ステップファザー・ステップ の商品レビュー
泥棒のプロとしてお父さんがいかに今後、礼子先生の心を盗むことができるのか…に思いを馳せながら読み終えました。双子はきっとそれに協力するだろうな〜。
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こういう語り口は苦手だ。コミカルにしようとして頑張っているのはわかるが、笑わせ方が稚拙。誤変換で笑いを取ろうとする。設定も都合が良すぎ。 海外の『スイート・ホーム殺人事件』を意識した小説らしいが、そもそも『スイート・ホーム殺人事件』が嫌い。読みづらく面白くなかった。世間では名...
こういう語り口は苦手だ。コミカルにしようとして頑張っているのはわかるが、笑わせ方が稚拙。誤変換で笑いを取ろうとする。設定も都合が良すぎ。 海外の『スイート・ホーム殺人事件』を意識した小説らしいが、そもそも『スイート・ホーム殺人事件』が嫌い。読みづらく面白くなかった。世間では名作らしいが好きになれない。 解説によるとドードマンダー・シリーズへの憧れもあったようだが、レベルが違う。誤変換、つまりはダジャレで笑いを取ろうとするのは稚拙すぎる。 話は中途半端に終わり、恋の行方が気になるところではある。短編集なので続編がありそうだが、今のところ見つけられていない。ドラマ化もされておりそれなりに需要はありそうだが。まあ、続編があっても読まないけど。
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読了まで2-3時間。途中のテンポもよくとても面白い物語です。テレビドラマに良さそうと思ったらテレビドラマにもなった様です。1996年7月出稿。物語中で緑電話が出てきたりすこし時代を感じました。 ちなみにテレビドラマでは上川隆也、小西真奈美、伊藤四郎など。キャスト的にはとちょうどい...
読了まで2-3時間。途中のテンポもよくとても面白い物語です。テレビドラマに良さそうと思ったらテレビドラマにもなった様です。1996年7月出稿。物語中で緑電話が出てきたりすこし時代を感じました。 ちなみにテレビドラマでは上川隆也、小西真奈美、伊藤四郎など。キャスト的にはとちょうどいい感じで観たくなりました。 内容はプロの泥棒である主人公と、偶然出会った双子の少年との擬似親子関係の物語。 宮部みゆき先生の作品はどれも面白いですが楽しい作品はすごく良いと思います。 最後のエンディングについてのみ、盛り上がりが、、、 無いものねだりですが、とても面白かったです。
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宮部みゆきの作品で初めてコメディー調の作品を読んだ。普段は長編の読みごたえある作品を読んでいたが、今回のは短編で一つ一つの内容が面白く纏っているため非常に読みやすく面白かった。
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コミカルなんだけど、ミステリーの内容は本格的で面白かった。御神酒どっくりコンビが宮部みゆきさんの世界観だなーって思った。
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宮部らしい優しさとユーモアに溢れた短編集である。ある日泥棒に入った家にいたのは双子の兄弟。そこから始まる本当の父子のような家庭生活。笑いあり涙あり、ドドーンと驚くようなトリックはないけれど心がふわりと軽くなれる。悪くない短編集だ。
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約30年前に書かれたものは、さすがに古さを感じました。当時の雰囲気を思い出しながら読み進めたので時間がかかりました。 これからの3人がどうなるかを敢えて書かずに、読者に委ねるラストは良いな。僕は多幸感溢れるBBQがずっと続けばいいのに、と思いました。明日なんて誰も分からんよね。
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泥棒が双子が住む家に落っこちてしまったことによって始まる生活。3人を中心に回る短編連作集。 泥棒という悪人ではあるが、子供と触れ合うことで心が変わっていくのも読み取れる。 気楽に読める。
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宮部みゆきってこういうライトなミステリーも書くんだって新鮮でサクサク読めた 両親が帰ってきてもこの関係は崩れてほしくないな メイキング・オブ宮部みゆきの、痛みを背負ってる人は人に対して優しいから、陰惨な事件を追いかけていくハンターとして相応しいっていう意見が面白い、もっと宮部作...
宮部みゆきってこういうライトなミステリーも書くんだって新鮮でサクサク読めた 両親が帰ってきてもこの関係は崩れてほしくないな メイキング・オブ宮部みゆきの、痛みを背負ってる人は人に対して優しいから、陰惨な事件を追いかけていくハンターとして相応しいっていう意見が面白い、もっと宮部作品読んでみたい 綾辻行人と生年月日が一緒って初めて知った、すご
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
職業泥棒が双子の中学生に弱みを握られ、擬似父親になるというお話。双子の父親と母親はそれぞれ不倫相手と駆け落ちして、お互い片親が双子の面倒みているのだろうと思っているが、結果的に児童遺棄になってしまっているという設定です。 いちおうライトなミステリー小説ですがそもそもの設定がぶっ飛んでいるので、各話の推理やトリックに無理があっても笑って許せる気持ちにはなりました。 どちらかというと、イヤイヤ父親役になった「お父さん」の主人公が、双子と心を通わせていくのを楽しむ小説です。 双子の哲と直は賢くて良い子なので、主人公も主人公に泥棒の仕事をくれる柳瀬の親父も双子が可愛いくなっている様子がとても微笑ましくてほっこりしました。 双子がそれぞれ別の誘拐犯に誘拐されてしまう話。主人公との電話の向こう側で取り乱した双子が「僕は哲だよね?それとも直だっけ?」と自分のアイデンティティを無くしてしまうのがクスッとしてしました。
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