泣き虫弱虫諸葛孔明(第弐部) の商品レビュー
赤壁かと思ったら、その前の長坂坡の戦いを長々と。確かにアホみたいな行動やもんな。読みながら納得。 しかし、三国志が分かる人なら、面白いわ、酒見さんの解説は。次がようやく赤壁ですね。それも楽しみ。
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第2部が出ているとは夢にも知らず。 一巻を読んだのはかなり昔で、話がどこまで進んだかも覚えてないけど、酒見節は相変わらず。 若干というかかなり冗長だけど、脱線と逸脱に諧謔を楽しむ本なので、致し方なし。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
第1部を読んだのが2007年、その後すっかり忘れていましたがいつの間にか、第2部・第3部が出ていました。 第1部は三顧の礼。劉備が嫌々ながら孔明を訪れ、ほとんど殺意を抱きながら孔明を召し抱えることになるまでの顛末が語られていましたが、この第2部は長坂坡の戦いが描かれます。 何というか、もう、酒見さんがニヤニヤと楽しみながら(いや、実際は資料考証とか大変なんだろうけど)書いている姿が目に浮かびます。 劉備をここまでクソミソに書いてある三国志も珍しいでしょうね。 関羽も張飛もひどい描き様で、横山光輝の『三国志』で育った世代としてはあまりのギャップに笑い死にしそうです。 それにしても、長坂坡だけで一冊とは。 あと何冊で五丈原まで辿り着くのでしょう?
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初出は『別冊 文藝春秋』ということなのですが、同誌の主たる読者層にエヴァネタが通用したのかどうかが気になるところです(笑)
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第一部に引き続き酒見先生絶好調。エヴァパロには爆笑させてもらいました(笑) 続きが早く読みたくて仕方がありません。
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期待に反さず第一部以上に崩してくれたので★5つ。ただし、吉川本でも横山三国志でも何でもいいから一般的なストーリがわかってないと、さっぱりワヤな内容だろうなとも思う。 それにしても、物凄く調査と考察を丁寧にやっていた成果を、まるでコタツで煎餅を食べながら片肘付いてでも書いたかのよう...
期待に反さず第一部以上に崩してくれたので★5つ。ただし、吉川本でも横山三国志でも何でもいいから一般的なストーリがわかってないと、さっぱりワヤな内容だろうなとも思う。 それにしても、物凄く調査と考察を丁寧にやっていた成果を、まるでコタツで煎餅を食べながら片肘付いてでも書いたかのような仕上げっぷりをするあたり、この著者自身が(この本の)孔明像に極似であり、編集者あたりを「ぐんしー」してそうな感がある。 この先どこまで書く気なんだろう。500ページで出廬から長坂坡とは進みが遅いにも程がある。魏延の再登場はまた後でなどとあるが、ほんとに辿り付けるのかいな。んー。
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第1部を昔読んでえらく面白かったのだけど、第2部が出ているとは知らなかった。 第1部は三顧の礼。そこだけで一冊である。そして第2部は長坂坡。泣き虫弱虫というか、宇宙レベルの変質者孔明が、たちの悪い悪人劉備を補佐しながら、世の中をなめ尽くし、遊びまくる。曹操に同情することこの上ない...
第1部を昔読んでえらく面白かったのだけど、第2部が出ているとは知らなかった。 第1部は三顧の礼。そこだけで一冊である。そして第2部は長坂坡。泣き虫弱虫というか、宇宙レベルの変質者孔明が、たちの悪い悪人劉備を補佐しながら、世の中をなめ尽くし、遊びまくる。曹操に同情することこの上ない。 というわけで、大変面白いです。文章も読みやすい。酒見賢一にいいように転がされますので、それは読書人としては快感です。 とくに三国志好きにはお勧め。あるていど三国志をしってないとつらいかも。
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第二部も楽しませてもらいました!!! もー笑いすぎて大変です。 三部に期待が高まります☆☆ もう一回一部から読み直そう・・・!!
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孔明と劉備が出会い、軍師としての才能を発揮するハズの第2部。 ・・・発揮してないです、ぐんしー。 なんだか読めば読むほど「ゆかいな仲間の珍遊記」という見方をしてしまう、イケナイ読者のワタクシ。 しかしこんなんで赤壁までたどり着けるのだろーか・・・。たどり着いちゃうんだろ...
孔明と劉備が出会い、軍師としての才能を発揮するハズの第2部。 ・・・発揮してないです、ぐんしー。 なんだか読めば読むほど「ゆかいな仲間の珍遊記」という見方をしてしまう、イケナイ読者のワタクシ。 しかしこんなんで赤壁までたどり着けるのだろーか・・・。たどり着いちゃうんだろうな。 今回の小ネタ、断トツに受けたのはエヴァネタでした。 劉表の息子、劉琦(ママハハに命を狙われている)のせっぱつまった身の上相談に、 「残酷な天使のように神話になればいいではありませんか」 と笑顔さわやかにアドバイスする孔明。 劉琦も納得しちゃうし。 金田一少年ネタなどもかすむほどのインパクトでした。 あと孫権一家の広島弁会議も面白いな。 魯粛がどうからんでくるか(そしてどういじられていくか)も楽しみです☆
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長坂の戦いに突入。 三顧の礼を受けて遂に劉備軍団入りした孔明。早速献策するも、のらりくらりと動かない劉備。うだうだやってるうちに袁一族を滅ぼした曹操が荊州目指して攻めてきた!劉備軍風前の灯。どうする孔明。 大本の三國志にオカルト描写が意外と多いらしく、ちょっと驚き。特にアレ、...
長坂の戦いに突入。 三顧の礼を受けて遂に劉備軍団入りした孔明。早速献策するも、のらりくらりと動かない劉備。うだうだやってるうちに袁一族を滅ぼした曹操が荊州目指して攻めてきた!劉備軍風前の灯。どうする孔明。 大本の三國志にオカルト描写が意外と多いらしく、ちょっと驚き。特にアレ、張雲が万軍の中を単騎駆けした挙句、赤い光波を纏ってエヴァ破ラストの初号機みたいになったシーンが創作じゃなくて原文通りって何事だよ。古代中国人の劉備軍補正は異常。
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