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夜明けの街で の商品レビュー

3.2

457件のお客様レビュー

  1. 5つ

    39

  2. 4つ

    113

  3. 3つ

    184

  4. 2つ

    66

  5. 1つ

    15

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2016/07/16

不倫関係になってしまった会社の部下が、殺人事件に関わっていることがわかった。もうすぐ時効になる事件だが、真相は… 不倫の話は読んでいて気持ちの良いものではなかった。何時までも夫婦は恋愛対象にはならないというセリフなど、結婚前の私は読んでいて不安でいっぱいになってしまった。実は読...

不倫関係になってしまった会社の部下が、殺人事件に関わっていることがわかった。もうすぐ時効になる事件だが、真相は… 不倫の話は読んでいて気持ちの良いものではなかった。何時までも夫婦は恋愛対象にはならないというセリフなど、結婚前の私は読んでいて不安でいっぱいになってしまった。実は読むのは二度目。次回とは読みおわった読了感が違った…

Posted byブクログ

2016/03/06

恋愛サスペンスといっていのか。 大部分は主人公とその恋人との不倫の関係で物語が進む。その合間に小出しされるように殺人事件の情報が絡らんでくる。 男ならだれでも思う感情だし、うなづける部分も多々あったが、40過ぎた男が、バレンタインやホワイトデーで奔走することもないように思ったが。...

恋愛サスペンスといっていのか。 大部分は主人公とその恋人との不倫の関係で物語が進む。その合間に小出しされるように殺人事件の情報が絡らんでくる。 男ならだれでも思う感情だし、うなづける部分も多々あったが、40過ぎた男が、バレンタインやホワイトデーで奔走することもないように思ったが。 サスペンス的には、まあ、妥当な結末。理不尽だ結果だとは思わないが、驚きもなかった。 内容(「BOOK」データベースより) 不倫する奴なんて馬鹿だと思っていた。ところが僕はその台詞を自分に対して発しなければならなくなる―。建設会社に勤める渡部は、派遣社員の仲西秋葉と不倫の恋に墜ちた。2人の仲は急速に深まり、渡部は彼女が抱える複雑な事情を知ることになる。15年前、父親の愛人が殺される事件が起こり、秋葉はその容疑者とされているのだ。彼女は真犯人なのか?渡部の心は揺れ動く。まもなく事件は時効を迎えようとしていた…。

Posted byブクログ

2017/09/26

不倫はあかん!って話だけではありません。でも、不倫の話を読んでるとバカじゃないの?って思うけど、いつかその台詞を自分に対して発する時が来るのでしょうか?いや、こないね。 不倫はダメね、読んでて苦しくなる。 殺人の方はあまり興味なしでした。 最後はハッピーっぽいので、まぁ良かっ...

不倫はあかん!って話だけではありません。でも、不倫の話を読んでるとバカじゃないの?って思うけど、いつかその台詞を自分に対して発する時が来るのでしょうか?いや、こないね。 不倫はダメね、読んでて苦しくなる。 殺人の方はあまり興味なしでした。 最後はハッピーっぽいので、まぁ良かったかな。

Posted byブクログ

2016/01/30

不倫の内容が多すぎて、肝心の事件の内容が若干霞んでたような それぞれが苦しんでるけど、最後誰が一番辛かったのかは、 たぶん読む人の主観で変わると思います 幸せを得ることと耐えることが同義っていうのは酷だ この人にしては珍しくタイトル外した感があるのは気のせいか

Posted byブクログ

2016/01/28
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

不倫騒動 主人公の渡部と不倫の恋におちる秋葉。 秋葉だけがこの中でリアリティが無くて浮いた存在のように思えた。 両親と、叔母への復讐といえども ここまであっさりと不倫で身を引く女性はいないと思う。 もしかすると、文章にはなっていない彼女なりの葛藤は有ったのかもしれない。 それでも文章になってないからこそとても美しい。あっさりと身を引けるいわゆるいい女だなーと思った。 妻の有美子に不倫をごまかそうとあれこれ試行錯誤する男性の滑稽さと可愛らしさがでていて、私も妻に秘密がばれないか、渡部といっしょになって顔色を窺っているような。そんな気分にさせられた。 もし、当事者だったらそうもいっていれない。 私も有美子と同じく、卵で出来たサンタクロースの飾りを潰しながら旦那の帰りを待つだろう。 番外編の新谷の嫁のようにヒステリーを起こすだろう。 横浜を舞台にした 深キョンと岸谷五郎と木村多江がい演じている映画の方も気になる。

Posted byブクログ

2016/01/11

男性目線からの不倫の話がとても新鮮だった。 道徳から外れた事をするから不倫なんだよって友達の言葉に納得。 不倫は駄目と思いつつ、いつか不倫に走ってしまう日が来るかもしれないな…なんて事を思いました。

Posted byブクログ

2015/12/22

男はあまりに情けなく… 女は我が強く、打算的で… あまりに自分をなぞる部分が 多かっただけに… 読んでて過去の自分が こんなにも情けないのか… と感じて、ムカムカ… だからかなのか、 でもこんなの書いて なにが面白い!?

Posted byブクログ

2015/08/09

不倫とミステリ、のように書かれているが、話の大半は不倫に占められている。 主人公渡部は何所にでも居る平凡なサラリーマン。特に代わり映えのない良き父親、良き夫である。そんな平凡な、でも負けず嫌いな人だからこそ、不倫相手にどっぷり嵌ってしまう。 不倫相手が殺人事件の容疑者でなくとも...

不倫とミステリ、のように書かれているが、話の大半は不倫に占められている。 主人公渡部は何所にでも居る平凡なサラリーマン。特に代わり映えのない良き父親、良き夫である。そんな平凡な、でも負けず嫌いな人だからこそ、不倫相手にどっぷり嵌ってしまう。 不倫相手が殺人事件の容疑者でなくとも、きっと彼はあれこれ悩んで決断を下すことなどできなかっただろう。 つまり誰でもこうなり得る、というのが共感できる人も居るのではないだろうか。 不倫している時点で良い人とは云えないかもしれないが、渡部は真面目過ぎる。負けず嫌いも手伝っているかもしれない。不倫相手にも、妻にも優しくすることしかできない。それが一番最悪の結果を招くとわかっていながらも、お人好し過ぎる。誰も傷つけたくないと思いながらも、誰もが傷つく行為をやめられない。 ミステリにしても、不倫にしても、特にミステリという印象は抱かなかった。どちらかと云えば、真面目な男が不倫を楽しみながらも苦しんでいることがつらつら描かれている。 番外とも云える「新谷くんの話」を含め、ラストのオチは誰にでも少しはあるだろう人間の汚さや醜さがありありと浮かび上がり、やはり泥臭い不倫の話でしかなかった。 渡部の妻はいつまでも、良き妻良き母であると思う。

Posted byブクログ

2015/08/04

これから事件が起こるわけではなく、過去の殺人事件を巡って登場人物が絡み合う話。 ミステリーより、不倫にハマる人の心理描写に重きを置いた作品だと思う。

Posted byブクログ

2015/04/17

今まで読んだ東野作品とは若干趣きが違う。全編ある意味ハラハラしながら読み進め、ラストは意外で楽しめた。ただ、番外編 新谷君の話、はいらなかったのでは、と思う。

Posted byブクログ