マイ国家 の商品レビュー

星新一(著者)

星新一ショートショー…

[文庫ＯＦＦ]

星新一ショートショートの中で個人的に一番印象に残っている本の１つ。表題作「マイ国家」まさかの独立宣言で一人の男が国家を主張。こんな話ってアリ？というのがはじめの感想でした。でも今は名作中の名作と思っています。これは読む価値ありです。

「マイ国家」もピカイ…

[文庫ＯＦＦ]

「マイ国家」もピカイチですが、そのほかの短編である「いいわけ幸兵衛」や「ねむりウサギ」なども最高です。

星新一の作品の中でも…

[文庫ＯＦＦ]

星新一の作品の中でもダントツで好きな話。一人の男が国家として自分の家を独立させる。子供のときに読んですごくワクワクしました。

2024/10/20

星新一の短編集を始めて読んだ。SFだけど、人の嫌な部分や愚かさがすごく伝わってくる。何もかもうまく行く事なんてないよなと思いながら読み進めた。1話が10分程度、早ければ5分以内で終わるから読書初心者にもおすすめ。

2024/09/29

NHKで星新一の短編をドラマ化していたのをたまたま見て、その流れで読んでみた。名前は知っていたが初めて読んだ。

ドラマを見た時と同様、何十年も前に書かれた作品だということに驚いた。少しも古さを感じさせない。どの話も奇想天外な設定ながら、SF的な要素を持ち、しかし根底にあるのは「人間の持つ弱さ」であり、それが普遍的な魅力を持っているのだと思った。どの作品もオチが秀逸で読み進めているうちに「これはこんなオチかな？」と予想してみるが、良い意味でほぼ毎回裏切られた。

それにしても、NHKドラマでの映像化は見事だった。作品の持つ空気感とザワザワする気持ちが見事に表現されていた。

2024/07/19

久しぶりの星作品。
ほんの2-3ページでこの世界観を作れるのは他にはいない。
改めてどっぷり世界に浸りたくなった。

2024/05/25

オチを予想しながら読んでもさらに上をいく展開。ショートショートならではのシンプルさ、手軽さがおもしろい

2024/03/12

星新一の傑作ショートショート集。奇抜なアイディアと意外な結末の31篇。『国家機密』『いいわけ幸兵衛』がとくにお気に入り。

2024/03/03

タイトルのマイ国家。
オチを知ると、訪問先の男も被害者で、日本国内に続々とマイ国家が生まれているのでは？という妄想が広がる。

2023/12/30

ホシヅル忌　
ショートショート31編

ラストは、タイトルの「マイ国家」
自宅を一国家として暮らす男。国境は玄関。
国家への皮肉をジョークとしてぼかす。
そして、そこに何も知らずに足を踏み入れた銀行員の非喜劇。
宇宙題材の作品も数点あるけど、世俗的なショート集かなと思う。
その中で一番短い「語らい」が好きでした。
SF恋愛ショート。事故で死んで帰ってこない男を待つ女。女の側には一匹の犬。男は犬に転生していた。気が付かない女の悲しみを聞き続ける。
これを1ページでまとめ上げてるからすごい。
どの作品もそうだけど、数行で異世界へ導いてしまう。そして多作で読みきれない。