鹿男あをによし の商品レビュー
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テレビドラマを好きで観ていました。その時はEDを見て「へぇ~、原作があるドラマなんだ~」ぐらいに捉えていてそのまま終わりました。 先日、図書館に行きましたら、この鹿男あをによしがありましたので手に取ってみました。あらすじや展開を知っていながら本を読むことはあまりしませんが、何故だか今回は楽しみで仕方がありません。 テレビドラマだと、どうしても映像のほうに目がいきがちですが、読むにあたって台詞や心情に焦点をあてて読んでみたいと思います。
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TVドラマを3回ほど観たので、 何となくあらすじは知っていた。 大学の研究室から、奈良の女子高に臨時教師として派遣され、最初の授業に遅れてきた生徒の遅刻理由は、 “マイ鹿が駐禁をとられた”。 摩訶不思議な世界が、リアルに描かれている。 ラストがとても爽やか。
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ドラマにもなった本作。 イトの態度は最初意味不明だが、後半になり解説が入ってくる。 比較的読みやすいのではないのかと思われる。 マイシカをここでもってくるとは、驚かされシリアスなシーンではあるがフッと笑える部分もある。
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ものすごく非現実的な話だけど、とてもうまく結び付けていて、妙に納得させられます。 動物たちから見て人間ってこんな風に見えるのかなーって不思議な気分になりました。愚かだったり、欲深かったり、ひたむきだったり、情深かったり。 情景がとても綺麗で、奈良・京都をふらふら散歩したくなり...
ものすごく非現実的な話だけど、とてもうまく結び付けていて、妙に納得させられます。 動物たちから見て人間ってこんな風に見えるのかなーって不思議な気分になりました。愚かだったり、欲深かったり、ひたむきだったり、情深かったり。 情景がとても綺麗で、奈良・京都をふらふら散歩したくなりました。紫色の空を見てみたい。 真っ直ぐに相手だけを見つめて闘う姿はこんなにも綺麗なんですね。
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完全コメディかと思って読み始めたら、 最初は説明文が多くて退屈でした。 しかし中盤の鼠の使い番と勘違いした 大阪の先生に対する電話のやりとりで 爆笑。 鹿せんべいが案外美味しいらしいこと、平城京跡の地が どうなっているのか等実際奈良で確認したい事も満載でした。 今年行ったので、奈良入り前に 読みたかったです。 剣道の素晴らしさも神聖に描かれていました。 奇想天外なストーリーで 読み進めるごとに面白く、 最後はちょっぴり感動でした。 読書中、鹿にそっくりのチワワが一緒にいて、 喋る鹿を想像しやすかったです(^-^)
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よかった。とにかくよかった。ストーリー展開が奇抜で面白いのと、伏線が有機的にはられているのは、とにかくすばらしいが、細部でもかゆいところに手が届くような表現で、リアリティがありました。ホルモーよりも個人的には好きです。
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ドラマを見ていないので、イマイチ面白さを理解できず…。というか、私には万城目学は合わないってことだな。
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やっぱり万城目学の主人公は活躍どころが少ない。前も書いた気がするけど、そこが味なんだ。 なんの変哲もない、いってしまえばいっそ一般の少し下が主人公。いいよなぁ。 他の作品も読むぞ!
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なぜか友人からもらった本。 ずっと積ん読になっていましたが、読み始めると一気に読み終えてしまいました。 主人公の暗さが良いです。 どこまでいっても前向きにならない様子が好きです。 脇役(の人間)が描き方が弱いような気もしますが。 大人が読むファンタジー、としてよくできている...
なぜか友人からもらった本。 ずっと積ん読になっていましたが、読み始めると一気に読み終えてしまいました。 主人公の暗さが良いです。 どこまでいっても前向きにならない様子が好きです。 脇役(の人間)が描き方が弱いような気もしますが。 大人が読むファンタジー、としてよくできているなあと。
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かりんとう&ポッキーをお供に読みたい作品。学生時代、奈良の学校に通っていたので近鉄の奈良駅前の行基像で待ち合わせとか懐かしく思った。奇想天外な設定なのに読了後、スッキリ楽しい気持ちになるね。
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