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吾輩は猫である の商品レビュー

3.5

57件のお客様レビュー

  1. 5つ

    8

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

    20

  4. 2つ

    4

  5. 1つ

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2016/10/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

猫の視点で書かれた小説。漱石やみんなが集まって話している風景。 泥棒が入った時など想像すると面白いと思う。とてもユーモアのある小説 500ページくらい熱い小説。読みごたえが十分。

Posted byブクログ

2016/09/01

猫から見た視点で、主人や友人など人間世界の様子が綴られている。人間は、滑稽だったり、妙だったり、おもしろいそうだ。当時の日本で文明が進むことにより起こる弊害を風刺しているようで、今の日本にも通じるところもあるみたいに思えて驚いた。この猫は、随分かしこくて、まるで悟っているように見...

猫から見た視点で、主人や友人など人間世界の様子が綴られている。人間は、滑稽だったり、妙だったり、おもしろいそうだ。当時の日本で文明が進むことにより起こる弊害を風刺しているようで、今の日本にも通じるところもあるみたいに思えて驚いた。この猫は、随分かしこくて、まるで悟っているように見える程だが、主人や友人などにあくの強い個性的な人物が多く飽きなかった。

Posted byブクログ

2015/03/18

自分の周りにいる動物たちもこの猫のように、人間を馬鹿にしながら生活しているのか。 そんな想像をしながら読みました。 登場する人物はどこまでもありふれていて、どこまでも現実的。 その人物たちのさらにありふれたどうでもいいような会話が、猫から見ると滑稽である。 夏目漱石の作品は初...

自分の周りにいる動物たちもこの猫のように、人間を馬鹿にしながら生活しているのか。 そんな想像をしながら読みました。 登場する人物はどこまでもありふれていて、どこまでも現実的。 その人物たちのさらにありふれたどうでもいいような会話が、猫から見ると滑稽である。 夏目漱石の作品は初めてですが、文章や言葉の難しさにかなり戸惑いました。 もう少し教養と知恵があったらさらに楽しめたかも...

Posted byブクログ

2015/03/03

ふう~…難しかった。読むのに時間かかるし頭使うし…。 でもネコさんがこんな風に色々考えて行動してたら面白いなと思った。

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2014/12/11

覚悟してたが、やはり漱石の作品は難しい言葉が多い。広辞苑にない言葉も多数ある。「吾輩」の猫を通して自分自身や人間を大いに揶揄している。『ガリヴァー旅行記』も想起した。ギリシア、ローマ、中国の諸賢人たちを引用しつつ、「吾輩」の鼠取りの演習、幼児の食事、泥棒の様子も描く。苦沙弥先生を...

覚悟してたが、やはり漱石の作品は難しい言葉が多い。広辞苑にない言葉も多数ある。「吾輩」の猫を通して自分自身や人間を大いに揶揄している。『ガリヴァー旅行記』も想起した。ギリシア、ローマ、中国の諸賢人たちを引用しつつ、「吾輩」の鼠取りの演習、幼児の食事、泥棒の様子も描く。苦沙弥先生を交えた滑稽な会話はユーモアだが、どこか寂しい。

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2014/11/28

夏目漱石のデビュー作。夏目漱石の他の作品にくらべかなり長いほう。また、今は使わない言葉が多く、なかなか先へ進めないので、読み終わるのに結構時間がかかった。最後は意外な結末だった。今は差別用語となっている言葉が時々出てくるので気になった。

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2014/08/17

 夏休みの課題図書に勝手に指定した恐るべき猫の物語。『坊っちゃん』を愛読してるくせに初めて全文読んだ。本文516ページはかなりの教養がないとサクサクとは読めない(現代人には無理?)。  ただ、注釈を確認しながらも明治社会や漱石自身を含む教養人の生態を勢いのある文章で味わえる。「オ...

 夏休みの課題図書に勝手に指定した恐るべき猫の物語。『坊っちゃん』を愛読してるくせに初めて全文読んだ。本文516ページはかなりの教養がないとサクサクとは読めない(現代人には無理?)。  ただ、注釈を確認しながらも明治社会や漱石自身を含む教養人の生態を勢いのある文章で味わえる。「オタンチン・パレオロガス(189p)など“乾いた”ユーモアで笑える一方、「とにかく人間に個性の自由を許せば許すほどお互いの間が窮屈になるに相違ないよ(500p)など100年後の現代を予見するような記述にドキッとさせられる。恐るべき猫の最期は、“らしいな”と思った。

Posted byブクログ

2013/10/10

夏目漱石が、飼い猫に心を投影して書いたものと思われる そのせいか猫の「我輩」には 何事にも散文的な思考をもって当たる癖があり 本能よりも先に理屈がでるその性質ゆえ 鼠一匹とらえることもままならないのだった 猫にとっては実に迷惑な話である しかし漱石には 己を客観的に見つめるトレー...

夏目漱石が、飼い猫に心を投影して書いたものと思われる そのせいか猫の「我輩」には 何事にも散文的な思考をもって当たる癖があり 本能よりも先に理屈がでるその性質ゆえ 鼠一匹とらえることもままならないのだった 猫にとっては実に迷惑な話である しかし漱石には 己を客観的に見つめるトレーニングとなったのかも知れない ユーモアでもってそれを描くということは おそらく、当時としては画期的なことだろう これがデビュー作品である

Posted byブクログ

2013/09/03

読み辛すぎる。そして長い。 登場人物の個性が若干強いくらいしか、評価できる要素はない。 赴きに重点を置くのでなければ、現代小説を読んだほうが確実におもしろい。

Posted byブクログ

2013/08/24

いちおう読んでおかないと、 ということではあったのだが、 やっぱその時代に読まないとおもしろくない。

Posted byブクログ