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悪意 の商品レビュー

3.9

1236件のお客様レビュー

  1. 5つ

    300

  2. 4つ

    508

  3. 3つ

    307

  4. 2つ

    34

  5. 1つ

    8

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2009/10/04

またしても加賀刑事。 犯人は早くわかるのにそのあとが、ね。 2007.09.10 珍しく1日で読み終わり。

Posted byブクログ

2009/10/04

加賀刑事のでてくるシリーズ。 思ったよりもあっさり犯人が捕まってしまったと思ったら、 大間違いでした。。 少しずつ見えてきたはずの事件の真相が実は偽者!? 犯人の仕掛けた罠にはまりまくりでした。。

Posted byブクログ

2011/08/31

登場人物の手記や回想、記録を通じてストーリーが展開されていく。裏の裏、どんでん返しの結末には驚かされた。先入観を持って人物を捉えるのは危険だなと思った。憎悪の理由に怖さを感じるまさにタイトル通りの作品だ。(07年8月26日)

Posted byブクログ

2009/10/04

殺人犯の動機探し、まさかの結末でした。 文庫版の桐野夏生さんの解説もよかった。 「叙述というものは、最初から呪術的な力を持っている」「それは本書が人間の底知れぬ悪意を描きながらも、いつの間にか「記録」することに封じ込められた男の悲劇、と読めなくもないからである。」 いじめについ...

殺人犯の動機探し、まさかの結末でした。 文庫版の桐野夏生さんの解説もよかった。 「叙述というものは、最初から呪術的な力を持っている」「それは本書が人間の底知れぬ悪意を描きながらも、いつの間にか「記録」することに封じ込められた男の悲劇、と読めなくもないからである。」 いじめについて、教師の出来ることについても考えさせられました。

Posted byブクログ

2009/10/04

人気作家が仕事場で殺される。 第1発見者は妻と作家の幼なじみ。 幼なじみと刑事,それぞれの手記で物語が構成される。 逮捕された犯人が決して語らない動機とは…。 犯行を隠すと言うよりも動機を隠すためのトリック。 その動機はなかなか明らかにならない。 人が人を殺すという行...

人気作家が仕事場で殺される。 第1発見者は妻と作家の幼なじみ。 幼なじみと刑事,それぞれの手記で物語が構成される。 逮捕された犯人が決して語らない動機とは…。 犯行を隠すと言うよりも動機を隠すためのトリック。 その動機はなかなか明らかにならない。 人が人を殺すという行為に至る悪意は, やはり本人にしか理解できないものかもしれない。 練馬署の敏腕刑事・加賀恭一郎が登場する。

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2009/10/04

これも随分複雑で深い話だったー。 ☆ネタバレ☆小説家、日高の殺人事件を軸に、その中学生時代の友人野々口と、元同僚で今は警察の加賀の手記を元に物語は展開されていく。何回も何回も読者の予想を裏切る展開があるから驚き!まずは友人であり第一発見者だった野々口が犯人ってところで驚き、更に逮...

これも随分複雑で深い話だったー。 ☆ネタバレ☆小説家、日高の殺人事件を軸に、その中学生時代の友人野々口と、元同僚で今は警察の加賀の手記を元に物語は展開されていく。何回も何回も読者の予想を裏切る展開があるから驚き!まずは友人であり第一発見者だった野々口が犯人ってところで驚き、更に逮捕されて、その理由が、日高の奥さんを愛し、日高殺人未遂事件をおこしてしまい、証拠が残っているが故に、ゆすられ、ネタを提供し盗作されていたことに、殺人を犯す。それで一件落着過と思いきや、違って、それを加賀が暴く。本当の理由は、中学生時代のいじめの問題を日高が小説に書こうとしていて、それがあまりにリアルで実話だったために、訴えられていたという事件が深く関わっていて、そのいじめに関わっていた自分を守るためにさっきの奥さんのことや盗作などの動機をでっち上げていたのです・・・・・なんでそこまで・・・それは他でもなく、中学生がただなんとなく気に入らないからいじめる、その心理が動機だった。というオチ。日高は本当はいい人なんだけど終始悪いやつ、と思わせる、先入観を、猫殺しで警察にも読者にも与えていた、その野々口てか東野圭吾はすごい天才だなーって思った。そういう先入観って恐ろしいものだと思うし、こうだから、こうという理屈では説明できないような人間のもつ悪意への感情っていうのは本当に恐ろしいものだなと改めて感じ、はらはらしました。

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2009/10/04

加賀刑事シリーズの初期の作品。事件を通じて彼の過去が明らかになったり、意外な結末だったりと、一気に読んでしまいました。(2007/6/23読了)

Posted byブクログ

2009/10/04

こりゃすげー。複雑だわね。 読んでるあたしは推理どころじゃなくって「フムフムそうゆうことですかー」って観察してるだけというかなんちゅーか。

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2009/10/04

加賀シリーズ。 そりゃ、騙されるよ。 あの台詞で気づくのなんて無理だよ。 変だなとは思ったけどさ。

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2009/10/04

この作品、犯人は前半であっさりとわかってしまい、おや?、と思うけどここからがおもしろい。犯人の「動機」がまるで分からない。しかし執念深い刑事の捜査により徐々にその真意が明らかになりやっと解決か、っと思ったところで何故か余っているページ数・・・?。ここから先は何が書かれているのか・...

この作品、犯人は前半であっさりとわかってしまい、おや?、と思うけどここからがおもしろい。犯人の「動機」がまるで分からない。しかし執念深い刑事の捜査により徐々にその真意が明らかになりやっと解決か、っと思ったところで何故か余っているページ数・・・?。ここから先は何が書かれているのか・・・。この作品のおもしろさは、真実だと思ったことがバタンと音を立ててひっくり返る、そのたびに犯人と被害者の関係も彼らの性格もすべてまるっきり違って見えるところにあると思う。 全体的に淡々としていて地味な感じだったけど、二点三点する後半部分はさすが東野圭吾だなっと思った作品です。

Posted byブクログ