ソウルケイジ の商品レビュー
マリスアングルを読んで、姫川玲子シリーズを一から読みなおしたくなったストロベリーナイトの次。ドラマを2回は見てると思うのに、詳細は覚えてなくて、どんどん読み進めた。オヤジさんは寺脇康文だった。
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シリーズ第2弾。乗り捨てられたワンボックス・カーから、血塗れの左手首が発見され捜査一課殺人犯捜査係の姫川たちが捜査にあたる。中盤くらいまで捜査もあまり進展しなかったが後半に入ると伏線が繋がりだし一気に面白くなった。
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オーソドックスな警察小説。軽い語り口で読みやすい。二次元でよくその筋の人が設定としてあったりするが、現実はこんなにもひどい。 父性愛、傷の舐め合い、支え合い。残された2人が幸せになれますように。
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再読 誉田哲也さん読み直しキャンペーン 今回は姫川玲子のライバル?日下が準主役のような位置づけ この頃から日下さんは苦々しくも温かく玲子を見守ってたんよねと感じられました 『父性』が柱でもあるんだけど自分も父親として子供たちにいい影響を与えてるとは思えずなんか反省してしまったな
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
多摩川の土手に止められた自動車から、手首だけが見つかる。死体そのものは無い。姫川玲子たちは、手首の人物「高岡賢一」を追うべく、高岡が面倒をみてきた「三島耕介」や、三島のガールフレンドの「中川美智子」の周辺を調べていく。 高岡の胴体部分はほどなく見つかる。だが、本当に高岡なのか。三島と中川をつなげたものは何か。さまざまな謎が頂点に達すると思うや、一気にそれが解けていき、最初に張られた伏線にたどり着く。誉田さん、さすがです。 本作では、「父性」が描かれています。もちろん、そこに答えはないのだけれど、高岡の父性、日下の父性、姫川の父の父性。それぞれ、親が持つ子への愛は変わりません。それは、たとえ血がつながっていなくても、です。 前作では、ガンテツのチョットイイトコが見られました。本作では、日下のチョットイイトコが見られます。菊田はアレ以外は、あんまし出番なし。玲子の菊田の関係はこれからどうなるのだろう。案外、井岡がいい味だしてて、個人的にはきらいでない。こうしたところの次の展開を期待できるところがシリーズものの良さですよね。 次回作は、シンメトリー、短編集。次いってみよう!
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4.5 姫川班第2弾 姫川以外のキャラにも慣れて段々と好きになってきました。 特に日下と井岡、嫌われキャラの2人ですが、何気に姫川を支えている部分もあったりして、でも分かり合うとこまではいけないあたり、実際の人間関係もそういうとこあるよなぁと、 姫川も日下も優秀で、あれだけ言い合...
4.5 姫川班第2弾 姫川以外のキャラにも慣れて段々と好きになってきました。 特に日下と井岡、嫌われキャラの2人ですが、何気に姫川を支えている部分もあったりして、でも分かり合うとこまではいけないあたり、実際の人間関係もそういうとこあるよなぁと、 姫川も日下も優秀で、あれだけ言い合っても、同じところにたどり着く、捜査はゲームじゃないけど、やはり負けてばかりもいられない、綺麗に割り切れない気持ちとか、うまく表現されてて誉田さんの言い回しはとても好きです。 ドラマも見始めましたが、今のところ原作の方が好きですね、原作を知らないと、ドラマが説明不足すぎてドラマしか見てない人には伝わらない部分が多いんじゃないかと余計な心配をしてしまいます。これからどう展開するのかにもよりますが、、 でも原作とドラマ同時進行ってのは私は初めてなので、楽しんでます。
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血は繋がってなくても、愛情を注いでくれる人がいると思えば、こんなにも悪い奴がいる。 この対比により、高岡の父性に余計にほろりとさせられた。 ストロベリーナイトでは、姫川にとって日下は嫌な奴という感じだったけど、今回は日下側の視点により日下の為人が分かってよかった。
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自己犠牲の究極トリック トリックは割と早い時点で分かったけど、まさかということをちゃんとやってのけた。今回は日下に焦点。それと玲子と菊田の仲も進展!? 血の繋がらない子を我が子のように愛することは出来るのか?そんな重い問いかけも。。。
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4.5 姫川シリーズ第二作。期待を裏切らない面白さでした。誉田哲也、良いですね。他の作品も読んでみようと思います。
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おもしろかった。 読みやすく、スラスラっと読了。 父性?をテーマにした、ちょっぴり切ない物語。 次作も読みたい。
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