悪意 の商品レビュー
予備知識無しで読むのが最上。まさに悪意そのものが胃にもたれる(ほめ言葉)。NHKでドラマ化(佐々木蔵之介主演)されたけどそちらもおすすめ。
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暴かれていく真実。一人一人の人間性が、全くもって面白く文章に表されている。こんな対話中の相手なしの応答文は初めて見た。
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書かれているもの全てが真実ではない。 人は先入観を持ってしまう生き物だ。 って感じですね。 面白かったです。発想が凄い。
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ショックです。何がショックかって、自分でもビックリするくらいこの作品を受け入れられなかったこと。「東野圭吾にだまされる」というのは、ある種東野ファンにとっては快感であると私は考えています。事実、今まで読んだ作品のなかで騙され、驚かされ・・・それは全て彼の魅力であり、それを私は快感...
ショックです。何がショックかって、自分でもビックリするくらいこの作品を受け入れられなかったこと。「東野圭吾にだまされる」というのは、ある種東野ファンにとっては快感であると私は考えています。事実、今まで読んだ作品のなかで騙され、驚かされ・・・それは全て彼の魅力であり、それを私は快感としてきたはず。しかし、今回、史上最高といえるほど騙されたこの、人間の嘘、まさに悪意に満ちた作品の読了感が、今までにないくらい後味が悪かった。きっとそれはこの作品のテーマの一つである「メモによる先入観」が絶えず私を支配していたからだと思います。そして私はそこから抜け出せなかった。時が経ち、再読してみる気が起きた時に、この作品の魅力を見出せたらいいと思うのですが。少なくとも今の私にはこれは受け入れられませんでした。でも一つだけ、この作品のコンセプトは素晴らしいと思いましたよ。事実すっかり騙されているわけですからね。
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読んですぐ犯人発覚・・しかし・・。人物像や動機に難ありなものの、登場人物も少なくそれなりに納得。なかなか面白い。
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悪意に関わらず、一人の主観から判断するのではなく自分で納得できるよう様々な方向から取り入れて判断していく必要がある。一人の意見を聞き、第三者の立場にたったときの自分の姿と、本を読んでる時の感想が見事に一致した。
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白夜行」の次に好きな東野作品はこれですねー。 なんかもう騙された。すこーんと騙されました。キィィ!! 私は多分思い込みやすい性質なので、こういった思い込みを逆手に取った話にハマってしまうんだろうなー・・・ 絶対名探偵にはなれないでしょうね、私(笑)
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再読する必要あり。最後のオチ忘れてます。面白かった記憶はあり。アマゾンより:人気作家・日高邦彦が仕事場で殺された。第一発見者は、妻の理恵と被害者の幼なじみである野々口修。犯行現場に赴いた刑事・加賀恭一郎の推理、逮捕された犯人が決して語らない動機とは。人はなぜ、人を殺すのか。
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結末が二転三転して面白い。人物の印象の刷り込みがうまいため、ころっと騙されてしまった。先入観はおそろしい。 た・だ、これだけではないが東野圭吾は小学生時代のコンプレックスなり出来事に重きを置きすぎる傾向にある気がする。動機になるほどと思っても、どうも得心がいかないことが多いなあ。...
結末が二転三転して面白い。人物の印象の刷り込みがうまいため、ころっと騙されてしまった。先入観はおそろしい。 た・だ、これだけではないが東野圭吾は小学生時代のコンプレックスなり出来事に重きを置きすぎる傾向にある気がする。動機になるほどと思っても、どうも得心がいかないことが多いなあ。。。案外動機なんてそんなものかもしれないが。
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人気作家が殺害される。 捜査にあたるのは”加賀刑事”。容疑者は比較的すぐに絞られるのだが・・。 被害者と容疑者との過去、その背景など、展開のかわり具合が面白かった。 タイトルの”悪意”も、読み進んでいくと全く想像と違うものに。
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