ステップファザー・ステップ の商品レビュー
12年に連続ドラマになるということで…読んでみました。擬似親子の微妙な付き合いは面白いと思います。ただ、クライム・コメディとしてはどうだろうか?(その系統を私が嫌いということもあるが…)
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ずっと昔に読んだ赤川次郎の「砂のお城のお姫さま」(たぶん)を思い出した。なにせ「お姫さま」たちと同世代で読んだのだから30年近く前だ。あちらは女の子二人、こちらは男の子ふたり、あちらは「おじさん」の家、こちらは子供たちの家、という違いはあるけれど。 どちらも隣にあるかもしれない、...
ずっと昔に読んだ赤川次郎の「砂のお城のお姫さま」(たぶん)を思い出した。なにせ「お姫さま」たちと同世代で読んだのだから30年近く前だ。あちらは女の子二人、こちらは男の子ふたり、あちらは「おじさん」の家、こちらは子供たちの家、という違いはあるけれど。 どちらも隣にあるかもしれない、でもまずない冒険譚として楽しく読んだ。
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あれ?これ、大沢在昌さん?て確認しちゃうほど何だか似てた♪ハートフルな物語り。どんどん愛情が湧いちゃって、しまいには嫉妬でスネちゃう「お父さん」が読んでてクスクスしちゃった!本当の親が帰らないで、このまま3人が一緒に居て欲しいな~なんておもっちゃいました。
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あ~~~続編、単行本化されないのか~~。でも続編のあらすじや読んだ人の感想を読むと、読まなくてもよさそう。 30年近く前の作品なので、今と通信事情が大幅に違っている辺り、当時を知らない若い読者は当惑するんじゃないだろうか。なんで携帯持ってないの?とか、メールすればいいじゃん、とか、或いは公衆電話って何?とか。もう続編を出すのは厳しいんじゃないか、と勝手ながら思ってしまう。 でも初出は1991年。こんなに古いカンジがするのに、時代は既に平成になっていたのだな。(2018-12-16L)(2019-01-12L)
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孤独で淡々と仕事をこなす泥棒が、ひょんなことから双子の小学生男子の“お父さん”に。泥棒、偽札、誘拐と物騒なワードがたくさん出てくるのに、双子と不器用なお父さんとのやりとりにほっこり。 ふふっと笑える、あったかいストーリーだったな(´-`)
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宮部みゆきさんのファンになったきっかけの本 最初に読んだのは小学三年生の時。その時はただ単におもしろーいみたいな感じ 高校生の今読み返すとまたちょっと違った感想になる。血は繋がってなくても本当の家族なんだなあって 何よりほんとに読みやすくって双子と泥棒の会話が笑っちゃうくらい微笑...
宮部みゆきさんのファンになったきっかけの本 最初に読んだのは小学三年生の時。その時はただ単におもしろーいみたいな感じ 高校生の今読み返すとまたちょっと違った感想になる。血は繋がってなくても本当の家族なんだなあって 何よりほんとに読みやすくって双子と泥棒の会話が笑っちゃうくらい微笑ましいw
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巻末に「この本は1993年三月に小社より刊行されたものです。」と書いてあり、つまりは25年前の話なわけだ。私が前回読んだのは20年ほどまえだろうか、「面白かった」という以外何の違和感もなく読めたが、やはり時が経つと本文中に今は化石化したモノたちが登場する。ワープロ、文通、西武の秋...
巻末に「この本は1993年三月に小社より刊行されたものです。」と書いてあり、つまりは25年前の話なわけだ。私が前回読んだのは20年ほどまえだろうか、「面白かった」という以外何の違和感もなく読めたが、やはり時が経つと本文中に今は化石化したモノたちが登場する。ワープロ、文通、西武の秋山や清原…そして子どもの自由。 自分にとっては、ついこの間のことのように思える25年前の世界を、文章という形で客観的に触れると「あぁ、随分と時は流れたのだなぁ」と実感する。 しかし、68刷の増刷が物語るように、1人の泥棒と少々変わった賢い双子の少年たちが繰り広げる世界は決して古く感じないのだ。2018.8.16
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ライトな感じで読み易い。泥棒が双子の父親代わりになる話なんだけど、コメディータッチで笑える。読んでいく内に泥棒の感情移入が伝わって来る…この本を読むと、どんな悪い奴でも幼い子供から頼られたら嫌とか、出来ないとか言えないんじゃないんだろうなー…そんな心が芽生えて主人公が色々と擬似的なダメな親になった時の、やさぐれる様は切なくもあるし理解できるような気がする。恋愛と違ったものが芽生えるんでしょう。自分の血の繋がった子供なんてこんなものじゃないのがわかる!が、この本を読むと理不尽な世界もあるのだろう…でも、私は絶対に出来ないと思った。無理!笑 最近読んだ本の泥棒の気持ちが「掏摸」と重なった。
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久しぶりに宮部みゆきを読んでみようと思い 何となくタイトルで選んだ作品。 ステップファザーとは継父の意味だったのですね。 泥棒がヘマをこいて両親が同時に蒸発して見捨てられた 双子に助けられ、何となくその双子の父親のようになる話ですが 時代背景が90年代ということもあり少し古臭い印象を受けるのですが 物語の大筋にそこまで引っかかるものではないです。 双子が謎めいた良いキャラをしているのですが毎回のように 主人公+読者をミスリードさせて双子に疑いの目を向けさせるのですが 最終的には双子と主人公の泥棒との間にしっかりとした絆が出来て 本当の家族のようになっていくのが心温まります。 読んでいる時はそこまでのめり込むわけではないのですが なぜか続きが気になる不思議な作品でした。
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随分前に買って確か少しは読みかけていたような。ずっと積読だったのを引っ張り出してみた。宮部みゆきだったのか。宮部みゆきってなんかイマイチ好きになれずにいるけど、こんな明るいミステリーを書いてたこともあるのね、という。ドラマ化もされていたはず。そちらも途中まで見ていたかも。明るいの...
随分前に買って確か少しは読みかけていたような。ずっと積読だったのを引っ張り出してみた。宮部みゆきだったのか。宮部みゆきってなんかイマイチ好きになれずにいるけど、こんな明るいミステリーを書いてたこともあるのね、という。ドラマ化もされていたはず。そちらも途中まで見ていたかも。明るいので楽しく読めた。
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