わが闘争(上) の商品レビュー
生々しい。きれい事や抽象的なことばかり書いてるわけではない。どこまでがホントでどこまでが後で創ったことかわからんけど、底辺生活の体験と鋭い観察と考察はホンモノっぽい。こういう実体験の下地がないと大衆を扇動する説得力のあることは言えないのかもね。
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2015/02/21 【ベルリン共同】ドイツのメディアは20日、ナチスの独裁者ヒトラーの著書「わが闘争」が、同国で来年1月に再出版される見通しになったと報じた。第2次世界大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)で知られるナチスのイデオロギーの柱となったとして、これまで事実上出版...
2015/02/21 【ベルリン共同】ドイツのメディアは20日、ナチスの独裁者ヒトラーの著書「わが闘争」が、同国で来年1月に再出版される見通しになったと報じた。第2次世界大戦中のホロコースト(ユダヤ人大量虐殺)で知られるナチスのイデオロギーの柱となったとして、これまで事実上出版が禁じられており、今後論議を呼びそうだ。 再出版を計画しているのはナチス研究などで知られる「現代史研究所」(南部バイエルン州ミュンヘン)。原作は780ページ程度だが、ヒトラーの主張が重大な誤りだと指摘する解説を付けるため、全体では2巻で計約2千ページになるという。 2015/08/20【古】108円
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ヒトラーの全てががわかるかと思い読んでみたが難しい。自己陶酔してるとしか思えない文章だが、いろんな分野を研究して聴衆を魅了しただけの事はあって内容はまとまってるが翻訳者の腕があまり良くないような感じが…。
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ゲルマン人優秀万歳! ユダヤ人劣等隔離せよ! な本。 集団をまとめる際には共通の敵を作れに則り、 身近で個別具体例には信じられる内容を織り交ぜながら、冷静に考えるとどうしてそうなるのだけど、想定読者には受け入れやすい結論に導かれる。 ユダヤ人はいつの時代もその特殊環境から勤勉で優...
ゲルマン人優秀万歳! ユダヤ人劣等隔離せよ! な本。 集団をまとめる際には共通の敵を作れに則り、 身近で個別具体例には信じられる内容を織り交ぜながら、冷静に考えるとどうしてそうなるのだけど、想定読者には受け入れやすい結論に導かれる。 ユダヤ人はいつの時代もその特殊環境から勤勉で優秀で強靭で冷徹なためか妬まれるんだね。 日本人も同様に勤勉だと言われる事もあったと思うけど比較的安全に切り離された国土でぬくぬくと少し煽てるとすぐに木に登ってしまうのとは全く別物なのだろう。 当時のまだ世界はバラバラだった時代は多様性があったが、グローバル化で統一化が簡単にはかられる今の時代は簡単に全体でコケる事が出来ると思ってしまったのは別の話。 さて、下巻ではさらに冒頭の内容を補強していくだけなのか?
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アドルフ・ヒットラーの自伝。自らの幼年期からの半生を振り返りドイツ帝国の崩壊と堕落・共産主義との闘争・ユダヤの下等性など独自の意見をぶちまけている。
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(1992.07.27読了)(1973.10.27購入) 民族主義的世界観 内容紹介 amazon 独裁者が語る恐るべき政治哲学・技術は、現代政治の虚構を見抜く多くの有力な手掛りを示唆する。狂気の天才が、世界制覇の戦略と思想とを自ら語った世界史上稀有の政治的遺書である。
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昔、読んだ時はナンとなく難しい内容だと思い込んでいたんだけど。 最近、本棚にあった、この本を何気なく開いたら、とても分かりやすく、感情に響いてくる文章で、引きずり込まれるように夢中になって一気に読んだ。 ちょうど石原莞爾の『最終戦争論』や、片山ナントカ?の『未完のファシズム』を...
昔、読んだ時はナンとなく難しい内容だと思い込んでいたんだけど。 最近、本棚にあった、この本を何気なく開いたら、とても分かりやすく、感情に響いてくる文章で、引きずり込まれるように夢中になって一気に読んだ。 ちょうど石原莞爾の『最終戦争論』や、片山ナントカ?の『未完のファシズム』を読み終えた直後であり、北一輝 の『日本改造法案大綱』を読んでる最中だったせいかもしれない。 または、リフレーションに関する本をいろいろ読んでる最中だったからかもしれない。 一言で言うなら、ヒトラーは天才だ。 どういう天才かと言えば、メディアと大衆を操る天才。 昔、電通から内定もらった先輩と飲んでたとき、彼が、電通に入社して富士山に登るまでに『聖書』と『我が闘争』を徹底的に読んでおけと先輩から薦められて今読んでる最中だ、と話していた。 『聖書』は世界一のベストセラーで、そこには、売れる要素やキャッチーなフレーズや、ようするに宣伝広告のエッセンスが詰まっている。 そして『我が闘争』には、いわゆる「B層」を操る魔術が詰まっている、ということだ。 ヒトラーに比べれば、安倍のショボい人気なんて、やっぱりボンボンにすぎない。 安倍ボンボンがやろうとしている日本国憲法の改悪案99条には 「緊急事態の宣言が発せられたときは、法律の定めるところにより、内閣は法律と同一の効力を有する政令を制定することができる(後略)」 とある。 これは、ナチスの全権委任法と同じ。 全権委任法は全5条から成る。 前文: 国会(ライヒスターク)は以下の法律を議決し憲法変更的立法の必要の満たされたのを確認した後、第二院の同意を得てここにこれを公布す ①ドイツ国の法律は、憲法に規定されている手続き以外に、ドイツ政府によっても制定されうる。本条は、憲法85条第2項および第87条に対しても適用される。 ②ドイツ政府によって制定された法律は、国会および第二院の制度そのものにかかわるものでない限り、憲法に違反することができる。ただし、大統領の権限はなんら変わることはない。 ③ドイツ政府によって定められた法律は、首相によって作成され、官報を通じて公布される。特殊な規定がない限り、公布の翌日からその効力を有する。憲法68条から第77条は、政府によって制定された法律の適用を受けない。 ④ドイツ国と外国との条約も、本法の有効期間においては、立法に関わる諸機関の合意を必要としない。政府はこうした条約の履行に必要な法律を発布する。 ⑤本法は公布の日を以て発効する。本法は1937年4月1日と現政府が他の政府に交代した場合、いずれか早い方の日に失効する。 日本国憲法の改悪案99条も、ナチスの全権委任法も、非常事態に立法府が行政府に立法権を委譲する法律である。 しかし、安倍のようなバカボンボンには、ヒトラーがやったようなことは到底できないだろう。 途中で、お腹が痛くなって、投げ出すだろう。 ヒトラーは扇動の天才であり、広告の天才であり、彼の分析は恐るべき鋭さだ。彼はすばらしく明晰で、すぐれた戦略家で、行動力もあった。 ただ、ユダヤ人虐殺が、結果的に、彼を殺した。 大衆の間にくすぶる差別意識をうまく利用して扇動する手法をサル真似したのが、石原慎太郎とかいうサルなんだけど、あまりにサルすぎて話にならない。 慎太郎とかいうアホを見てると、ヒトラーが述べた通り、日本民族はサル真似しかできねえ低級な民族なんだと、つくづく悲しくなる。
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世界史に影響を与えたものとして、一度は目を通しておこうと買った本。 世の中に対するものすごい否定のエネルギーを感じた。 ただ、当時の全ドイツ人がこの本を読んでいたとは思えなかった。文章量的にも内容的にも。 今でもたまに聞かれるユダヤ陰謀論は、このころの反ユダヤ思想から来ている...
世界史に影響を与えたものとして、一度は目を通しておこうと買った本。 世の中に対するものすごい否定のエネルギーを感じた。 ただ、当時の全ドイツ人がこの本を読んでいたとは思えなかった。文章量的にも内容的にも。 今でもたまに聞かれるユダヤ陰謀論は、このころの反ユダヤ思想から来ているのだろうか。
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今から87年前の今日、1925年7月18日にこの本は刊行。これは、自らの生い立ちにからめた教育や戦争や、その他諸問題と政治的な自説提言、そして異常なほどの強烈な反ユダヤ主義の主張、および大衆心理の考察と政治的宣伝方法の論述が書かれた本。 「大衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮でなく、...
今から87年前の今日、1925年7月18日にこの本は刊行。これは、自らの生い立ちにからめた教育や戦争や、その他諸問題と政治的な自説提言、そして異常なほどの強烈な反ユダヤ主義の主張、および大衆心理の考察と政治的宣伝方法の論述が書かれた本。 「大衆の圧倒的多数は、冷静な熟慮でなく、むしろ感情的な感覚で考えや行動を決めるという、女性的な素質と態度の持ち主である。だが、この感情は複雑なものではなく、非常に単純で閉鎖的なものなのだ。そこには、物事の差異を識別するのではなく、肯定か否定か、愛か憎しみか、正義か悪か、真実か嘘かだけが存在するのであり、半分は正しく、半分は違うなどということは決してあり得ないのである」 7月6日放送のSPじゃなかったV6の岡田准一がMCを務める『追跡者 ザ・プロファイラー 第1回ヒトラー』では、恋焦がれるステファニー・ヤンスティンという女性に、一度も話せず差出人名のないラブレターを送る内気で自信のない若者が、やがて自身の扇動的な演説が欲求不満の大衆に拍手喝采されることを真に受けて、700万人のユダヤ人大虐殺するまでに増長して鬼畜・独裁者となる過程を描いていましたが、ヒトラーやナチスには小学生から異常なほど興味や関心をもってきて、流布する政治的軍事的思想的な文献はもとより、文化情宣的な分析の草森紳一『絶対の宣伝 ナチス・プロパガンダ』全4巻(1978~79年番町書房)にも強く惹かれてきました。 本書は悪党が書いたいわば自分暴露の本で、感動的な本ばかり読んできた私にとってエポック・メーキングな本といっても過言じゃないのですが、この本の読後感のポイントは、たとえば、もしこの本を読んで、すばらしい、とか、ヒトラーやナチスにも良いところがあった、などという感想を抱く人がいたとすれば、恐るべきことだと思います。 彼の狂気・倒錯を読み取らなくては話になりません。 大衆心理をみごとにつかんだとか、民主主義の典型と言われるワイマール共和国でその民主主義を極限まで推し進めたとか、皮肉にもユダヤ人や政治犯の人体実験を通じて、誰よりも早くタバコや添加物の害を発見したり、原爆開発の基礎を作ったり、ユングやハイデガーさえも心酔させたり、その古代回帰思想から(ユダヤ人大虐殺をしたその手で)世界初の自然保護法や動物愛護法や有機栽培を国の政策として推し進めたとしてもです。
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要約すると ・ドイツ良い国 ・ヒトラー行動的 ・マルクス主義はクソ ・ヒトラー賢い ・ブルジョワはクソ ・ドイツ陸軍優秀な軍 ・陸軍で一次大戦に参加したヒトラー偉い ・ドイツ帝国はクソ ・ユダヤ人は諸悪の根源 ・アーリア人優秀 ・民主主義はクソ になる。 上記要約をさらにまとめ...
要約すると ・ドイツ良い国 ・ヒトラー行動的 ・マルクス主義はクソ ・ヒトラー賢い ・ブルジョワはクソ ・ドイツ陸軍優秀な軍 ・陸軍で一次大戦に参加したヒトラー偉い ・ドイツ帝国はクソ ・ユダヤ人は諸悪の根源 ・アーリア人優秀 ・民主主義はクソ になる。 上記要約をさらにまとめると、 ターゲットの読者は次大戦で負けて貧困な生活送っているドイツ人をヨイショする。 会ったこともない不特定多数に特別感を与えるために「ドイツ人」の括りを利用する。 集めた人間に進む方向性を与えるために、既存の特権階級に矛先を向ける。 つまりどういうことかって言うと、大成してる宗教とやり方のアウトラインが全く同じ。 当時その辺の研究がされてたかどうかは知らないけど、されてないなら独自に考えだしたヒトラーは実際頭いいと思う。 ちなみにアーリア人優秀説のくだりは他と比べてガッカリするけど、当時の人がその内容でも納得するような話なのか、あるいはそもそもヒトラーが作家ではなく演説家である話なのかはわかりません。
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