鹿男あをによし の商品レビュー
【赤点はひどいと思いました】安易に見えるが鮮やかで、一週回ってきたハッピーエンドには、わたしはとっても満足です。
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先生に薦められて読んだ本でしたが見事にヒット。 歴史好きな自分としては色々面白かったなぁ…! 大和杯の剣道の試合はどきどきした、単純ながら自分も剣道部に入部したくなった… 言ってみたいな、「マイシカです」。
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鴨川ホルモーがなんとなく面白い小説だったので、この本もなんとなく面白いのかと思いつつ読み始めました。 奈良が舞台で鹿が出てきてしゃべるという設定は、普通に考えるとありえないけど、鹿がしゃべるということがごくあたりまえで、違和感なくどしどし読み進められます。 1800年の悠...
鴨川ホルモーがなんとなく面白い小説だったので、この本もなんとなく面白いのかと思いつつ読み始めました。 奈良が舞台で鹿が出てきてしゃべるという設定は、普通に考えるとありえないけど、鹿がしゃべるということがごくあたりまえで、違和感なくどしどし読み進められます。 1800年の悠久の時空と、京都、奈良、大阪にある3つの女子高と、剣道の試合が組み合わさった、極上のエンターテイメント小説。それでいて、最後はほろ苦いような、甘酸っぱいようなラストで。。 読後感がこんなに爽快で、楽しい小説がかつてあっただろうか、と私は思いました。 今年最後に読む本となりましたが、この1年間で読んだ小説で1番、2番の面白さでした。非常におすすめ。☆5つ以上。
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ホルモーに続き、二冊目の万城目さんの本。相変わらず起承転結がはっきりしていて読み応えがあり、読後には爽快感が残る。多少ベタな展開にも前作で慣れて、楽しめた。主人公は大学院を一時休学して奈良の高校に短期間赴任する理科の教師。ある日突然、鹿に話しかけられ、鹿・狐・鼠の三者で当番制で...
ホルモーに続き、二冊目の万城目さんの本。相変わらず起承転結がはっきりしていて読み応えがあり、読後には爽快感が残る。多少ベタな展開にも前作で慣れて、楽しめた。主人公は大学院を一時休学して奈良の高校に短期間赴任する理科の教師。ある日突然、鹿に話しかけられ、鹿・狐・鼠の三者で当番制で守られる天変地異の鎮め物の「運び番」を任される。任務を無事終えるまで続く、自分にだけ見える我身の鹿化。サンカクとはなにか。三者のサイドにつく人間は誰か。そして、女子学生「堀田」は何を隠しているのか。様々な謎の合間に、日本神話や剣道のトーナメント、教師生活の細かなストーリーなどが散りばめられていて、面白かった。奥付に原稿用紙の枚数が書かれているのが不思議。(2007.12)
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万城目氏の第2弾。あいかわらず不思議な話でした。でもホルモーと同じで後半はその世界に入っている自分がいました。自ら購入して読むことはないタイプの本ですが、読めてよかったと思える本だった。
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19/12/19 2024/10/19、2回目オーディブル。声もよかった。まずいかりんとう、やら細かいところも面白い。
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ちょっと後半は蛇足な感じ。 ホルモーよりも映像化が難しそうだけど、これをドラマ化ですか。楽しみだね。剣道の試合の緊迫感をどこまで表現できるかな。でも、玉木はいいとして、堀田は誰なのよ。 (2007/12/14)
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すごく面白かったです。読む前は、こんなに壮大なお話しだとは思いませんでした。ストーリーが本当に緻密で素敵。ホルモーの方は未読なので、これから読んでみようと思います。
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神経質で人間関係が上手くいかない主人公。 大学の研究室でのいざこざから、彼をもてあました教授が 休暇がてら産休代理の非常勤講師として 奈良の女子高へ行って欲しいと彼に言い渡す。 そうして彼はしぶしぶ奈良へ渡ることに。 赴任早々、受け持ちのクラスで遅刻してきた女生徒、堀田...
神経質で人間関係が上手くいかない主人公。 大学の研究室でのいざこざから、彼をもてあました教授が 休暇がてら産休代理の非常勤講師として 奈良の女子高へ行って欲しいと彼に言い渡す。 そうして彼はしぶしぶ奈良へ渡ることに。 赴任早々、受け持ちのクラスで遅刻してきた女生徒、堀田と彼は最悪の出会いを果たす。 そんな前途多難な幕開けに神経をすり減らした彼が奈良公園で疲れを癒して休んでいると なんと突然鹿が話しかけてきた!? 「先生、目を探すんだ」 人間の間では「サンカク」と呼ばれているらしい「目」 サンカクとは何か―調べていくうちにわかる真実。 京都、奈良、大阪の系列三校で行われる剣道大会の 優勝者に贈られる「盾」のことをそう呼ぶらしい と知った先生は受け持った弱小剣道部の顧問を務め、優勝へ導こうと努力する。 なぜか堀田も剣道部へ入部し、共に優勝を目指すが―!?
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有川さんの本の感想を言い合ううちに紹介してもらった本がこれです。 確かにこれは凄い面白いです! 何が一番気に入ったってオチの付け方がすごい私好みでした。 途中のどんでんがえしの部分やどんどんわかっていく謎など、あと細かいとこの笑えるところがなんとも。(笑) おすすめです!
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