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図南の翼 の商品レビュー

4.5

133件のお客様レビュー

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    70

  2. 4つ

    32

  3. 3つ

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2018/10/09

十二国の一つ恭の新しい王がたつまでの冒険譚。 子供と侮るなかれ、強いぞ! そして、黄山途中で出てくるあの人!泣けてくるー!!

Posted byブクログ

2018/02/16
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

この巻は、「恭州国」の前王の崩御後から新王即位までの話で、この新王は商家の娘「相家珠晶」が国を憂いいて昇山した。

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2016/02/20

恭国には27年王様がおりません。 そのため妖魔が跋扈し国が傾いております。 そんな中、何不自由なく暮らす一人の少女【珠晶】が昇山を試みる物語です。 物語の終盤で語られる彼女が昇山を決めた理由には心を打たれます。 黄海を渡る旅の一行からも学ぶものがあります。

Posted byブクログ

2015/11/06

再読。 シリーズ随一の明るさを持つ作品ではないだろうか。 微笑ましい一作。 乾県の悪質な朱氏はこの後、どえらい目に合うんだろうなと考えるとじんわり楽しい。 以前登場した哀しい出自のあのキャラが再登場。 これには嬉しい驚き。 またもや満足。

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2015/10/17

十二国記シリーズ 何不自由なく、豪商の娘として育った少女が、先王の没後、荒廃した供国を憂い、蓬山を目指す物語。 「大人がやらないんだからしょうがないじゃない」 気の強さと純粋さを併せ持った少女が 出会った大人たちに助けられつつ王になる 前作でちらっと出てきた供王は、こうや...

十二国記シリーズ 何不自由なく、豪商の娘として育った少女が、先王の没後、荒廃した供国を憂い、蓬山を目指す物語。 「大人がやらないんだからしょうがないじゃない」 気の強さと純粋さを併せ持った少女が 出会った大人たちに助けられつつ王になる 前作でちらっと出てきた供王は、こうやってできたのか

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2015/04/13
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

再読了。 たまーにすごく読みたくなりアニメも見返しちゃったりする作品で、中でも図南の翼が一番好き。 描写もすばらしいのだけど、珠晶の考え方、運の強さ(天が味方についてるからだけど)は気持ちがいい。 終わりの方で、泣きながら心情を吐き出すところは、小さい体でいっぱい抱えてたんだなってホロリとして、

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2015/04/26

この話が一番好きかも。 これまでのいろいろな話が絡む。 更夜がこんな重要な役で出てくるとは思わなかった。 周りの大人が何もしないから、自分がやるんだということを平気で言う子供っていったい。 王になるべき人を皆が助けていく。自分のことしか考えられない奴はどんどん脱落していく。 王に...

この話が一番好きかも。 これまでのいろいろな話が絡む。 更夜がこんな重要な役で出てくるとは思わなかった。 周りの大人が何もしないから、自分がやるんだということを平気で言う子供っていったい。 王になるべき人を皆が助けていく。自分のことしか考えられない奴はどんどん脱落していく。 王になれなければ、騎獣を捕まえる。その達観した感じには恐れ入る。 周囲をよく見て、どうしてかを考えて成長していく姿がいい。

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2014/12/16

風の海 迷宮の岸で、驍宗や李斎はこの道を経て象山してきたんだなあと考えるとまた感慨深い。 珠晶の考え方にも見習うべきところがあって、彼女の気持ちいいほどのまっすぐぶりは簡単ものだった。

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2014/10/12

十二国記シリーズは、どんな自己啓発本を読むよりも強く自分を奮い立たせてくれる。図南の翼はシリーズの中でも物凄い傑作だと思う。圧巻の一言に尽きる。

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2014/09/07

何不自由なく豪商の娘として育った少女・珠晶は先王の歿後、荒廃した恭国を憂い自ら王となるため蓬山を目指す。侍女の衣を失敬し家を抜け出したものの騎獣をだましとられ、苦難の末に辿り着いた蓬山には自らを恃む人が溢れていた。だが、最後に麒麟が跪いたのは……。十二国供王誕生への遠大なる旅の物...

何不自由なく豪商の娘として育った少女・珠晶は先王の歿後、荒廃した恭国を憂い自ら王となるため蓬山を目指す。侍女の衣を失敬し家を抜け出したものの騎獣をだましとられ、苦難の末に辿り着いた蓬山には自らを恃む人が溢れていた。だが、最後に麒麟が跪いたのは……。十二国供王誕生への遠大なる旅の物語!!(裏表紙より) 十二歳の少女と、何かの巡り合わせで一緒に旅をすることになった男たちが織り成す物語。一晩で読み終えてしまいました。前編も面白かったけど、今編も負けず劣らず面白かったです。 話自体は珠晶が黄海へ旅立つことを決意をしてから王になるまでの冒険をひたすら描いた非常にシンプルなもので、そういう意味では前編のような「このあとどうなるんだろう!?」みたいなワクワク感はありませんでした。ただ、冒険の過程の中で「大人になるということ、王になるということ」を苦悩しながらも学んでいく、その過程がとても考えさせられるものでした。スケールは全然違いますが、「職場の上司になることとはどういうことか」という問題ととても似たところがあるような気がします。 要は、多くの人の上に立つ人間はきれいごとだけでは通らないけれども、一方で信頼がなければ組織そのものが成り立たなくなるということ。それを理解するための過程が大事であって、答えだけを求めてもそれは本質を見極めたことにはならないことだ。私はそう理解しました。 各編で全く違った面白さを感じさせてくれる十二国記シリーズ。次編にも早く手をつけたい! ちょっとネタバレになってしまいますが、利広の正体については私の想像とは全然違っていました。絶対トラブルにつながる側の存在だと思ってたのに…。「常に笑顔な人ほどだいたい悪役だ」という思い込みも大概にしておかなくちゃいけませんね笑

Posted byブクログ