夜明けの街で の商品レビュー

東野圭吾【著】

2019/08/09

昔から東野圭吾好きだったんで
期待値が高過ぎて、評価が低くなってしまいました。

短・中編だったらもっと良かったかもしれないけど
だらだらと引っ張って最後コレかぁ、って感じ。

まぁこの人の本は別に犯人当てや名推理を目当てに
読んでいるわけではないんですが、それにしても
長編にする程の中身かなぁ？

2019/06/07

会社に派遣社員として目の前に現れた女性・秋葉に恋をしてしまう、妻子持ちの４０手前の男・渡部。やがて、秋葉の実家で、10年前に不可解な事故があり、人が一人死んでいることを知る。その死をめぐり、様々な人物たちと翻弄され、ハマっていく。
可愛い娘と素敵な奥さんがいるのに、渡部のアホ！となんども思ってしまった。そして、不倫を猛反対しながらも渡部をうまくフォローする旧友の新谷君の動きが天晴れ。
この物語は、珍しく「僕」という一人称で描かれてる。
死んだのは過去に一人だけ。無駄な事件が起こらなかったことは嬉しかった。だけど秋葉はこの先幸せになれるのかな、なれるといいな。

2019/05/29

著者の作品は、結構読んでいます。もちろんサスペンスではありますが、ラブストーリーの部分も多々あり、楽しめました。映画化もされているようなので、観てみたいと思います。

2019/05/13

　僕渡部は会社の派遣社員、仲西秋葉と不倫関係になった。
秋葉は自宅で父の秘書本条麗子の死の容疑者とされていたが、時効の夜真相を語った。
　麗子は父の気持ちが離婚した母の妹妙子にある事を知り、失意の中で自殺した。その時家にいた秋葉は
その遺書の内容に衝撃を受け自殺を図るが未遂で終わり倒れていた。
　父と妙子は秋葉が殺したと思い込み偽装し、時効となってしまった。
　僕とは父へのあてつけの付き合いという事で、その夜に別れを切り出された。自宅では妻由美子が何事も
無かったかのように振舞っていたが、責めて破滅への引き金にならないように我慢した痕跡があった。

2019/04/16

最後そうくるかーとは思ったもののまぁそんなもんかなーとかなんともパッとしない終わり方でした。東野圭吾らしくもなく、、、どんでん返しではあったんだけど。東野圭吾特有の盛って盛って盛って落とす心の機微みたいのは、不倫を題材にしたことが原因なのか、いまいちまぁ、この辺かな。落とし所は。みたいな雰囲気で落ち着いた。

それよりもラストのエピローグで、主人公のお友達の不倫話が載ってるんだが。

むしろこっちが本作では。と思わせるほどの男と女の修羅場がたった十ページくらいで語られ、だから不倫は、、、っていうお友達の心の声がとっても印象的でした。

殺人事件が発生する不倫の内容よりも、普通に起きる不倫話の方が鬼気迫る内容となってます。確かにそーっとズーッと触れないように過ごす夫婦の当たり障りないように過ごす生活ほど、真綿で首を絞められるような恐怖はない。と。思ったわたしでした。

2019/03/30

東野圭吾らしくない、文面だった。

とはいえ、舞い上がる男性の気持ちを見事に描いていた。

ただし、
事件の謎解きと妻子との別れを選択する心模様の表現は、

緊迫さに欠けた

2019/02/28

最初から最後まで面白い。やっぱドロドロの恋愛は一気に読んでしまうね笑笑よくある感じなんだがそこがまた面白い。

2019/02/11

久しぶりに東野圭吾作品で当たりが出た気がします。
先が読めそうで読めいな感じで、ミステリーの醍醐味を味わいました。
殺人やら不倫やらなので読み返したいとは思いませんが。

2019/01/20

テーマはだいぶ違うけど「殺人の門」に似た切迫感のある描写がつづく。

ラスト付近はやや意見が分かれそう。私はちょっとあっさり終わり過ぎかな、と感じた。

2018/10/16

単なる恋愛ものかと思いきや、最後に少しミステリーになった。300ページ付近まで我慢。その後直ぐに終了。