アミ 小さな宇宙人 の商品レビュー

エンリケ・バリオス(著者),石原彰二(著者)

2011/11/06

なるほど。これは考えさせられる。
地球ごと幸せになる方法が書かれている。
そして、この方法は出来ないことじゃない。
そんなに簡単に出来る事でもないけど…

2011/08/19

ほのぼのとした、絵本のようなかわいい物語かと思いきや、多分に哲学的だったので驚きました。
タイトルの「小さな」という言葉からイメージされるものとはかなり違う内容だったのです。
ソフトな見かけで中身がハードという体裁は、『ソフィーの世界』や『One』を思い出させるものがあります。
私は苦手な語り口ですが、どこまで話が及ぶのか気になって読み続けてみました。

著者はチリ人。カソリックの強い南米らしく、キリスト教に根差した考え方が説かれているという印象です。
人類はみな兄弟だという話や、愛が何よりも大事、とするところなど。
「愛」は一番に大切で、地球の人が最高に大切と見做している「思考」は三番目だ、という記述がありましたが、では第二番目は何なのでしょう。
私の読み落としでしょうか。

著者は日本好きなのか、思惑はわかりませんが、作中にかなり日本の名前が登場していました。
宇宙船で二人が東京へ行ってみたり。
日本らしい描写は一切登場しませんでしたが。そしてすぐに宇宙船はアリゾナに飛んで行ってしまいました。

ほかに、少年が愛を感じた、青い肌の日本人少女。
なぜ日本人だと分かったのか、その説明も特にありませんでした。
遠い地のエキゾチック性を出すためでしょうか。

アミの話を聞くと、文明世界には嫉妬が存在しないということでしょうか？
所有をしないことが執着を呼ばず、幸せだといいます。
それは確かにその通りですが、すべてがそうだと人類は進化をしないのではないでしょうか？

ただ、あまり細かく考えようとはせずに子供の視点で読んでみると、アミを通して宇宙の広さと、公平性の大切さが伝わってきました。
アミは、自分が話したことは真理だけれど、おとぎ話という形で本に書くようにと、再三ペドロ少年に念押しします。
ファンタジーの形でしか、真理は伝えられないということでしょうか。

アミは、「大人はすばらしいことよりもこわいことの話の方が好きだ」と言います。
子供が読んだら「大人ってなぜ？」と不思議に思うことでしょう。
大人からすると、そういったわけではなくて、現実のいろいろなことが心配だからだ、と説明したくなりますが。

かなりあちこちに偏りがあるような気がしますが、少年が複眼的視野を手に入れる話としてはおもしろく読みました。
さくらももこの挿絵もとてもかわいらしいです。
翻訳が、あまり滑らかでなく、どこかぎくしゃくした文章だった点が、少し気になりました。
続編もあるようですが、私は今の段階では、とりあえずここまででいいかなと思っています。

2011/08/19

「愛が神なんだよ」の一言に目が覚める思いがする。
私の中である種の「神という形」のなかにとらわれていた「愛」がパッと反転した。
愛が神なら国境の無い世界も無所有の世界も可能だ。

2011/05/17

とても優しい宇宙人との出会いのお話。

輪廻信じますか？
私の物は、あなたの物。そんな考え方できますか？

2011/06/01

２０１２年の地球維新（宇宙への開国）に向け、ココロを揺り動かされつつ、たいせつに読み進めたい三部作のスタート。
大人が読んでから子ども達へと紹介したい物語。たぶんノンフィクション！？
⇒　http://resonohondana.seesaa.net/article/175960080.html

2010/11/17

ほんとうに大事なことが書いてあります。

ほんとうのことほど
大事なことほど
難しく表現しがちなあらゆるものを
ほんとうに大事なことだから
だれにでも気づいて欲しくて
やさしく分かりやすく書いてあります。

とっくに気づいていたひとはあらためて
そして
大切なひとに伝えたくても、どうしていいかもどかしかったひとも
自分には関係無い興味が無いと思っちゃってるひとも

おたがいにきもちよく生きていける

その答えが書いてあるシリーズです。

2010/09/02

職場の会員さんから頂いたもの。
良い子？になれそうな一冊です。
さくらももこさんの絵がとっても可愛いですよね！

2010/05/11

大事なのは

愛！

愛だよ＾＾

いろんなことにはっとさせられる物語。
わたしはアミを信じてるよ。

シリーズは３まであります。

2011/03/14

(1~3巻読了。）
面白い！すぐ読んでしまった。
今まで色んなところで勧められたり紹介されていたが
なんとなく遠巻きに断っていて等々よんだ本。
ニューエイジ系の考え。

3巻の感想。３部作の中で一番良かった気がする。
ロマンスについての記述がよかった。
心の中ですでに相手と会っているというか・・
またスピ系やニューエイジ系を読むと
人に奉仕できない生活ばっかりが見えてしまってダメだ、
もう読みたくない・・となってしまうが、
これはやりたくなった時にやればいい、義務はよくないというのが
とても心に残った。

2010/01/18

突然ペドロ少年の前に現れた、子供に見える宇宙人。
普段、普通に心の中にある「エゴ」に気付かされ、ドキッとする場面も多いです。
『世の中を仕切ろうとしている大人』にとって都合の悪い事が書かれています。
だから、あえて『子供向き』のように描かれています。
なぜこんなに「正義」や「正当」と名目に「対立」があるのか？
疑問に思った事がある人なら、納得のできる内容だと思います。

ＵＦＯは目撃されるけど、地球外知的生命が近くにいるなら、なぜちゃんと出てこない？

そんな疑問にも「なるほど…」の本です。