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ブラック・ティー の商品レビュー

3.6

137件のお客様レビュー

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    23

  2. 4つ

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  3. 3つ

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2009/10/04

ちょっと良心がいたむような罪の数々。誰だって、完璧じゃないし、そゆことってある!!と思わず納得してしまいました。

Posted byブクログ

2009/10/04

山本文緒さんを大好きになったきっかけがこの本です。 この本との出会いは初めマンガからでした。 読んでいるとまるで自分の事の様に思ってしまいます。 特にニワトリ。 自分ではイイだろうと思いがちな軽犯罪がテーマ。 寿に出てくる旦那さんが自分にもいたなら!!と絶対に思ってしまいます。...

山本文緒さんを大好きになったきっかけがこの本です。 この本との出会いは初めマンガからでした。 読んでいるとまるで自分の事の様に思ってしまいます。 特にニワトリ。 自分ではイイだろうと思いがちな軽犯罪がテーマ。 寿に出てくる旦那さんが自分にもいたなら!!と絶対に思ってしまいます。 好きな本ナンバー1です。

Posted byブクログ

2009/10/04

「罪」「軽犯罪」置き引き、キセル、妬み、誘拐、物忘れ、盗聴‥。。大きな罪にならないとはいえ、人はちっちゃな罪を重ねて生きている。完璧な人なんていないけど、「ニワトリ」みたいに小さな過ちを抱えたもの同士が馴れ合って妥協して生きてるのが現実なんやなぁ。って思いました☆

Posted byブクログ

2009/10/04

胸に手をあててみれば思いあたる軽犯罪、約束をやぶったり、借りたものを返し忘れたり・・・。 そんなちょっとした罪にかきたてられる自分のなかの不安、他人への不信感。 誰だって純真でもなく、賢くもなく、善良でもないが、ただ懸命に生きるだけ。 ひとのいじらしさ、可愛らしさをあざやかに浮き...

胸に手をあててみれば思いあたる軽犯罪、約束をやぶったり、借りたものを返し忘れたり・・・。 そんなちょっとした罪にかきたてられる自分のなかの不安、他人への不信感。 誰だって純真でもなく、賢くもなく、善良でもないが、ただ懸命に生きるだけ。 ひとのいじらしさ、可愛らしさをあざやかに浮き彫りにし、心表れる物語の贈り物。

Posted byブクログ

2022/11/20

 歌手の小松未歩さんのエッセイで紹介されていたので読んだ。あとがきにもあるように、“罪”をテーマにした短編集。誰の心にもありそうな小さな罪をリアルに、抉り出すように描いていて、ところどころで胸が痛むような感覚を覚える。ひとの罪深さというのは、それを測る客観的な尺度というものが曖昧...

 歌手の小松未歩さんのエッセイで紹介されていたので読んだ。あとがきにもあるように、“罪”をテーマにした短編集。誰の心にもありそうな小さな罪をリアルに、抉り出すように描いていて、ところどころで胸が痛むような感覚を覚える。ひとの罪深さというのは、それを測る客観的な尺度というものが曖昧だから、罪悪感の強さや、どれほどひとを傷つけたかによって感じられ方が変わるものだ。だからこそ取るに足らないような小さな罪であっても、長い間ひとを捕えて離してくれないのだな。  タイトルになっている「ブラック・ティー」は花の名前らしい。知らなかった。

Posted byブクログ

2009/10/07

嘘をつく、借りたものを返さない、きょうだいの持ち物を壊す、キセル、電車の網棚の忘れ物を盗む…等々軽犯罪をテーマにした短編集。客観的に見ないと、自分では気が付かないことが人を傷つけているんだと気付かされる「寿」「少女趣味」「ニワトリ」に重みを感じる。

Posted byブクログ

2009/10/04

誰にでも思い当たる軽犯罪を題材にした短編小説。 誰だって純粋でもなく賢くもなく、善意でもないが、ただ懸命にいきているだけ。 この一文はやられた。

Posted byブクログ

2009/10/04

読んだはずの本なのに、読み返してみると面白かった。なんで忘れてたんだろうな??今、読む。ということがピッタリだったのかもしれない。この作品は人が知らないうちに、または知りながら犯している軽犯罪をテーマに様々な短編集が入っています。これ、また思い出したら読んでみよう。

Posted byブクログ

2009/10/04

様々な人の犯した「罪」がテーマの短編集。それは嘘であったり、軽犯罪だったり。でも罪を犯した人も一生懸命生きている。主人公や周りの人間の心をまっすぐに表現していて、また暖かみのある作品だと思います。

Posted byブクログ

2009/10/04

私が今、もっとも好きな作家さん。 ブラックティーと言うバラは私も育てていて 内容も分からずタイトルで選んだものですが 短編にしてこれほど中身の濃い一冊は初めてです。 誰しもが遭遇して、そして行って仕舞い得る軽犯罪。 こんなこと絶対しないわよ!なんて 完全否定出来ずドキドキして読...

私が今、もっとも好きな作家さん。 ブラックティーと言うバラは私も育てていて 内容も分からずタイトルで選んだものですが 短編にしてこれほど中身の濃い一冊は初めてです。 誰しもが遭遇して、そして行って仕舞い得る軽犯罪。 こんなこと絶対しないわよ!なんて 完全否定出来ずドキドキして読みました。 あとがきも面白かったし・・・。 やっぱり山本文緒好きです。

Posted byブクログ