鹿男あをによし の商品レビュー
コレは面白かったです。 地元奈良が舞台だったから、それもプラス評価に入ってますが会話のテンポが軽快で実にいいです。千八百年もの前から続くとある儀式を巡り、東からやってきた主人公が鹿だ、狐だ、鼠だに振り回されているのが、気の毒でもあり、実に面白い。儀式後の鹿が月を仰ぎ見ながらする告...
コレは面白かったです。 地元奈良が舞台だったから、それもプラス評価に入ってますが会話のテンポが軽快で実にいいです。千八百年もの前から続くとある儀式を巡り、東からやってきた主人公が鹿だ、狐だ、鼠だに振り回されているのが、気の毒でもあり、実に面白い。儀式後の鹿が月を仰ぎ見ながらする告白の場面が好きです(*゚ー゚)ところで、鹿にポッキーは絶対にあげないでください。本当に止めて。
Posted by
神経衰弱だと周りから言われる大学院生が奈良の女子高で教師をやることに。 そこでいきなり鹿に話しかけられるという話。 とても突拍子もない設定だけど、ほんとにありそうな話です。 目の離れた「堀田イト」って絶対かわいいよ。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
「ホルモー」たちと比べると、少々読みにくかったかな……。 初めの方、何がどうなるのかよくわからなかったので。 ただ単に、新しく来た教師と女子高生たちが、最初は険悪だったけどだんだん仲良しになるという、そんな学園ストーリーかな? なんて思っちゃってたし。 でも、読んでいくうちに「こりゃ、壮大なスケールだゾ! 先生大変だゾ!」てな感じに変わってきた。 かなり地球の運命背負っちゃってるじゃん!! なかなか楽しめました。 今回もまた、奈良のこととか「へえ〜」と思う雑学を仕入れられた。 こんな風に「このことについてちょっと調べたいな」というようなことが書いてある本て好き。 表紙の通り、剣道の試合シーンが出てきますが、中学3年間剣道部だった私(しかも主人公と同じく初段)には、とてもうれしかった。 もしかしたら、作者も元剣道部なのかな? 最後の方に十二支の話が出てくるけど、たまたま長女が保育園で十二支の話を聞いたと言っていて、「あ〜、あれどんな話だったっけ?」と考えていたときだったのでナイスタイミング。 鹿と狐の話は作者独自の発想だとしてもね。 祖父母が大阪に住んでいたので、お正月に行って、よく奈良公園には行ってたなぁ。 今行ったら、鹿を見る目が変わりそう。 しかしこれをドラマ化!?一体どうなることやらと、怖いもの見たさで第1話、見てしまいそう…。
Posted by
ドラマ化されると聞いて読んでみました 内容は。。。普通だったかも 特におもしろぃとかでも。。。 評価下げちゃってたらゴメンなさぃ
Posted by
この作家も京大出身。前作の鴨川ホルモーはわらかしていただきました。今回は奇想天外なストーリーが最高です。 赴任最初の授業に遅れてきた堀田という生徒が学校に乗ってきた交通手段がマイシカというのも最高です。
Posted by
奈良ブームが起きたりして。今度から奈良公園に行くときはポッキーを持っていくべし!大阪のねずみの話も楽しみ。
Posted by
ボイルドエッグはみんな二作目出てなかったから出て安心した。 ミステリ読みとしては伏線が読みやすかった。
Posted by
奈良を舞台に現代版、坊ちゃん。スパイスは、邪馬台国は何処? 日本神話の神々!軽くて楽しめますが、スパイスを振り掛けすぎがサービス過剰気味に感じたため、☆四つどまりでした。青春ドラマ、プンプンにしても良かったんじゃないかな。
Posted by
大学の研究室で人間関係のもつれから神経衰弱と噂されるようになったオレ 教授の勧めで期限付きで奈良の女子高に赴任することになる。 赴任早々、生徒たちからは身に覚えのないことで苛められ それこそ神経衰弱になりそうなオレにある日鹿が話しかけてきた。 大丈夫か?オレ??本当に神経が参って...
大学の研究室で人間関係のもつれから神経衰弱と噂されるようになったオレ 教授の勧めで期限付きで奈良の女子高に赴任することになる。 赴任早々、生徒たちからは身に覚えのないことで苛められ それこそ神経衰弱になりそうなオレにある日鹿が話しかけてきた。 大丈夫か?オレ??本当に神経が参ってしまったのか? そしてオレは世界を救うべく「サンカク」を求めて悪戦苦闘することになる。 地中のなまずを鎮めるという「サンカク」それはいったいどんなもの? そして、オレは世界を救えるのか? 前作鴨川ホルモーが面白かったので読んでみましたが こちらもあいかわらずの面白さ。 しゃべるのは鹿だけじゃありません。 奈良の鹿とくれば京都は狐。 そしてなぜか大阪は鼠と・・・ もう、なんでもありの世界ですが 奈良に京都といえば歴史も深い。 壮大な歴史物語がちょろっと顔をのぞかせてみたり 古代ミステリーを匂わす展開でありながら 結局のところ主人公たちの身近な人達で 話はまとまる。というような、でかい話なんだか 小さい話なんだかよくわからない。 また、「坊ちゃん」のパロディー的な要素も散りばめられているんですね。 ありえないお話 歴史とファンタジーに青春がちらり。 という感じです。 マイシカって…ぷぷぷ 女子高生のイトちゃんやマドンナ 同僚の藤原先生等、キャラが魅力的でした。 作中に出てくる剣道の試合も盛り上がってよろしかったです。 最後はやっぱりどこかすがすがしい終わり方。 こういう読後感っていいですね。 奈良に行ったら鹿にポッキーあげてみよう クスクス
Posted by
『ホルモー』がおもしろかったから買った。この人の作品世界は『ホルモー』のときからせまいなあ、と思っていたけど、ちょっとこの話はせますぎる。スケールは何百年前からの伝説、とかでっかくひろげたのになんで知り合いの数人だけで事件が解決しちゃうのーとちょっと不満。次作に期待。
Posted by