マリオネットの罠 新装版 の商品レビュー
館の中で完結するもんだと思って軽い気持ちで読み始めて、気がついたら没入していたこの感じ。 読み終わった後は余韻に浸る時間を用意しておきましょう。
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久しぶりに読んでみたくなって買った赤川次郎氏の一冊。 読んでる途中で気になり調べたら40年くらい前の話でした。 連絡で公衆電話を使っている所がちょっと古いなと感じたくらいで、あとはあまり古いと感じなかった。 後半からの話がおもしろく、最後は驚きで終わった。 読みやすい内容で...
久しぶりに読んでみたくなって買った赤川次郎氏の一冊。 読んでる途中で気になり調べたら40年くらい前の話でした。 連絡で公衆電話を使っている所がちょっと古いなと感じたくらいで、あとはあまり古いと感じなかった。 後半からの話がおもしろく、最後は驚きで終わった。 読みやすい内容でした。 どんでん返しがすごかった小説でした。
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小・中学生の頃、赤川次郎が好きで読み漁ってたけど、いろいろ経験して大人になった今は少し物足りないかも。最後までなかなか進まなかったが最後のどんでん返しは意外だった。昭和52年の作品と言うことで少し時代を感じる表現はあったが古さは感じなかった。印象に残ってる作品を再読したくなった。
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とても読みやすい。 サクサク読めました。 どんでん返しまではいかないかもしれませんが、読んでて面白い作品です。
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個人的に赤川次郎の最高傑作として推します。ミステリ好きの観点からですが。今この作品を読むと赤川次郎の世間的なイメージ(軽い・量産)をいともたやすく払拭する非常に完成度の高いサスペンス・ミステリ作品と言えます。プロットも人間描写も素晴らしい。
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余りにも著名な作者で、先入観から大衆受けのエンタメ作品だろ的な歪んだ気持ちもあり手に取るのをためらってました。反省してます、ごめんなさい。 40年近く昔の作品なのに古臭さがなく、むしろ洗練されててお洒落な印象を醸し出してる。淡々と進んでいくのに劇画的なイメージが脳裏に鮮明に浮か...
余りにも著名な作者で、先入観から大衆受けのエンタメ作品だろ的な歪んだ気持ちもあり手に取るのをためらってました。反省してます、ごめんなさい。 40年近く昔の作品なのに古臭さがなく、むしろ洗練されててお洒落な印象を醸し出してる。淡々と進んでいくのに劇画的なイメージが脳裏に鮮明に浮かび上がる高揚感、サスペンス要素、ミステリー要素、バッチリ。場面が一点に集中するのでなく、視点も変われば環境も物語も自由に変化させていき、全てに引き込まれる筆致に脱帽。 ノンネタバレで是非手にとってあぁと感心してもらいたいですね。
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再読。久しぶりに赤川作品を読みました。読み始めは全く覚えていないと思ったのですが、途中で犯人と最後のトリックだけポンと思い出してしまい…サイコサスペンス風でラストにあれを持ってこられたら若かった私には衝撃だったのだろうと思います。今回はかなり最初からいろんな伏線が埋まっていたこと...
再読。久しぶりに赤川作品を読みました。読み始めは全く覚えていないと思ったのですが、途中で犯人と最後のトリックだけポンと思い出してしまい…サイコサスペンス風でラストにあれを持ってこられたら若かった私には衝撃だったのだろうと思います。今回はかなり最初からいろんな伏線が埋まっていたことに気づき初長編だったそうですがさすがだと思いました。ただ、作品が悪いわけではないのですが人生経験をある程度重ねてしまうと突っ込みどころは多くなってしまいますね。読む時期っていうのはあるんだろうなと思いました。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
本作を叙述トリックと言っている人もいますが、個人的にはこれは叙述トリックではなく最後に意外な犯人が明らかになるライトなミステリー。 修一が峯岸の館を探索したり美奈子が療養所を探ったりする場面は、シチュエーションのわりに全くハラハラしないのは何なのだろう(笑) 赤川次郎氏の最高傑作との触れ込みに期待しすぎたのかな。
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「どんでん返し」があるということでネットで有名ということで購入。 40年以上前に発売された作品ということもあり、昔の土曜ワイド劇場のような妖艶でエンターテイメント性がある印象でした。 リアル感はあまりないので、それが好きな人にはオススメではないかなと思いました。ただ、文章は読みや...
「どんでん返し」があるということでネットで有名ということで購入。 40年以上前に発売された作品ということもあり、昔の土曜ワイド劇場のような妖艶でエンターテイメント性がある印象でした。 リアル感はあまりないので、それが好きな人にはオススメではないかなと思いました。ただ、文章は読みやすく、今でも記憶に残るくらい最後の展開が面白く、一気に読んだことを思い出します。
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前半から中盤までスイスイと読ませる内容。 ミステリー小説としては、鮮やかな推理が出てくるわけじゃないので評価は3にしました。 終わり方がちょっと物足りなく感じた。
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