レインレイン・ボウ の商品レビュー
ようやく文庫化。とうこさんの話はなにげに月曜日の〜の方が面白かったかも。ただやっぱりこの人の連作はうまい。
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誰かの事をこんなふうに思い出せるのかな、高校生って、こんなだったかな。みんなそれぞれの思い出があって、今があるお話。何気に「月曜日の水玉模様」とリンクしてます。
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面白かったです。堪能できました。連作短編集。加納作品お得意の日常の謎をちりばめながら、物語がひとつにまとまっていきます。また、解説を読んでわかったのですが、この話の登場人物の一人(陶子)は『月曜日の水玉模様』の主人公で、この『レインレイン・ボウ』はその主人公の高校時代のソフトボー...
面白かったです。堪能できました。連作短編集。加納作品お得意の日常の謎をちりばめながら、物語がひとつにまとまっていきます。また、解説を読んでわかったのですが、この話の登場人物の一人(陶子)は『月曜日の水玉模様』の主人公で、この『レインレイン・ボウ』はその主人公の高校時代のソフトボール部のチームメートのその後の話だという、嬉しいつながりを発見できました。
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面白い!読みやすい!ミステリーと恋愛と…上手い具合に日常に溶け合ってる!全部の話が面白かった!大好きです。
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高校時代に同じソフトボール部に所属していた7人が20代半ばになり、仲間の死により再会するところからはじまる物語です。加納さんが得意とする連作短編集ですね。 この7人それぞれを主人公とした短編から構成されているのですが、これらすべてから1つの謎が解き明かされるようになってます。 何...
高校時代に同じソフトボール部に所属していた7人が20代半ばになり、仲間の死により再会するところからはじまる物語です。加納さんが得意とする連作短編集ですね。 この7人それぞれを主人公とした短編から構成されているのですが、これらすべてから1つの謎が解き明かされるようになってます。 何故彼女は死んでしまったのか。 彼女の死から数日後に失踪してしまう、唯一お葬式に顔を見せなかった彼女の親友は何故、何処へ姿を消してしまったのか。 解き明かされる謎としてはこんな感じになるのかな。 だけど実際の物語は謎解きそのものよりも各主人公たちの生活に焦点を当てたものとなってます。楽しかった高校時代の思い出も友人も大切だけど、やっぱり今が大切。それでも仲間のために出来ることは何か。 仲間から見れば目標を叶えて生き生きと生活しているかのような人にも悩みや不安、心の闇が確実に存在していて、それぞれがそれぞれの場所で懸命にそれと向かい合っている様が大変魅力的に描かれてます。隣の芝生は青いけど、青いだけじゃないんだなぁって思わされる作品です。 『月曜日の水玉模様』という作品に登場する人物が、今回の作中に登場するのはちょっとお得感があって素敵でした。
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あ〜、なんか、短編の作りが好きだなぁと思った。 高校時代のソフトボール部仲間の8人。 その中の1人の死をきっかけに、いろんな職業・立場の仲間たちの日常が描かれていて、ちょっとした謎解きのようなものもあって、おもしろい。 私はやっぱり主婦という立場から、最初に登場する美久に一番親近...
あ〜、なんか、短編の作りが好きだなぁと思った。 高校時代のソフトボール部仲間の8人。 その中の1人の死をきっかけに、いろんな職業・立場の仲間たちの日常が描かれていて、ちょっとした謎解きのようなものもあって、おもしろい。 私はやっぱり主婦という立場から、最初に登場する美久に一番親近感を持つかなぁ。 各章のタイトルに色(虹の色かな?)が使われてるのもまたいい。 女性好みの話だよね。
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おもしろかった。なかなか。読んでからも頭に残るのは、美久の話と由美子の話かなぁ。由美子みたいな生き方は私とはまったくちがうんだけど。気持ちいいよね、見ていて。美久の話は、ちょっとだけ共感できるんだ。どこかが。いきいき生きる20代になるといいな!どんな形にしても、ね。
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つい最近読んだかも。 短編集なんだけどなんか違う。 みんなきれ〜いに繋がってて、 マジックにかかったような気分になった。 すごい!よ。
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あまり期待もせずに読んだ作品。そのおかげか、とても素晴らしい作品になった。 加納朋子は連作短編の名手だ、としみじみ思わされた。
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短編連作で、高校ソフトボール部なひとたちの話。 この関係なさそうなのが地味に繋がっていくのがすごい好き。 水曜日の水玉模様と微妙にリンク。
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