ザレゴトディクショナル 戯言シリーズ用語辞典 の商品レビュー
裏話、制作秘話、メイキング、ライナーノーツが大好きな自分としては、非常に楽しく読むことができた。"戯言シリーズ"の副音声とも呼べる本書を踏まえると、"戯言シリーズ"が大変綿密な取材と構成、推敲のもとに出来ている…のではなく、思いつきと勢いと...
裏話、制作秘話、メイキング、ライナーノーツが大好きな自分としては、非常に楽しく読むことができた。"戯言シリーズ"の副音声とも呼べる本書を踏まえると、"戯言シリーズ"が大変綿密な取材と構成、推敲のもとに出来ている…のではなく、思いつきと勢いとライブ感の元に成り立った奇跡的なシリーズであることを思い知らされる。もちろん、作者が"いーちゃん"と同じく自己評価が低く、忘れっぽいという性格である以上、本書の内容はただの謙遜とも取れなくもないが、にしたって限度というものがあるだろう。良くも悪くも、西尾維新にしか完結させることができなかった(当たり前だが)物語なのだと痛感した。惜しむらくは、本編で詳細不明な事物の数々が、辞典の体をなしている筈の本書でも変わらず詳細不明なままだったことか。いや、まぁそりゃ『謎は謎のままの方が良い』『説明するのも野暮ったい』という意見は分からなくもないが、そこに触れるのが制作秘話というやつでは?と少し残念な部分もあった。
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あ〜〜懐かしい!! そうそうこれなんだよ、この厨二?感??が西尾維新なんだよ…。これこれこの感じが好きなんだよ…。 害悪細菌…、十三階段…、蒼…。
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【再読】 ファンブック。 今まで戯言シリーズを追ってきたことのご褒美みたいな本。 この本とは直接関係ないけど、「葵井巫女子」(あおいい・みここ)の名前自体が「X/Y」の謎解きに通じていたことを最近知った。 気づくわけない。 二十人目の地獄/なるようにならない最悪(イフナッシングイズバッド)/梧轟正誤あたりが特に好き。
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戯言シリーズのファンブックであり、同時に西尾維新その人を記したファンブックでもある。作品の裏話やちょっとしたメイキングみたいなものを覗けます。これがまたなかなか興味深い!感覚としては「あとがき」に近いかも。 間違っても堅苦しい単なる辞書ではないし、このボリュームは西尾さんの書き下...
戯言シリーズのファンブックであり、同時に西尾維新その人を記したファンブックでもある。作品の裏話やちょっとしたメイキングみたいなものを覗けます。これがまたなかなか興味深い!感覚としては「あとがき」に近いかも。 間違っても堅苦しい単なる辞書ではないし、このボリュームは西尾さんの書き下ろし…。ってよく考えるとかなりすごいことなんじゃないのか…?
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これが出たときは飽きて読まなかったんだけど なんで飽きたんだろうなぁ? スッゴい楽しかったけど 維新さんが自分のこと書くのって珍しいし 戯言シリーズは僕のバイブルみたいなとこがあるからネタバレ要素のあるこの作品(?)は良かった でも伏線がありすぎだよー 回収しなくていい伏線...
これが出たときは飽きて読まなかったんだけど なんで飽きたんだろうなぁ? スッゴい楽しかったけど 維新さんが自分のこと書くのって珍しいし 戯言シリーズは僕のバイブルみたいなとこがあるからネタバレ要素のあるこの作品(?)は良かった でも伏線がありすぎだよー 回収しなくていい伏線だなんて酷いー 回収してー 作者特権ズルいー
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すごいの一言。 用語辞典という名なので堅苦しい物かと思っていたが、物語の裏側が見えてとても面白かった。
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戯言シリーズにまつわる様々な言葉を、著者自らが解説。ネタバレ要素満載につき完全袋とじ。これさえ読めば、戯言シリーズの謎がほんの少し解決するかも?! 巻末には「ファウスト」Vol.1、Vol.2に収録されたイラストレーター竹氏の四コマ漫画「戯言一番」も再録。
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本編あればいいかなあ、と思って。 出夢くんと友ちゃんと萌太くんはいつだっていまだってゆるぎないぞ・・・!! ジオサイドいいなあと。『地球虐殺』。友ちゃんいいなあ。
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えータイトルの通り、辞書。戯言シリーズに登場する、人物、道具、出来事、現象などについて作者が事細かに説明されています。 小説ではわからないこと、裏話なども載っているので戯言シリーズが大好きな方が読むとそれなりに楽しめると思います。
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その名のとおり、西尾維新の戯言シリーズ、すべてについて(←たぶん)まとめられた辞典。 なんかこーゆーの買っちゃうと、マニアックな感じがして…自分がちょっとイヤ。 でも、戯言シリーズ、西尾維新が言っているように、じっさいには使われなかった伏線がたくさんあるから、いろいろ気になるんだもん。 んで、読んでみると、西尾維新の執筆の仕方についてとか、作品の作成裏話、戯言シリーズ以外の西尾作品の案内なんかも載ってて、かなり楽しめました。 あ、でも結局、いーちゃんの本名は載っていず…。 もう今更な感じだけど、やっぱりちょっぴり気になってたり。 てか、あれって、子荻ちゃんとの会話のヒントだけで、わかるもんなのかなぁ? ぱっと聞いた感じ、パターン、たくさん出てくる気がするのに…。 (↑全部パターン出せばいいのかもだけど、当然、めんどくさいからやってない) でも、高田崇史の「試験」シリーズの、八丁堀よりは、ヒント多い感じです。 あっちもマジでわかんない。 …と、話がそれたところで、今日はおしまい。
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