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阿部一族・舞姫 の商品レビュー

3.7

54件のお客様レビュー

  1. 5つ

    10

  2. 4つ

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  3. 3つ

    14

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2011/11/24

難しい難しい。舞姫は高校生のときに読んだのだけどなぁ。 宗教談義の「かのように」と倹約家の日常「鶏」は普通に読める…気がする。歴史物は切腹とか忠義とかよくわからない。 三メートルのパーパットみたいな感じ。難しいラインをしっかり読み切って落としていってるんだろうけど、素人が見ちゃう...

難しい難しい。舞姫は高校生のときに読んだのだけどなぁ。 宗教談義の「かのように」と倹約家の日常「鶏」は普通に読める…気がする。歴史物は切腹とか忠義とかよくわからない。 三メートルのパーパットみたいな感じ。難しいラインをしっかり読み切って落としていってるんだろうけど、素人が見ちゃうと「普通じゃん」と思っちゃうみたいな。

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2011/08/23

図書館より。 『舞姫』『うたかたの記』は擬古文で書かれているので、とっつきにくいのですがリズムがよいのでその分では読みやすいかな?といっても現代語訳がないのがつらいところ…『舞姫』はエリスの存在がとてもかわいらしくいじらしいです。 現代語で書かれた作品では始めのうちはセリフの...

図書館より。 『舞姫』『うたかたの記』は擬古文で書かれているので、とっつきにくいのですがリズムがよいのでその分では読みやすいかな?といっても現代語訳がないのがつらいところ…『舞姫』はエリスの存在がとてもかわいらしくいじらしいです。 現代語で書かれた作品では始めのうちはセリフのない場面での一段落が長くて苦労したのですが、慣れてきてからはあまり気にならなくなりました。殉死を描いた歴史小説『阿部一族』『堺事件』が印象に残りました。

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2011/06/08

ベルリン留学中の若いエリート・太田豊太郎は、街で出合った美しい踊り子・エリスの危機を救った。やがてふたりは魅かれ合い、豊太郎は友人の中傷により免官となる。いったんは栄誉を捨て、エリスとの愛を貫こうと決意するが…

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2011/06/07

舞姫は歴史的仮名遣いの漢文調で読み難く、ゆっくりと読み進めて行ったが。鴎外は西欧かぶれだったのかなあ。 歴史小説的なものは事実が淡々と語られ、何が面白いのかよく分からなく退屈になってきてしまうが、退屈な部分を過ぎると話がすすんでいく。 あとで解説を読んで知ったが、鶏は自分の孤高さ...

舞姫は歴史的仮名遣いの漢文調で読み難く、ゆっくりと読み進めて行ったが。鴎外は西欧かぶれだったのかなあ。 歴史小説的なものは事実が淡々と語られ、何が面白いのかよく分からなく退屈になってきてしまうが、退屈な部分を過ぎると話がすすんでいく。 あとで解説を読んで知ったが、鶏は自分の孤高さを表現したものらしい。でも滑稽さというか、ちょっと抜けているように見えるのもわざとなのだろうか。 あまり鴎外の面白みがわからないまま読み終えてしまったが、あとで解説を読むとなるほどなあと思い、他の作品も読んでみたくなった。

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2012/10/20

室岡さん所有 →11/01/30 浦野さんレンタル →日付不明 返却済(12/10/20本人確認)

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2010/11/18

阿部一族のみ。iPhoneにて完読。 恥をかくことをもっとも嫌った侍たちとそのことを理解し従った妻たちの話。 昔の日本にはこんな人々がきっと居たのだろう。文体は比較的読みやすい。

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2012/07/10

高校の教科書に載っていた『舞姫』 それ以来、初めて読み返してみたのですが、当時の思いと全く異なっていたのに驚きました。 こんなにも、最低な男だっかのか? 『阿部一族』『堺事件』『じいさんばあさん』はぐいぐいと読んでしまった。 『舞姫』にかかった時間の半分で読み終わったくらい。 ...

高校の教科書に載っていた『舞姫』 それ以来、初めて読み返してみたのですが、当時の思いと全く異なっていたのに驚きました。 こんなにも、最低な男だっかのか? 『阿部一族』『堺事件』『じいさんばあさん』はぐいぐいと読んでしまった。 『舞姫』にかかった時間の半分で読み終わったくらい。 それくらい、読みやすい。 きっと映像化したら、海外でも人気が出そうな気がする。

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2010/07/18

・阿部一族 男ってやつは・・・!!! なんですかね、この小説。女の人が入り込む隙が一瞬たりとも存在しません。女の意思がまったく介在しない男としての「格好つけ方」を最大限に格好良くつづったお話。任侠映画のようなそのストイックさにころっと参りました。 「義」を通すことに躍起になる登場...

・阿部一族 男ってやつは・・・!!! なんですかね、この小説。女の人が入り込む隙が一瞬たりとも存在しません。女の意思がまったく介在しない男としての「格好つけ方」を最大限に格好良くつづったお話。任侠映画のようなそのストイックさにころっと参りました。 「義」を通すことに躍起になる登場人物たちをさんざん葛藤させておいて、いつでもラストはとってもあっさり。でも実際、封建社会というのはそんなモンだったんだろうなあ。男って言うのはいやはや、しょうがないねえ。 自分の生に恥辱を感じる男の人の単純でストイックな姿は見ていておバカさん!好き!ってな具合に愛おしくさえ思える。反面、自殺も切腹も殉死も、死んだら一緒だよ。おしまい!っていうあっさりさが残酷ではあるけど面白かったです。 読み終わった後の一番の感想は「鴎外やれば出来るじゃん!」

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2010/07/04

舞姫が好き。 文語体で難しかったけど、そういうところにもロマン?を感じてドキドキしながら読めた。 鶏も面白い。

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2010/06/20

舞姫以外はどれも面白かった。森鴎外、意外と読みやすい。 「うたかたの記」は画家の卵と花売り娘の運命の出会い、偶然の再会、嵐の中の告白に悲劇的な死という怒涛の展開に狂王ルードヴィッヒ2世の謎の死の真相まで絡めて30P足らずでまとめてるし。凄すぎる。 「鶏」の石田少佐は今なら萌えキャ...

舞姫以外はどれも面白かった。森鴎外、意外と読みやすい。 「うたかたの記」は画家の卵と花売り娘の運命の出会い、偶然の再会、嵐の中の告白に悲劇的な死という怒涛の展開に狂王ルードヴィッヒ2世の謎の死の真相まで絡めて30P足らずでまとめてるし。凄すぎる。 「鶏」の石田少佐は今なら萌えキャラ。堅物の軍人のくせに、仕事帰りに「内が近くなると雛の事を思い出す」ほどヒヨコを可愛がってたりする。鶏が庭を荒らすと苦情をいう隣家のおばさんを、腹話術の人形見てるより面白いとか考えながら相手してる性格もいいし。最後は「雛なんぞはいらん」と言ってるけど、きっとその後も雛の面倒をみていると予想します。

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