村上ラヂオ(1) の商品レビュー
純文学作品とこういう…
純文学作品とこういうかる目のエッセイと両方読めば、より両方の面白さが深まると思います。
文庫OFF
大橋歩さんの版画がス…
大橋歩さんの版画がステキにマッチしたエッセイ。「焼かれるブラジャーに思いを馳せるから小説家」という下りに、大変納得した私でした。
文庫OFF
短いエッセイによりそ…
短いエッセイによりそうような、大橋歩さんの版画がいいです。今までは佐々木マキさんや安西水丸さんの挿絵のイメージがあったんで、村上春樹の新鮮というか、新しい側面を見たような、いい感じ。
文庫OFF
最初は物足りない感じ…
最初は物足りない感じがしました 読み進めていくうちにそんなことは忘れていました。 どこかで読んだことあるような この本は松本人志の「遺書」と同じ雰囲気がする とふと感じました。私的ですが。 最後に 夕方のひげ剃り の挿絵がやけにリアルでした
文庫OFF
素朴な挿絵に癒される…
素朴な挿絵に癒されるエッセイです。肩の力を抜いて、リラックスしながら読みました。村上さんの独り言(?)にも、癒されます。
文庫OFF
他愛のない日常の出来…
他愛のない日常の出来事を綴ったエッセイに、大橋歩の銅版画が色を添える。「anan」に連載したものらしく、軽くてさらりとしていて、くどくないのがいい。
文庫OFF
ananで連載してい…
ananで連載していたエッセイをまとめたものだが男性が読んでも面白いです!カフカ賞おめでとうございます。
文庫OFF
著者が日常で体験したことをまとめたエッセイ本。酒のつまみとして最適な柿ピーの柿とピーナッツのバランス具合が絶妙であること、イタリア本場のパスタがおいしい反面、イタリア国境のパスタはまずい、うなぎやすき焼きがおいしい、ちらし寿司が関東と関西では別物であるなど、食に関するエッセイは...
著者が日常で体験したことをまとめたエッセイ本。酒のつまみとして最適な柿ピーの柿とピーナッツのバランス具合が絶妙であること、イタリア本場のパスタがおいしい反面、イタリア国境のパスタはまずい、うなぎやすき焼きがおいしい、ちらし寿司が関東と関西では別物であるなど、食に関するエッセイは割と多い。また著者のデビュー作『風の歌を聴け』が群像新人賞をとった当時について言及している。授賞式のために用意したスーツは、青山のVANのショップに行き、バーゲンで買ったという。受賞が決まり、出版社に向かって担当の編集者と会うが、そのとき編集者から「君の小説にはかなり問題があるが、まあ、がんばりなさい」と直接言われた。当時『風の歌を聴け』は物議をかもしたらさく、出版社内部でちゃらちゃらした小説で文学じゃないという声があった。さらに本書には人間の寿命、すなわち早死にした方がいいか、それとも長生きしたほうがいいかを語っている。本人としては少しでも長生きしたほうがいいと思っているが、長生きした作家の顔写真を見て、長生きするのもどうなのだろうと悩んでいる。というのも、早死にした作家は若いころのままに対して、長生きした作家は死ぬ前の姿が写真として残るためである。
Posted by
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
村上先生の小説はとっつきにくいイメージが勝手にあったのでためらったが、そんなのは杞憂に終わるくらい読みやすかった。 独特な見方、そしてそれを面白可笑しく言語化してしまうのが尊敬。 ユーモアたっぷりで一つ一つのお話が短めなので隙間時間にぴったり。 次作も読んでみたい。
Posted by
たしかにウィンドウズにはりんごのマークがついていないし、ゴルフはめんどくさいし、道路があれば走れるし、高級リストランテでパスタを「ずずず!」っという音を出してすすった男と凍りついた女の運命は気になる。
Posted by