三四郎 の商品レビュー
最初、ずーんと暗くて無理だと思ったが、 読み進めるとくすぐったいような爽やかなような青春小説だった。これが所謂"エゴイズム"??
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面白かった。これまで古典は字面の黒さが読みにくくて苦手だったが、角川のものは仮名遣いや漢字を現代の用法に近づけていてルビも不必要に振っていなく読みやすかった。それからイワタ明朝体オールドがよい。
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じれったいなぁ。 でも、これがあの時代の恋なのかな。 美禰子も、憎からず思ってると思うんだけどな。 多分、主導権を持って引っ張っていってもらいたんだと思う。 結婚に、どれだけ積極的かを見極めているというか。 好きなら好きって言ってくれたらいいのに、くらい思ってる気がする。 最後の...
じれったいなぁ。 でも、これがあの時代の恋なのかな。 美禰子も、憎からず思ってると思うんだけどな。 多分、主導権を持って引っ張っていってもらいたんだと思う。 結婚に、どれだけ積極的かを見極めているというか。 好きなら好きって言ってくれたらいいのに、くらい思ってる気がする。 最後の方は、結構三四郎もグイグイいってたと思うけど、もう遅いわよ、みたいに他の人と結婚しちゃうんだもんなぁ。 自分を想ってくれてる人より、自分が想う人を選ぶところが現代の女性っぽくて好きではあるけど。
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- ネタバレ
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こころと、坊ちゃんの間くらいのイメージ? 漱石もこんな爽やか切ない小説を書くんだ!と思いました。 今度三四郎池に行くので、美禰子さんの真似でもしようかな。
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田舎から上京して、都会での学生生活に胸を踊らす三四郎の生活、周りの人から受ける刺激、妄想のなかでの淡い初恋を描く。 非常にピュアですがすがしい。当時の学生生活ってこういう感じだったのだろうか。文学部の三四郎、理学部や哲学科の友人たち、さぞかし優秀だったのではなかろうか。 田舎から...
田舎から上京して、都会での学生生活に胸を踊らす三四郎の生活、周りの人から受ける刺激、妄想のなかでの淡い初恋を描く。 非常にピュアですがすがしい。当時の学生生活ってこういう感じだったのだろうか。文学部の三四郎、理学部や哲学科の友人たち、さぞかし優秀だったのではなかろうか。 田舎から出てきて変わってゆく部分、変わらない部分と三四郎の人間としての成長を描いている。単純なハッピーエンドではないところも良い。 登場人物が少なく、数人といつもばったりと出会う。交通機関も発達しておらず徒歩の生活圏は狭い。 漱石の文体はやや分かりづらいところもあるが、総じてさわやかで品が良い。
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本作は漱石にとって分岐点となる作品ではないかな? 青春小説だけど、どこか風変りな空気を纏っている感あり。その意味では中途半端とも言えるし、極みに達しているとも言える。 美禰子に翻弄され続けるが、何がその理由なのか三四郎には分かっておらず、かつ、漱石自身も読者にその説明は行わない。...
本作は漱石にとって分岐点となる作品ではないかな? 青春小説だけど、どこか風変りな空気を纏っている感あり。その意味では中途半端とも言えるし、極みに達しているとも言える。 美禰子に翻弄され続けるが、何がその理由なのか三四郎には分かっておらず、かつ、漱石自身も読者にその説明は行わない。 いずれにせよ後期漱石作品への入門編でもあり、かつ、初期漱石の総決算でもある本作、読むべしかと。
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途中まで、読み方がよく判らないなーでも妙に生々しいな、と思いながら、だらだら読んでいましたが後半からどんどん進みが早まりました。 ストレイシープ。。。
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名作の理由がわかんない。読んでも読まなくても良かった。ただ随所に現れる漱石の主張を繋ぐためのストーリーとしか思えない。 誰かに読み方を教わりたい、。
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中学生の時に読んだ本。 しかしタイトルは覚えていても中身が思い出せない。。。 ということで、10数年ぶりに再読してみました。 本作は三四郎の学生生活を書き綴った作品。 田舎から出てきた三四郎の周りに、 自分とは異なる考えを持つ様々な人物との交流から 様々な経験を得る...
中学生の時に読んだ本。 しかしタイトルは覚えていても中身が思い出せない。。。 ということで、10数年ぶりに再読してみました。 本作は三四郎の学生生活を書き綴った作品。 田舎から出てきた三四郎の周りに、 自分とは異なる考えを持つ様々な人物との交流から 様々な経験を得るようなストーリー。 明治時代の作品なので、学生生活といっても 現代とはマッチしないし、言葉が難しいのもあるけども、 色々な心理描写があり、全体の雰囲気は分ります。 本作はずっと気になる美禰子に失恋した感じで終わります。 本作は「それから」「門」と3部作なので、 さらに引っ張りだして他も読んでみようと思いました。
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「三四郎」(夏目漱石)読了。10代の時から現在に至るまで何度読んでも私は美禰子の真意の在り所を測りかねている。ちっとも進歩がないのだ。尚且つ、私は昔から「餘つ程度胸のない」人間です。(笑)
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