九マイルは遠すぎる の商品レビュー

ハリイ・ケメルマン(著者),永井敦(訳者)

ごく短い文章から導き…

[文庫ＯＦＦ]

ごく短い文章から導きだされた推論と結論が現実の犯罪にぴったりと合致して、誰もが驚き呆然とするはずです。

本格推理の古典で、短…

[文庫ＯＦＦ]

本格推理の古典で、短編集です。表題作は「九マイルは遠すぎる。雨のなかならなおさらだ。」という言葉を耳にしたニッキイ・ウェルトが、そこから純粋な推論だけを積み重ねてついに犯罪を暴くというもので、高校教師だった作者が何年も推敲したものだけあって完成度がすごいです。他の短編も面白くって、とにかく推論の積み重ねが鮮やか！読んでるこっちも頭が回転してる感じです。

ニッキイ・ウェルト教…

[文庫ＯＦＦ]

ニッキイ・ウェルト教授を主人公にした驚異の推理短編集。表題作はあまりに有名な短編ですが、私個人はしっくりしない箇所があってどうも納得してませんが、頭の体操好きな方は一読ください。

収められた九編すべて…

[文庫ＯＦＦ]

収められた九編すべてが古典的を通り越して原始的ですらある粒よりの本格ミステリなので、ミステリ好きだけど海外ものはちょっとなー、とか、古い作品はトリックもひからびてて敬遠したい、という向きには是非是非お奨めしたい。派手さは無いが手堅くフェアなのでゆったり安心して読める。まさに安楽椅子。

超有名ミステリ。短編…

[文庫ＯＦＦ]

超有名ミステリ。短編集でもあるのでロジックもの入門編の一つとしてオススメ。キャラクターの魅力のせいか意外にすんなり読めるはず。

2024/05/02

表題作短編「九マイルは遠すぎる」は1947年に発表、中の最終作はそれから20年後。いずれにせよ、50年以上前の安楽椅子探偵ミステリ。
その頃のアメリカの通信手段や移動手段等、推理の前提がわからないながらも、本格推理小説としてとても楽しめました。。
ニューイングランド州の古き良き（かつて憧れた）アメリカが感じられて、それも良き。

2024/04/24

東西ミステリ海外版の68位。有名な安楽椅子探偵の名作です。

なんですが、自分には余りハマりませんでした。文章が読みにくいのと(地名/似たような人物名とニックネーム)、海外の大学教授の世界、と言う馴染みのない設定で途中途中飛ばし読みになってしまいました。

ブラウン神父の童心もそうだけど、この時代のこの程度の真相だとやっぱり今読んでキツいものが有ります。

冒頭の"9マイルは遠すぎる"と"わらの男"、"時計を2つ持つ男"は割と良く出来てると思いました。

2024/04/13

初めと最後の話が特に面白かった

安楽椅子探偵って少し無理矢理感のある作品が多いけど、本作はそこまで飛躍した論理無いから読んでいておーっとなった
正確に言えば多少論理の飛躍はあるけど、それを裏付ける論理が出てきてじゃあそれしかないな！と納得してしまつ

当時の大学教授って楽しそうな仕事だなあ、、、

2024/03/31

本格推理小説。短編集なのですが、どれも秀逸な作品ばかり。見事な推理で事件を解決していく、爽快感があります。面白かったです。

2024/03/30

まっちゃん本！

面白い！！！！なんだこれ！
うわぁー！！！！なにそれ！！！！

翻訳がちょっとわかりづらいのはあるんだけど、それすらワザとか！？と、思うくらいに惑わされる。笑

短編なんだが、毎回覆す。
テーブルをひっくり返すごときに。

九マイルは遠すぎる
っていうこの題名も、ここから発展させて、なぜこの発言に至るか？っていう推理から
なぜか犯人に至る。

周りの天気や、その時の流れや、場所など
全てをヒントにして、
犯人を見つけ出す。

あーもう全て、圧巻。

読みながら、くるぞーくるぞーひっくり返すぞーってニヤニヤしながら読んじゃった。

すっごいとこからひっくり返してくるからな。ニッキー。笑

#めちゃくちゃ面白い
#著者は亡くなった
#残念
#他のも読んでみたい
#まっちゃん本
#いつもありがとう
#自分じゃ絶対買わない！
#新しい発見
#初めての著者
#出会えてよかったー
#短編
#ひっくり返すよー！！！