ムーミン谷の仲間たち の商品レビュー
ムーミン谷の仲間たちの、ひとり一話の読みきりの、物語の集まり。 旅先ではい虫と出会うスナフキン、りゅうを見つけるムーミントロール、 ニョロニョロと旅に出るムーミンパパ、そして「プー」と言って泣くスニフがかわいい。 MVP:ニンニ(挿絵の笑顔がすてきです)
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ムーミンシリーズのキャラクターそれぞれの短編エピソード集。 どのキャラクターも、ホントに人間くさい(笑)感情を持っていて、 ファンタジーはファンタジーなんだけれど、どこか身近な 手ごたえを感じさせてくれる作品です。
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短編集。 人間よりも人間らしいムーミン谷の仲間達。 ニンニよりもミイ。 ヘムレンさんよりもその親族。 スナフキンよりもティーティーウー。 が好き。 フィリヨンカの話は、人事とは思えない。 なんという、カタルシス。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
読んだ期間*2009年9月27日〜9月29日 “みんなは空を見あげました。 空は真っ黒で、遠くはなれていました。 でも、夏よりも千倍も多くの星、 信じられないくらいたくさんの星がでていました。”
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ヤンソンの童話においてわりかし初期の作品。 短編集なので、本当に仲間たちの紹介として話がすすむ。個人的にフィリフヨンカの「気持ちのよい隅っこ」と、いじめによって目に見えなくなったニンニの"モノによる行動表現"と、ヘムレンさんの沈黙遊園地が好き。 さすが...
ヤンソンの童話においてわりかし初期の作品。 短編集なので、本当に仲間たちの紹介として話がすすむ。個人的にフィリフヨンカの「気持ちのよい隅っこ」と、いじめによって目に見えなくなったニンニの"モノによる行動表現"と、ヘムレンさんの沈黙遊園地が好き。 さすがに動植物キャラクターとストーリーの合致が見事。
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たいへん洗練された童話。 そして繊細な心の動きがとてもよく描かれています。 一人一人の愛しい存在。 これは無人島に持って行く10冊に入ります。 もし、ムーミンシリーズの中の1冊を読むのでしたら、これが絶対お勧めだと思います。
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「あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ」(スナフキン) ヘムルたるものが、ただはらをきめることができなかったばかりに、じぶんのすきでもないしごとを一生つづけなければならなかったのを、とてもおもしろいことに思ったのでした。(ヘムルたち) ヘムレンさ...
「あんまりおまえさんがだれかを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ」(スナフキン) ヘムルたるものが、ただはらをきめることができなかったばかりに、じぶんのすきでもないしごとを一生つづけなければならなかったのを、とてもおもしろいことに思ったのでした。(ヘムルたち) ヘムレンさんは、くみたてたりうちつけたりして、はたらきにはたらきました。すると、そうやってはたらいているうちに、心ならずも、このしごとが気にいってきたのです。
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冬の澄んだ空のように孤独で、暖炉の火で温められた家のように優しい短編集。ムーミンはアニメも漫画もあるが、どれも別物。小説が断然好きだ。
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題名もそのまま、ムーミン谷の仲間たちについてかかれた九章からなる短編。初めてムーミンを読む人はこれから読むといいと思う。 好きなのは「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」と「目に見えない子」前者は大きな災難がやがて来るとおびえて暮らすフィリフヨンカのところに実際竜巻が...
題名もそのまま、ムーミン谷の仲間たちについてかかれた九章からなる短編。初めてムーミンを読む人はこれから読むといいと思う。 好きなのは「この世のおわりにおびえるフィリフヨンカ」と「目に見えない子」前者は大きな災難がやがて来るとおびえて暮らすフィリフヨンカのところに実際竜巻が現れると・・・という寓話的な話。後者も寓話的でおばさんに皮肉を言われ続けたのである女の子が見えなくなってしまい、困ったおしゃまさんがムーミン家に連れてくるお話。ムーミン家の養子になったミーがおどおどしてばかりの見えない女の子に「戦うことをしない人間は顔がもてなくて当然!」とおこって見せるのが圧巻。 ムーミンの中でみんなのあこがれるのはスナフキンだと思うけど、腹違いの兄弟のミーのほうが百倍かっこいい。百倍自由だし。
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