Fake の商品レビュー
登場人物のキャラは立っているのだが、カンニングと同様、ポーカーのイカサマ手法が最新テクノロジーだけって、もの凄く肩透かしを食らわされた感あり。
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※このレビューにはネタバレを含みます
結末はなんとなく予想できる内容だと思うけど、その方法には若干驚かされた。 ただ、これだと主人公の探偵は道化になっちゃうし、彼のことを好きな東大生が探偵に内緒で動いて、探偵にそういう役回りをさせるのはちょっと違和感あるかも。最後のところで理由は書いてあったけど、なんか納得できず。西村親子だけだったらまあ理解できるかも。 というか、探偵と東大生のお互いの恋愛感情は私個人としてはいらなかったな〜。 親友の子供が男の子だったら恋愛感情には発展せず、よかったのかな。 あと、探偵は海外逃亡してほとぼりを冷ますからイイけど、西村親子と東大生はどうなっちゃうのかしら? 黒幕は探偵と思われてるとはいえ、西村親子がヤクザに放っておかれるとは思えないんだけど。。
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長かったけどストーリー展開はあっさりしてて、人物描写もイメージしやすく3時間ドラマでみたい感じ。オチもわりと好きなスタイル、何作品か読んでどんな作者か知りたいなぁ。本好きの中学生からのレンタル本につき、何をリターンしようかと。長編疲れる。
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「どんでん返しが凄い」という評判を聞いて読んでみました。確かにラストのポーカーはドキドキしながら楽しめました。(ただ物語は無駄に長いような) 盗撮による作戦、イカサマポーカーを仕掛けた地点で、敵である沢田には仕掛けが分かっていたと思うし、それにまんまと嵌る主人公が間抜け…。その先...
「どんでん返しが凄い」という評判を聞いて読んでみました。確かにラストのポーカーはドキドキしながら楽しめました。(ただ物語は無駄に長いような) 盗撮による作戦、イカサマポーカーを仕掛けた地点で、敵である沢田には仕掛けが分かっていたと思うし、それにまんまと嵌る主人公が間抜け…。その先に何か読者には明かされて無かった、どんでん返しが主人公「目論んでる?」と期待してたけど…特に何にも。(苦笑) だけど、足枷になってると思われてた単なる馬鹿な浪人生が最後に鍵を握るとは。確かにビックリしました!
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文章が軽くとても読みやすかった。 読みやすかったのでサクサク読めたが内容は穴だらけで突っ込みどころ満載だった。あのオチはいくらなんでもメチャクチャだと思う。 もう少し作り込んで欲しかった。
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ストーリーに捻りが無くて、盛り上がりに欠けた。 カンニングの装置は実在したら凄くいろいろな事に使えて楽しいかもだけど。 ポーカーゲームの最終戦後のやり取りだけが、チョッピリ面白かったかな。
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コンゲーム小説は好きである。 この話も長編ではあるものの一気に読めてしまう面白さがあるが、ところどころ設定の甘さというか、強引さが目にいてしまうのが難点か。 (例えば、テーブルに仕掛けたカメラがデジカメにもかかわらずモータードライブだったり) 前半は大学入試のカンニング大作戦。後...
コンゲーム小説は好きである。 この話も長編ではあるものの一気に読めてしまう面白さがあるが、ところどころ設定の甘さというか、強引さが目にいてしまうのが難点か。 (例えば、テーブルに仕掛けたカメラがデジカメにもかかわらずモータードライブだったり) 前半は大学入試のカンニング大作戦。後半は清廉潔白な区議会議員西村のポーカーによる挑戦と進む。 西村が思いの外の働きぶりで驚くのも、少し無理があるような…。 また主人公、宮本とその友人の娘である加奈との関係性も、なんとなく危険な匂いがすると思ったら、最後に…。 解説によると続編もありそうだというので、そちらも楽しみであるが、まだ出てないのだろうか。
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前半カンニング、後半ポーカーという構成だがちょっと長い。機械に強い事など伏線として前半部も重要ではあるが、半分以上読んでやっと本編。最後のどんでん返しは賛否あるかと思うが、ありかと。ただそこに至るまでの伏線があまりなく唐突な感は拭えない。いろんな意味でフェイクであると最後にして分...
前半カンニング、後半ポーカーという構成だがちょっと長い。機械に強い事など伏線として前半部も重要ではあるが、半分以上読んでやっと本編。最後のどんでん返しは賛否あるかと思うが、ありかと。ただそこに至るまでの伏線があまりなく唐突な感は拭えない。いろんな意味でフェイクであると最後にして分かる。ラストも少しスッキリしない。モヤモヤが残る。
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最後の方はかなりハラハラしたー! エンディングがちょっと無理あるかな?あとは少し長いことが難点かな。
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コンゲーム系の話っぽかったので買ってみたものの、これは私の好みではなかった。 一番いただけなかったのは、主人公がただの抜け作であり、全く共感できない点である。「弱者が強者に挑戦する」という構図は、カイジなどでもみられるが、例えばカイジの場合は、並外れた勝負強さを持っているので、計画がもし上手くいかなくても最後は自力でなんとかしてしまうのではないかという期待を持ちながら読むことができる。 しかし本作の主人公はというと、100%成功する(笑)という突っ込みどころ満載の作戦を企て、結果、読者が感じた突っ込みどころを当に突かれた形で強者(沢田)にやられてしまう。その後どんでん返しがあって、最後はこちらが勝つものの、それはたまたまバックに元東大生の天才がいたからであって、主人公のお陰ではない。 なので、頑張って主人公に自身を重ねて読み進めた読者は、全く達成感がないまま終わってしまう。600ページ読んだ挙句である。 せめて主人公のたてた計画がもっとまともなものであれば、最後までハラハラしながら読むことができたと思う。
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