エンプティー・チェア(下) の商品レビュー
登場人物に愛着がわく! こういう本を読んでいると。アメリカには本当にイかれた犯罪者が多いと感じてしまう。(実際はどの国でも変わらないんだろうけれど。) シリーズも読みたい!
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リンカーン・ライムシリーズ、第3弾。 今度は本拠地ではない、ノースカロライナで起こる事件に、ライム、サックス、トムの3人で臨む設定。 今回もどんでん返しの連続で、最後は正に手に汗握る展開。 なのだけど、ちょっと強引なところもあったかも? メアリー・ベスやリディアの感情描写で、これは本当の理由がわからないように文章にするのはかなりのワザだなあ、とな。 私の読み込みが足りないのと、翻訳だということもあると思うので、いずれじっくり読み直してみたいもの。 それにしても、これだけ腐ってる町というのは……昆虫との対比が見事で、何十もの複線や奥行きに感服するばかり。 新しい魅力的なキャラも出てきて、ますます広がりを見せるシリーズだ。
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リンカーン・ライムシリーズは、 いつも最後にどんでん返しが有るわけですが、 それを予期していてもなお、今回は驚かされます。 って言うか、「もう、これでオシマイだよね。」と思った後に、 更に、もうひとつありますからねぇ。 ただ今回ちょっと『反則』と思ったのは、 FBI捜査官のフレッド・デルレイが、 前触れもなく訪れたこと。 まぁ、推理の本質に触れるところではないですが、 いきなり現れるのは、ちょっと反則だと思いました。
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小さな街の小さな事件だったはずが、どんどん大きな黒い陰謀が暴かれて行く様は、ライムシリーズの面白いところ。 殺人犯になってしまったサックスをライムがどんな策を使って刑を軽くするのかが見所になってくるものの、なかなか話が進まずちょっともどかしいページが続く。 ラストにはもちろんライ...
小さな街の小さな事件だったはずが、どんどん大きな黒い陰謀が暴かれて行く様は、ライムシリーズの面白いところ。 殺人犯になってしまったサックスをライムがどんな策を使って刑を軽くするのかが見所になってくるものの、なかなか話が進まずちょっともどかしいページが続く。 ラストにはもちろんライムシリーズ最大の楽しみのどんでん返しも待ち受ける。
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ライムとアメリアの関係が素敵すぎて堪らない。まさかのラストも騙されてたし。矢張り推理小説は頭を空っぽにして騙されるのが良い。(私は)。次回2人はどうなるのだろうとそわそわ。
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大ボスの予想は当たりました!笑。 一転二転するのはさすがディーヴァー節炸裂でした。まさか‥とか思いながら展開されていくのを楽しみました。 この人は弁護士も経験されているのか、人間の裏と表があるのを何気なく描いていてそれが誰が真犯人か分からないサスペンスになっているなぁと。
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上下巻通しての感想。 慣れない土地で事件を依頼され、苦慮しながらも容疑者を追いかけるライムとサックス。シリーズこれまでの作品とは少しばかり雰囲気の違う作品となった。 とはいえ、いつものスピード感は衰えていない。途中中だるみする部分もあったが、下巻後半の展開は圧巻。「えっ」「えっ」...
上下巻通しての感想。 慣れない土地で事件を依頼され、苦慮しながらも容疑者を追いかけるライムとサックス。シリーズこれまでの作品とは少しばかり雰囲気の違う作品となった。 とはいえ、いつものスピード感は衰えていない。途中中だるみする部分もあったが、下巻後半の展開は圧巻。「えっ」「えっ」の連続で、最後は「まじかよ!?」ってなりながら読んだ。
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最高にハラハラしながら読みました。 意外な展開に「( ̄△ ̄;)エッ・・・」「( ̄△ ̄;)エッ・・・」の連発。 犯人捕まってやれやれと思えば、また違う展開へ。 で、今度はもう安心、リンカーンは無事にオペできると思えば、またまた、「お前もか!」ってな調子で、まったく予想すらできない...
最高にハラハラしながら読みました。 意外な展開に「( ̄△ ̄;)エッ・・・」「( ̄△ ̄;)エッ・・・」の連発。 犯人捕まってやれやれと思えば、また違う展開へ。 で、今度はもう安心、リンカーンは無事にオペできると思えば、またまた、「お前もか!」ってな調子で、まったく予想すらできない結末でした。 本当に面白かったですねぇ。
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下巻になって、ペースが上がる。息もつかせぬ展開。 ギャレットは悪者なのか。メアリー・べスはどうなるのか。 捕まったあとのアメリアはどうなるのか。 ライムの手術は? リディアの本当の狙いは? 最後の5ページまで進み続ける物語。すごい。 子どもがいない街、っていうのが心が痛んだ。 法律が禁止していないとか、そういうことで、命が犠牲にされているのは、何かしらを暗示しているようにも感じる。
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「アメリア・サックス、無茶するなよ」と言いたくなる。 パケノーク群保安官のジム・ベルは、 前作で活躍したニューヨーク市警殺人課刑事ローランド・ベルの従弟。 この設定で先入観によるイメージが出来上がっているんだよな。 自分の脳の単純さを思い知らされた。
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