レインレイン・ボウ の商品レビュー

加納朋子【著】

2009/10/04

高校のソフト部仲間の一人が亡くなった。葬儀で再会した当時のメンバーの今の生き様を読んでいくうちに、最後の最後で亡くなった理由が明かされていく。
森見さんのあとでなければひきこまれていただろうに・・・

2009/10/04

陶子さんシリーズ第二弾。高校時代のソフトボール部のチームメイトが亡くなり、お葬式で再び集まった当時のメンバー。高校卒業後、全く違う道を歩いていた彼女達一人一人をクローズアップしてそれぞれの今を知り、昔を思う。最後まで出てこなかったメンバーの居場所が意外でした。陶子さんはお祖母さんも素敵。

2009/10/04

「月曜日の水玉模様」の続きっぽい感じ。陶子さんの高校時代の部活仲間にそれぞれスポットライトを当てつつの連作短編。個人的には栄養士の子の飾らないところが好き。

2009/10/04

「同じ部活だった子の死」という、ひとつの出来事をめぐっても、人の数だけ悩みやドラマがある。物事にはいろいろな面があるけれど、でもどれが正解というわけでもないし、どれも本当なんだろうな。2007/02/16読了

2009/10/04

高校時代のソフトボール部の仲間の一人の部員の死をきっかけに小説は始まる。構成や一人一人の人物の描き方がとても上手いなと思った。優しい感じのする文体がとっても素敵☆

2009/10/07

「日曜日は水玉模様」と・・・・・・といわれてもそれを覚えてなければどうしたら良いのやら。やさしくほっとする空気は相変わらず。

2009/10/04

26歳になった女たちの群像劇。
いちおうミステリ、だけど人間描写のほうが面白かったりする。
普段の生活に少し疲れている人向け。

2009/10/04

思えば、「虹の女神」と虹ツナガリの話だったなぁ。でもこっちは一人の死をきっかけに高校の部活仲間が集まって昔を振り返りながら仕事を一生懸命生きていくというもの。結婚してる子もいれば、仕事ばりばりやってる子もいて、みんなそれぞれ十人十色。それぞれのカラーがあって生きている。頑張ってるのです。

2009/10/04

連作短編の形をとっています。
　加納さんらしく、それぞれ優しい気持ちに慣れるお話。
　個人的には栄養士さんと保母さんのお話が好き。
　初めて読んだときは感じなかったけど………２５歳って、あと４年？もうすぐじゃん(･Θ･;)わぁお。

2011/07/18

加納朋子のレインレイン・ボウを読みました。月曜日の水玉模様のヒロイン片桐陶子と高校時代のソフトボール部のチームメイトたちの物語でした。チームメイトの一人が亡くなってしまったことから、他のチームメイトに順番にスポットを当てながら２０代前半の女性たちのみずみずしい悩みや希望が描写されていきます。７つの短編はそれぞれ完結しているのですが、全体を通してもうひとつの謎が解き明かされていくのは前作と同じです。前作の陶子さんはかわいいＯＬだったのに、今回の陶子さんは頼りになるキャプテンと感じられたのは不思議でした。