Fake の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
*興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決して負けるはずがなかったのだが――!?* 568頁もあるので、二転三転と思わぬ展開があるとか、怒涛の疾走感が欲しかったなあ…と言うのが正直な感想。 あまりの冗長さに途中斜め読みですっ飛ばしてしまいましたが、特に影響なし。 さすがに最後の70頁くらいは面白かったけど、結局残った人たちの身もやばくないか??な謎のエンディング。 もったいない。
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久し振りに再読。意外と覚えてなくて読むペースが止まらなかった。これぞ五十嵐貴久!って感じた。ある人物の詐欺師感大好き。
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コンゲームの傑作小説と言えば、「百万ドルを取り返せ!」ジェフリー・アーチャーであることに異論はないでしょう。 同作家の私の小説評価ランキングも「ケインとアベル」についでに第二位となっています。 以下ネタバレあり。 さて、こうした名作先例のあるコンゲーム小説に果敢に挑戦した本作、最...
コンゲームの傑作小説と言えば、「百万ドルを取り返せ!」ジェフリー・アーチャーであることに異論はないでしょう。 同作家の私の小説評価ランキングも「ケインとアベル」についでに第二位となっています。 以下ネタバレあり。 さて、こうした名作先例のあるコンゲーム小説に果敢に挑戦した本作、最後に種明かしが提示されるのですが、読後なぜ?という疑問が先に立ち、プロットの納得感(ノロマなデブが実は…)と満足感(結局ヤクザに追われるんかい!?)が得られませんでした。 特にこの手の小説の腕の見せ所でもある会話に軽妙なウィットが感じられず、肝心の仕掛け(あえてリーダーに隠れて金も時間もかかる仕掛けをする意味がわからない)もイマイチなのではこの評価とせざるを得ませんねぇ。
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いや~、ドキドキさせてもらいました。 騙されないよう常に警戒しながら読んでいましたが、結局騙されました。 後半のポーカー勝負以降は、読んでいて気を失うんじゃないかと言うくらいに緊張しました。 アカデミー賞ものの作品。 すかっとして、楽しかったです。
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最初から、そんなうまくいくわねないでしょって思っていたら、それはトラップで、またそんなんうまくいくわけないでしょって思ってたら、それもトラップで、、、。 話がずさんで途中でうんざりしてしまったのだけど、そういうことか、とまぁ納得。 ただ、登場人物に魅力が感じられなかったな。
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緊迫した駆け引きと頭脳戦にのめり込み、気づいたらトリックに綺麗にはまってる。 読み終えた後、一人で7並べできるくらいには 正気ではいられない。 そんなこともない。
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面白かった〜。 こういう話の構成めっちゃ好き。 タイトルどおり、 フェイクやったわ。 いい意味でまんまと騙された。 沢田との対戦。 息子のナイフに刺された、 親。 人間の欲望に潜む裏切り。 味方なのか、敵なのか。 とても面白かった!
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どうしてもカイジと比較してしまって、この種のテーマは不利だなぁと。一人称が俺で、俺目線の描写が多いのでハードボイルド感あふれる雰囲気に。
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興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決...
興信所の調査員・宮本と美貌の東大生・加奈は、浪人生・昌史を東京芸大に受からせるため、センター試験で完璧なカンニングを実行する。しかし、それは罠だった。全てを失った彼等は、昌史の父親を巻き込んで、復讐のため十億円を賭けたポーカーの勝負に打って出る。入念なイカサマを仕掛けた四人は、決して負けるはずがなかったのだがー。
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最初のストーリーにかなり惹かれたのだけれど。 どうして、そうなった?と、意味が分からない設定になっていく。
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