1,800円以上の注文で送料無料

マイ国家 の商品レビュー

3.9

75件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    34

  3. 3つ

    18

  4. 2つ

    1

  5. 1つ

    1

レビューを投稿

2021/12/07

思わずニヤリとしてしまう結末、今から50年以上前に出版されたとは思えないショートショートの数々。巻末で解説の方も書かれているがいい小説か悪い小説かは時間が選別してくれるとはまさに星新一先生のこととあらためて感じました。

Posted byブクログ

2021/10/20

儀式 安全な味 服を着たゾウ マイ国家 ありえない設定なのにハッとさせられる星新一ワールド最高でした。

Posted byブクログ

2021/06/25

表題にもなっている「マイ国家」が特にオススメ。みんなが一国一城の主の感覚で生きていくと、どうなるのだろう。

Posted byブクログ

2021/05/04

滝本哲史さんが星新一さんの著作について書いて いたので、星さんの著作を初めて読んでみました。 面白いです。 次はボッコちゃんを読みます。

Posted byブクログ

2020/11/07

1976(昭和51)年発行新潮社の文庫本。31編。解説は常盤新平。表題作『マイ国家』一番突拍子もない話。しかし、かなり考えさせられる。『新鮮さの薬』食べ物の記憶がなくなれば何を食べても新鮮なのだろうか。食べ物とかはとにかく、女性の記憶が消えたらどうなるのだろうか。 収録作:『特...

1976(昭和51)年発行新潮社の文庫本。31編。解説は常盤新平。表題作『マイ国家』一番突拍子もない話。しかし、かなり考えさせられる。『新鮮さの薬』食べ物の記憶がなくなれば何を食べても新鮮なのだろうか。食べ物とかはとにかく、女性の記憶が消えたらどうなるのだろうか。 収録作:『特賞の男』『うるさい相手』『儀式』『死にたがる男』『いいわけ幸兵衛』『語らい』『調整』『夜の嵐』『刑事と称する男』『安全な味』『ちがい』『応接室』『特殊な症状』『ねむりウサギ』『趣味』『子分たち』『秘法の産物』『商品』『女と金と美』『国家機密』『友情の杯』『逃げる男』『雪の女』『首輪』『宿命』『思わぬ効果』『ひそかなたのしみ』『ガラスの花』『新鮮さの薬』『服を着たゾウ』『マイ国家』

Posted byブクログ

2019/11/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ショートショートいろいろ。 面白かった編 ・「女と金と美」 アカサギ喰いだー。クロサギにこんなのあったなーと思いながら、女が何を考えて金を盗り、男の元へ戻ったのかなあとつらつら考える。 詐欺師から盗むから罪悪感はなかったのか。 彼につりあうよう美しくなりたいと思ったのか。 美貌と自由を得た後も彼を選んだのはなぜか。 今後母親似の子供ができたらどうするのか。 そもそも彼女は幸せなのか。 …短いけども、業の深そうな話だなあと思う。 ・「服を着たゾウ」 哲学!

Posted byブクログ

2019/09/29

星新一のショートショートにハマって一番最初に買った本。そういえば高校生の時に「午後の恐竜」を読んで「こんな短くても面白い話があるのか!?」と衝撃を受けていたのにそれがショートショートの使い手星新一だと認識していなかった…暇つぶしに読めるのがいい(マイ国家の感想になってない)

Posted byブクログ

2019/08/22

久々の星新一のショートショート。 夫の精神疾患を疑って一人で病院にやってきた妻と、逆に妻を心配して病院にやってきた夫。 二人の思惑が最後明かされるときとか、印象的だった。 なんだかんだでハッピーエンドは少ないけれど、後味が悪くならないのが不思議。

Posted byブクログ

2019/07/29

小さい子でも理解できる内容でかつ面白いってすごいことだと思います。本書には31編のショートショートが収録されています。おそらく人によって印象に残る作品は変わり、読み終わった後にどれが面白かった?と話すこともきっと面白いだろうなと思います。 私はねむりウサギが好きです。モチーフは...

小さい子でも理解できる内容でかつ面白いってすごいことだと思います。本書には31編のショートショートが収録されています。おそらく人によって印象に残る作品は変わり、読み終わった後にどれが面白かった?と話すこともきっと面白いだろうなと思います。 私はねむりウサギが好きです。モチーフは「うさぎとカメ」です。いじらしくもカメに勝利するために懸命に努力するウサギの姿と最後の散り様がかっこいいなと感じました。

Posted byブクログ

2018/01/08

正気と狂気、現実と仮想、常識と非常識の境界線を行き来する31本のショートショート。実は、今このとき自分の信じているアレやコレは、すごくアヤフヤなものなんじゃないか……そんな疑念を抱き、読み終えた後にはキョロキョロと周りを見回したくなってしまう。星新一が描くどんでん返しは、すなわち...

正気と狂気、現実と仮想、常識と非常識の境界線を行き来する31本のショートショート。実は、今このとき自分の信じているアレやコレは、すごくアヤフヤなものなんじゃないか……そんな疑念を抱き、読み終えた後にはキョロキョロと周りを見回したくなってしまう。星新一が描くどんでん返しは、すなわち既成概念への挑戦だ。

Posted byブクログ