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雪国 の商品レビュー

3.5

484件のお客様レビュー

  1. 5つ

    76

  2. 4つ

    126

  3. 3つ

    177

  4. 2つ

    41

  5. 1つ

    11

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2026/01/24

むずい!けど凄い!

私が初めてこれを読んだのは中学生の時でした。初めに思ったことは、むずい!何回か読んでやっと理解できました。しかし、初めて読んでから一貫して変わらない感想。それは文章の美しさです。人生で読んだなかで一番の本だと思います。特に情景描写がきれいで、思い浮かべるにとどまらず、まさにその場...

私が初めてこれを読んだのは中学生の時でした。初めに思ったことは、むずい!何回か読んでやっと理解できました。しかし、初めて読んでから一貫して変わらない感想。それは文章の美しさです。人生で読んだなかで一番の本だと思います。特に情景描写がきれいで、思い浮かべるにとどまらず、まさにその場にいるような気にさせてくれました。個人的には、最後の方火事と天の川の描写が一番好きです。

ななやな

そうか、カワバタは大…

そうか、カワバタは大阪人だったのか。ガス自殺したんだな。あたりまえの常識かもしれません。すみません。2,3歳で父母をなくした悲しみが、その作品の奥深くに流れている気がします。

文庫OFF

「伊豆の踊子」と並ん…

「伊豆の踊子」と並んで最も有名な作品であると思われる。有名な冒頭の一文から物語の世界に引き込まれる。

文庫OFF

流石名作。まだ読んで…

流石名作。まだ読んでない方は是非一度読んでみては。

文庫OFF

主人公島村の恋愛観は…

主人公島村の恋愛観は最後には踏みとどまるある意味冷めた感があるのに対し、駒子の一途で真っ直ぐな思いが文面全体にひしひしと伝わってきます。それがこの作品の醍醐味ですね?冒頭の汽車の窓に重なって映る車内の少女の顔と外の風景の描写は作者のすごさが感じられます。

文庫OFF

素晴らしい名文章の宝…

素晴らしい名文章の宝庫。女性描写が上から見下ろしたような感じなのですが、自然描写だけでも読む価値はあります。

文庫OFF

2026/03/01
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

高校時代、国語教師が「行間を読め」とよく言った。書かれていないことを読めという教師に「無理だろ」と反発していたけど、今は少し分かる。言語という構造の上に物語のイメージが3Dで立ち上がって世界は完成する。言語(左脳由来)は、イメージ(右脳由来)を立ち上げるための土台に過ぎず、イメージを完成させるには行間というデテイルを自分の想像力で補う必要がある。

Posted byブクログ

2026/02/20

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』 とはじまるこの小説 この一文があまりにも有名で これだけで満足してしまいそうになる きちんと読んだのは これが初めて 読んでいくうちに 島村がこの雪国から自宅に帰る場面があった 『国境の山を北から登って、長いトンネルを 通り抜けてみる...

『国境の長いトンネルを抜けると雪国であった』 とはじまるこの小説 この一文があまりにも有名で これだけで満足してしまいそうになる きちんと読んだのは これが初めて 読んでいくうちに 島村がこの雪国から自宅に帰る場面があった 『国境の山を北から登って、長いトンネルを 通り抜けてみると、冬の午後の薄光りはその地中の闇へ吸い取られてしまったかのように、 また古ぼけた汽車は明るい殻を トンネルに脱ぎ落として来たかのように、 もう峰と峰との重なりの間から暮色の 立ちはじめる山峡を下っていくのだった。 こちら側にはまだ雪がなかった』 雪で明るかった景色が 雪のない日暮れの中に移る時の様子 まるでタイムスリップから戻ったような はたまた異世界から現世界に戻ったような そんな表現の仕方が やはり美しいのだろうなと思う はじめから最後まで島村の心の中には 葉子が見え隠れしている 汽車で一緒だった時の 硝子に移る葉子の姿 美しい声 可愛らしくまとわりつく駒子よりも やはり葉子が気になっている そして 「いい女だよ」と言う島村に対して 駒子が勘違いして怒っていた場面 どのように勘違いしていたのか? まだ理解できていない 雪深い温泉地でのいわゆる遊びの恋 自宅には妻も子もいる 現実から逃れてすごすこの世界 雪に囲まれて動けなくなる前に 抜け出さなければと 思いはじめた矢先の衝撃の出来事 島村はやがてここには 訪れなくなるのだろうなと思う 寒い夜に読むには寒すぎる小説 雪が降る前の山の景色 寒さで頬が赤い駒子 冬の澄んだ夜空の天の川 冬はとにかく何もかもが美しくなる 寒いほど美しいのです もう寒くてたまらない 今日は特に冷えます

Posted byブクログ

2026/02/15

学生の頃に教科書で読んだきり、触れてこなかった古典文学。 冒頭のフレーズしか知らず、どんなお話なのかも知らない。 平たく言うと、男女の恋愛話なのね。 島村がどこまでも駒子に気のあるそぶりを見せながら全く手を出さない、そのどっちつかずな姿勢に悶々としながら読んだ。 景色の描写が美...

学生の頃に教科書で読んだきり、触れてこなかった古典文学。 冒頭のフレーズしか知らず、どんなお話なのかも知らない。 平たく言うと、男女の恋愛話なのね。 島村がどこまでも駒子に気のあるそぶりを見せながら全く手を出さない、そのどっちつかずな姿勢に悶々としながら読んだ。 景色の描写が美しい、とされている作品だけれど、それ以上に読みにくくてなかなか進まなかった。 音読してみると多少は頭に入ってきた。だがそのおかげで1冊読み終えるまでに2つくらい季節が変わった。 最初に出てきたのが葉子だったから、これは島村と葉子のお話なのかと思っていたら、いつの間にか駒子という別の女が出てきた。どっちなの?とすぐ結論を求める私は現代人らしいのかも。 結末が分かりやすくて流れが読みやすいお話ばかり読んできたからもだもだしちゃったけど、現実にありそうなのはこういう心の動きかもしれない。 昔の言葉遣いに触れたい、が目的で手に取ったから、注釈や解説はすっ飛ばし。読みたくなったら読む。 実際私は雪国に住んでて、確かにその表現は美しいな、と感じる一文が2.3あった。 美しさって綺麗なだけじゃなくて怖さも兼ね備えているからね、それが感じられる一文だった。

Posted byブクログ

2026/02/11

昔の人の書き方なのかもしれないけど、展開が早すぎて情が追いつかない。あと川端康成は情事を敢えて記述しないので、島村がいつ駒子に引かれているかよくわからなかった笑

Posted byブクログ