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マリオネットの罠 新装版 の商品レビュー

3.7

159件のお客様レビュー

  1. 5つ

    32

  2. 4つ

    55

  3. 3つ

    52

  4. 2つ

    7

  5. 1つ

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2018/08/29

マリオネットの少女、女の性に対する酷薄さに辟易とする。伏線、謎の回収はきっちりされていてすっきりするけど、なんだか受身的な女として生きることに嫌気がさす。

Posted byブクログ

2018/08/27
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赤川次郎の処女長編作品である本書 とにかく読みやすい点 難しい言葉も出てこない点 場面転換が巧みで伏線を回収していく爽快感がある点が凄く集中出来ました 個人的な疑問としては雅子がしきりに島崎はヤバい奴発言してたような気がしたけど性豪という点以外では何もなくて何だったんだろうと思ったけど 多分妄想なのかな 後赤川作品に出てくる女性は魅力的で雅子がどれほどの美人なのか想像しながら読めたのも楽しめた要因だった 半分くらいから修一怪しいなと思ってたら案の定の展開だったが よく練られた作品だなと感じた 読みやすいし読書離れしてる人なんかにオススメです

Posted byブクログ

2018/08/03

若干予想していたのと違うかんじのミステリーでした。 最初の姉妹たちの優雅な生活と不穏な空気が混ざった雰囲気はすごく好き。 紅茶とか飲みながら読みたくなる。笑 二章からがなかなか話が進まないなと感じました。 最後のどんでん返しはそうくるか!とけっこうびっくりしたけど、やや無理や...

若干予想していたのと違うかんじのミステリーでした。 最初の姉妹たちの優雅な生活と不穏な空気が混ざった雰囲気はすごく好き。 紅茶とか飲みながら読みたくなる。笑 二章からがなかなか話が進まないなと感じました。 最後のどんでん返しはそうくるか!とけっこうびっくりしたけど、やや無理やりなかんじはある。 読みやすい作品だけど、わたしは先が気になる!ってほどにはハマれなかった。何故だろう。笑

Posted byブクログ

2018/06/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

赤川次郎作品だからサクッと軽く読めるだろ~と思ってたらなかなかテーマが重たかったw 麻薬やレイプ、精神病院、人体実験、洗脳など…振り切って非現実的にしてくれれば割り切れるんだけど、地に足はついてる感じなのが逆にきつかったな。。結構ラスト数ページはそうきたかー!という感じでした。新妻が不憫すぎる… 赤川次郎の最高傑作、とどこかで口コミを見たけど私はそうは思わなかった、赤川次郎はライトなのが良いよ~

Posted byブクログ

2018/06/17
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※このレビューにはネタバレを含みます

ものすごいどんでん返しではあるが伏線とかはほぼない。あるけどすぐ回収されるので叙述トリック的なものはない。なのに面白いさすが赤川次郎はんやでえ…。 あと登場する男性はほぼ全員性欲がえらいことになってる。 星新一と並び読みまくる青春を送った人は多いと思うが、2人とも「流行を取り入れない」「取材をしない」がマイルールだそうで、確かに今読んでも時代性を感じないところがすごい(公衆電話とか女性の名前が『〇子』ばかりなところくらい)

Posted byブクログ

2018/06/16

えっ?あなたが犯人? 上田修一はお世話になった教授からフランス語を教えて欲しい人がいると持ちかけられ峯岸紀子、芳子姉妹に三ヶ月住み込みで教える事になった。 しかしこの姉妹何かおかしい。しかも何かを隠している。 ある日峯岸家の地下に隠し部屋があった。 中には三女の雅子が閉じ込めら...

えっ?あなたが犯人? 上田修一はお世話になった教授からフランス語を教えて欲しい人がいると持ちかけられ峯岸紀子、芳子姉妹に三ヶ月住み込みで教える事になった。 しかしこの姉妹何かおかしい。しかも何かを隠している。 ある日峯岸家の地下に隠し部屋があった。 中には三女の雅子が閉じ込められていた。 姉たちは 「雅子は精神障害で外に出しておくと危険なので地下に幽閉した」 と言っているが自分はそんな事はないと修一に訴える。 紀子が外出、芳子が部屋にいる時を見計らって修一は地下室から雅子を救い出す。 助け出した後2階から悲鳴が、その後車が出て行く音がした。 修一は急いで2階に上がると血まみれの芳子がこちらに向かってくる。 芳子は修一にぶつかりそのまま2階から転げ落ち修一は両足を骨折する。 それから次々に起こるナイフをつかった連続殺人 行方不明になった修一を探す婚約者の牧美奈子 いろんな人が絡まり事件の真相に進む。 終盤、雅子が人生で唯一好きになった修一を殺そうとする行動が時間単位で書かれている。読み進めると同時にドキドキ感が上がって刺激的でした。 最後のどんでん返しも予想してなかったので「えっ?」と驚きました。 赤川次郎さんの37年前に書かれた処女作品。 赤川次郎さんの小説は学生の頃よく読みました。 凄く読みやすくて小説の読み始めとして最適だと思います。 本作品も話の流れがスムーズで読みやすくおすすめです。

Posted byブクログ

2018/05/16
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若い女が執拗に襲われる話。←違う ン十年ぶりの赤川次郎。 小学校高学年から中学生にかけて赤川次郎に嵌まった時期があって、その頃の新刊はだいたい読んでたはずなのに、この作品は知らなかった。 調べてみたら長編処女作品で1977年作とか。 そりゃ読んでないわな。そもそも初期作品はあまり好きじゃなかったしな。 しかも1977年って『占星術殺人事件』ショックより前じゃないか。 なるほと、ミステリ停滞期(失礼!)の作品な訳ね。 何様のつもりだと自分で思いつつ敢えて言うけど、自分の舌が肥えたなぁ…ってことを実感した作品だった。 アイデアは面白い。 もっと周到に練って構成すればもっと面白くなったと思うし、赤川次郎がもう少し人生経験(作家経験)積んでから書いてくれてたら、もっと完成度が上がったんじゃないかと思う。 または私がミステリ読書経験が少ない頃に出会ってたら絶賛したかも。 40年以上経った現代に読んだせいもあって(そして読者側も歳取ったせいで)、申し訳ないけど稚拙というか、詰めが甘いという感想を抱いてしまった。 「組織」とか「敵の組織」とか、凄く胡散臭く薄っぺらく響いた…。 (偉そうにスミマセン) でも発表当時に読めてたら(不可能だけど)、間違いなくビックリしたと思う。 つまりはこの40年でミステリは素晴らしく進化したってことです。 そして40年前の作品を今当たり前に読める社会のシステムにも感謝したいし、この作品自体が40年の時を経て発掘されたタイムカプセルみたいで、なんか嬉しかったです。 (全然作品のレビューになってなくて申し訳ない)

Posted byブクログ

2018/03/26

読んだ後知ったけど、これが処女長編なんだ。処女作でこの安定感。さすが赤川次郎。 ゆっくり進むところと、スピード感のあるところのメリハリがよく読んでいて飽きない。

Posted byブクログ

2017/12/04

だいぶ前に、元乃木坂の深川麻衣サンがオススメしてて気になりはしてたけど、中々タイミングがなくて、ようやく最近読めた。自分にとっては初めての赤川次郎作品だった。 読んだ感じとしては、序盤から今のここは登場人物の誰の言葉・気持ち なんだろう?とちょいちょい見失ってしまったけど、徐々に...

だいぶ前に、元乃木坂の深川麻衣サンがオススメしてて気になりはしてたけど、中々タイミングがなくて、ようやく最近読めた。自分にとっては初めての赤川次郎作品だった。 読んだ感じとしては、序盤から今のここは登場人物の誰の言葉・気持ち なんだろう?とちょいちょい見失ってしまったけど、徐々に内容の次が気になる展開が増えてきて話に集中できたし楽しく読めた。そしてやっぱり最後の最後に大どんでん返しがあって、うわーなるほど!だからか っていう感じに自分はなった。全ては偶然じゃなかったんだとも思えた作品だった。

Posted byブクログ

2017/11/27

赤川次郎先生の処女作であり、最高傑作とも言われている作品です。 処女作でこの面白さはビックリです。 私自身赤川次郎先生の作品はこれしか読んだことがないのですが、これは読む価値に値する作品だと言えます。 終始飽きることなく読むことができ、終盤にはハッピーエンドにも思えたが、最後の最...

赤川次郎先生の処女作であり、最高傑作とも言われている作品です。 処女作でこの面白さはビックリです。 私自身赤川次郎先生の作品はこれしか読んだことがないのですが、これは読む価値に値する作品だと言えます。 終始飽きることなく読むことができ、終盤にはハッピーエンドにも思えたが、最後の最後で あれっ?まさか!おーー!! ってなりました(笑) 少しの内容でもネタバレになってしまうため、多くは言えません! 処女作のせいなのかも知れないが、文体的には所々若々しい感じがしました。特に私を唸らせた最後ですが、少し強引な感じもしました。しかし、内容やミステリー小説としては十二分に面白かったです。 まだ未読の方は是非ご覧になって下さい!

Posted byブクログ