ぽろぽろドール の商品レビュー
クラスの友達に借りて読んだ本 すべての物語に人形がでてくる短編集です 表紙が素敵ですよね。 読後不思議な気持ちになりました
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人形に興味ない人でも色々な見方をさせてくれる話。 作者が相当の人形好きで、頑張って本の企画を通したとか・・ この本読んだ後に、私は見事に人形好きにさせられた・・
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■美しくも官能的で、残酷なまでの思いを人形に託した人たちの、切なくもまっすぐな物語。 ■■こんな雰囲気の物語は大好きだ。救いがあるのかないのか、主人公達が抱える闇の甘くまったりとしたエロティックさが好き。官能とキュートの間を漂っているような短編集。テーマはお人形。『手のひらの中...
■美しくも官能的で、残酷なまでの思いを人形に託した人たちの、切なくもまっすぐな物語。 ■■こんな雰囲気の物語は大好きだ。救いがあるのかないのか、主人公達が抱える闇の甘くまったりとしたエロティックさが好き。官能とキュートの間を漂っているような短編集。テーマはお人形。『手のひらの中のやわらかな星』が一番好き。
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衝撃的だった。 初めて読んだ時の感想は、これに尽きる。 人形との不思議な関係を持つ主人公を描く短編集。 それらはとても奇妙で、不気味ささえ感じる。 でも、その奇妙さに、ひどく惹かれてしまうのだ。 カバーの絵がとても美しいのも、この本の魅力の1つ。 ただ、「初めて読む豊島ミホさ...
衝撃的だった。 初めて読んだ時の感想は、これに尽きる。 人形との不思議な関係を持つ主人公を描く短編集。 それらはとても奇妙で、不気味ささえ感じる。 でも、その奇妙さに、ひどく惹かれてしまうのだ。 カバーの絵がとても美しいのも、この本の魅力の1つ。 ただ、「初めて読む豊島ミホさんの本」にはしないでほしい。 個人的に。 ちょっと印象が、強烈だと思うので。 私の独断と偏見に基づいて言えば、檸檬のころ→エバーグリーン→その他の作品という順がオススメです。
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ドールをテーマにしたちょっと豊島ミホらしくない短編集でしたが、ピンと張り詰めた空気感もらしくないながら、いい作品でした。
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可愛らしく淡い装丁のとおり、淡くて切なく、どこかに静かな恐怖があった。 引用の、わたしはまだほんの十五で……の言葉が、本当に沁みた。
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装丁がめっちゃかわいい 人形を題材に扱った珍しい短編集 どの話もひんやりした怖さがありました・・・ 主人公のポジションが地味系ってのは 豊島さん作品のお決まりだけど、 今回はだからこそ余計になんかリアルだった
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豊島さんの作品の中で 何故だか一番心に残っている本です。(人形が好きだからだと言うこともあるかもしれない。) 人形に纏わるお話の短編集です。とても好き。
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一本一本の終わり方が好き。 人形 の枠にとらわれないとゆうか 老若男女の主人公で面白かった(*^^*)
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
さまざまな人形が登場する短編集。 人形はかわいらしくて、不気味で、美しくて、けなげで、でもそれらはすべて人形に関わるこちら側のものが投影されているに過ぎない。人形を通して過去の自分を見、今の自分を見るのかもしれないと思った。 特に、美しかった自分の容姿が事故で失われ、全く違った生活を送ることになる男の子の話(「僕が人形と眠るまで」)が印象に残った。
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