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エンプティー・チェア(下) の商品レビュー

4.3

50件のお客様レビュー

  1. 5つ

    24

  2. 4つ

    13

  3. 3つ

    7

  4. 2つ

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2012/11/11
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

〈リンカーン・ライム〉シリーズ第3弾 この町には何匹もスズメバチが隠れている いったん逮捕した”昆虫少年”とともに逃亡したサックスを必死で追いかけるライム……。 いったん逮捕した”昆虫少年”を信じ、ともに逃走するサックス。 ライムは苦悩しながらも彼女の行方を追う。 逃げる者と追う者との攻防は、互いが知った仲であるため、双方ともに裏をかく騙し合いの様相に。 そしてついにトレーラーハウスに身を潜めた彼らを、 追手の警察ばかりか、町のゴロツキまでもが金目当てに狙ってきた。 その場でサックスは、知り合った警察官を射殺してしまう。 事故とはいえ、自身の人生の終わりを悟るサックス。 少年のアジトまで逃げ込むが、彼は重要な点で嘘をついていた。 誘拐した少女を襲った男などいなかったのだ。 やがてアジトにライムも駆けつけるが、またしても警察とゴロツキに囲まれる。 ゴロツキどもが暴走し警官を射殺。まさにアジトはハチの巣状態。 そしてサックスは再び拘留されるのだが――。 この後の展開がラストまで気を抜けない。 まさに町中がハチだらけなのです。 一難去ってまた一難。終わったと思ったらもう一発かましてきます。 このどんでん返しはシリーズの中でも上位に来るのではないでしょうか。 ミステリ:☆☆☆☆☆ ストーリー:☆☆☆☆☆ 人物:☆☆☆☆☆ 読みやすさ:☆☆☆☆☆

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2012/09/30

やっぱり大どんでん返し! 最後の最後まで誰が敵で誰が味方なのか、全く油断ができない。 メイスンは意外だったなぁ。

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2012/04/08

リンカーンライムシリーズ一気読み第三弾、知人から二作目のコフィンダンサーがヤバイと聞いてたのでその直後、あまり期待せず読み始めしかも舞台がいつものNYから移って南部の田舎町だったので毛色が違い、前半はもっさり感を感じていたが…後半の怒涛の展開と最後の超絶どんでん返しにもう激しく脱...

リンカーンライムシリーズ一気読み第三弾、知人から二作目のコフィンダンサーがヤバイと聞いてたのでその直後、あまり期待せず読み始めしかも舞台がいつものNYから移って南部の田舎町だったので毛色が違い、前半はもっさり感を感じていたが…後半の怒涛の展開と最後の超絶どんでん返しにもう激しく脱帽。凄いわジェフリー・ディーヴァー、マジでよくこんな展開思い付くよホントに。。。

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2012/03/23

いやあ、まいった。 ディーヴァーじゃなかったらただのご都合主義な滅茶苦茶な展開になっていただろうと思うくらいのドンデン返し。 ホント、最後のページ最終行まで読み損ねないようにと思ったのは他にないだろうなあ。 とても面白かった。

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2012/01/26
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

容疑者を脱獄させて、追う立場から追われる立場になったサックス。 そして、サックスの身を案じてライムはサックス一行の追跡を開始する。 ライムVSサックスの子弟による頭脳戦。 そして、その攻防のなかで、犠牲者がでてしまい・・・。 町が一体となってサックスを追いつめる。 犯罪学者は彼女を救えるか? エンプティー・チェア療法で、昆虫少年の語った父親とのトラウマ体験。 その裏に隠された意外な真実が感動的だった。 しかし、リンカーン・ライムはアームチェア・ディテクティブのなかでも、ピカ一にかっこいいな。 ディーヴァーの次作も必ず読もうと思わせる一品。

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2018/01/10

ライムとアメリアのもどかしい関係も気になるけど、今回はそのふたりが追うものと追われるものに…。 しかも舞台はいつものタウンハウスじゃないし、周りは敵?だらけ。何回もだまされたー

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2011/03/10
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

前作がとにかくハラハラさせられて、早い展開だったので、今作はなんだか、ゆっくりでそしてなんだか拍子抜けする感じが多かった。しかしそれは悪い意味ではないことが下巻を読んで分かった。リンカーン=ライムシリーズのよさが、単なる科学捜査、証拠至上主義的なものでないことが今作でよく分かった。今作はまさに人間ドラマ。リンカーンを想うアメリアの心と、昆虫少年の想い。これらがだんだんと分かるにつれ、ただのジェットコースターサスペンスではなくなった。もちろん最後まで大どんでん返しは忘れない。タイトルのエンプティー・チェアは最初、それだけの意味?って思ったが最後まで読んで納得。これもやっぱり結論を知りつつ読んでみたいが…やっぱり無理。それは第4弾を読むから!!

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2011/02/16

激しい銃撃戦から、二転三転する展開が、前作よりもパワーアップ。 アメリアとライムの関係も、着実に前進していて、いい緊張感。 最後の最後まで楽しませてくれます。

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2011/01/07

いや、サックスが少年を逃がすとは、そして二転三転四転五転するので目が離せなかった。これは映画にすれば面白いだろうなっと思いますした。

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2011/01/04

『この町には何匹もスズメバチが隠れている』 やっとのことで逮捕した昆虫少年だったが、 彼と話すうちに、彼は殺人犯ではないと確信したサックスは あろうことか少年と共に逃走してしまう。 下巻からはサックスとライムの知恵比べ。 被害者の女性を助けるために昆虫少年と逃走するサックスと...

『この町には何匹もスズメバチが隠れている』 やっとのことで逮捕した昆虫少年だったが、 彼と話すうちに、彼は殺人犯ではないと確信したサックスは あろうことか少年と共に逃走してしまう。 下巻からはサックスとライムの知恵比べ。 被害者の女性を助けるために昆虫少年と逃走するサックスと 彼女を何とか説得しようとするライム。 しかし、逃走中に悲劇がサックスを襲う・・・ 絶体絶命の状況をひっくり返すことはできるのか? 後半は怒涛の展開でハラハラの連続です。 前二作と並ぶ手に汗握る展開の結末は?

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