだこれから。前編終了。
Posted by
2024年12月25日読了。銀行の弱みを突き7500万円を横領した元子は銀座で開いたバア「カルネ」を経営し、上客・ホステスを巻き込む計略を立てるが…。数多く映像化されている作品だが未見、予備知識なしで読んでみたが面白い…!銀座の夜の世界ってこんな感じなのかね…?出てくる人間が欲望...
2024年12月25日読了。銀行の弱みを突き7500万円を横領した元子は銀座で開いたバア「カルネ」を経営し、上客・ホステスを巻き込む計略を立てるが…。数多く映像化されている作品だが未見、予備知識なしで読んでみたが面白い…!銀座の夜の世界ってこんな感じなのかね…?出てくる人間が欲望にまみれた下衆ばかりですごい、そんな社会で成り上がろうとする元子ママも立派な悪人であるところがすごい。お金をいっぱい持っているとロクなことを考えない、ということか…地道に働くことが一番よ。
Posted by
★評価は再読後に。 目下騒ぎの事件みたい、という話を聞いて改めて手に取る。まったく内容覚えていない。。。 いつものことだからさておき、すらすらと読める。 そして驚愕するのはおそらく本質的に今の事件は昔とまったく変わらない事態だということ。そこに目を付けた作家、恐るべしではあります...
★評価は再読後に。 目下騒ぎの事件みたい、という話を聞いて改めて手に取る。まったく内容覚えていない。。。 いつものことだからさておき、すらすらと読める。 そして驚愕するのはおそらく本質的に今の事件は昔とまったく変わらない事態だということ。そこに目を付けた作家、恐るべしではありますが、現実も恐るべし。 まぁカネ絡みの欲望は古今東西、何ら変わることがないという単純明快なことと言えばそれまでですが。
Posted by
有名な作品なのに未読だったので読んでみた。 どうやら最初は銀行員だった女性が巧みな横領や恐喝によって銀座でのし上がる物語のようです。 昭和の中後期の話だけあって法律も常識も街の様子も全てが今とはかなり違いますが、自分が小学生だった頃の作品なので何となく懐かしい匂いがします。 大御...
有名な作品なのに未読だったので読んでみた。 どうやら最初は銀行員だった女性が巧みな横領や恐喝によって銀座でのし上がる物語のようです。 昭和の中後期の話だけあって法律も常識も街の様子も全てが今とはかなり違いますが、自分が小学生だった頃の作品なので何となく懐かしい匂いがします。 大御所の有名な作品だけあって内容はかなり濃いものなので、下巻も楽しみです。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
賢いカッコ良い女性。駆け引き上手。男の弱みを握ってそれと引き換えにお金をいただく。 と思いきや、最後は嵌められてたのか。 手帳に何が書かれてるのかな?って思いながら読み始め、架空名義の口座か、なるほど。と思った。 出産前最後の一冊となり、思い出の作品となりました。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
面白い。久々に一気読み。 クライム小説の一種だろうが、元子の野望がどんどん膨らんで、次々に機会がやってくる。都合が良すぎるきらいはあるが、元子の手段を択ばぬやり方が、心地よくなってくる。 何度も映像作品になっているのも納得。
Posted by
