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魔女の宅急便(その5) の商品レビュー

3.9

55件のお客様レビュー

  1. 5つ

    16

  2. 4つ

    18

  3. 3つ

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2016/07/17

魔女のキキは19歳、皆が幸せな結婚をしていきます。 魔法の調子がちょっとだけ悪くなったりして成長していくキキ。 あたたかい気分になります。

Posted byブクログ

2015/10/06

キキは19歳になりました。 変わらずコリコの街で宅急便やさんをしています。とんぼさんも変わらず学校に通っていて離れ離れです。 ライちゃんという新米魔女と出会ったり、不思議なお届けものを届けたりと、変わらない日常の中で少しだけ変化がある毎日を過ごしていました。しかし、ある日ジジがキ...

キキは19歳になりました。 変わらずコリコの街で宅急便やさんをしています。とんぼさんも変わらず学校に通っていて離れ離れです。 ライちゃんという新米魔女と出会ったり、不思議なお届けものを届けたりと、変わらない日常の中で少しだけ変化がある毎日を過ごしていました。しかし、ある日ジジがキキとうまくはなせなくなったのです。サヤオさんという芸術家の白猫に恋をしてしまったようです。 ジブリ映画のとんぼさんはサヤオさんをモデルにしているのかも。原作のとんぼさんは真面目そうなのに、なんで映画版はチャラメガネなんだろうと思っていましたが、サヤオが登場した瞬間、あ!チャラチャラしてる!と思いました。 サヤオさんのマジックアワーについての言葉はぐっときました。そして同じようなことをとんぼさんも言っていて、キキはどっち転んでもおかしくなかったんだろうなーなんて想像を膨らませて楽しみました。とんぼさんよかったね、キキがとんぼさんを選んでくれて。 とても好きな表現でジンときたので引用します。覚えておきたいので。 「〜子どもって夕方よく泣くんだよね。あの空はおわりと始まりの色。悲しみと、ときめきがいっしょになっている色なんだ。〜子どものころ、うれしいのなかには、悲しいもある。生きていくにはそこを何度も通り抜けなければならないって、どこかで感じていたんじゃないかな。子どもにはその両方が見えてるのかもしれないね。だから泣きたくなる」(サヤオさん) 「〜赤ちゃんって文句なくかわいいけどね、でもそれだけじゃない。もう知っているんだよ。生きるのはよろこびだけど、そのなかには哀しみもあるって。でもその哀しみのなかにも、よろこびがあるんだよね。」(とんぼさんの手紙) これを読む子ども(小学校高学年くらいかな)にとってはきっと、さくっと読み滑ってしまう表現だと思います。文面通りの理解はできても、身体中にジーンと響き渡るような感動はまず覚えないだろうな。それでいい、そうでないといけないんだけど。ノスタルジーババアは感涙してしまいましたよ。 『魔女の宅急便』は1986年から。5巻は2007年に出ています。およそ20年、と思うとやはり、大人向けのメッセージももちろん含まれているんだろうな〜。 ジブリ映画は1989年でした。てことは、ジブリ映画のとんぼさんがサヤオさんに似ているんじゃなくて、逆ですね。同じとんぼさんから派生したキャラクターだから見た目は違うくても、根本的な考え方や感じ方は似ている…のかな?これは勝手な考察ですけど。

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2014/10/27

ジジがしゃべれなくなるかと心配しました。やっぱり、キキのそばにはジジがいないとね。でも、本来は離れるものだったんですね。 今回も優しい話がいっぱいです。

Posted byブクログ

2014/08/10

苦節○○年。ようやく読めました。 なんだろうね、この日常のちょっとした浮き沈みを優しいタッチで描いてくれる。理由なく好きなお話です。

Posted byブクログ

2014/04/28

とんぼとキキの関係がハッピーエンド。 キキの魔法が弱くなったり、ジジに彼女が出来たりいろいろあった。 次は完結編。

Posted byブクログ

2014/01/19

魔法って何だろう、という話。 魔女は血で飛ぶと言うけれど、でもそれだけではなくて、もちつもたれつ、いろんな人、物の力を借りて飛ぶのだと思う。何だか分からない大きな力が、魔女の計算をさせるように。それは見えるものかもしれないし、見えないものかもしれない。ほうきが飛ぶのではないけれど...

魔法って何だろう、という話。 魔女は血で飛ぶと言うけれど、でもそれだけではなくて、もちつもたれつ、いろんな人、物の力を借りて飛ぶのだと思う。何だか分からない大きな力が、魔女の計算をさせるように。それは見えるものかもしれないし、見えないものかもしれない。ほうきが飛ぶのではないけれど、でもほうきの気持ちだってあるはずだ。不思議を大切にするドキドキ派はいいけれど、周りもちゃんと見なくてはいけない。自分が、自分が、ではないから。魔女の力は不思議だけれど、それを受け入れた町の人というものがあって。だから、もちつもたれつ。それが一番肝心なところなのだと思う。 サヤオさんの登場で、とんぼさんがちょっとあせるところが好きだった。

Posted byブクログ

2014/01/05

2014/01読了。またしても自分を見失いがちなキキだけど。お姉さんになって、うまく折り合いをつけて成長しているように感じた。最後の「まんまる」がしみじみといいな。

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2013/11/02

角野栄子さんが静岡に来て下さり、5巻を読み直しました。 本当に素敵な方でしたし、素敵なお話でした。トンボさんと結ばれる5巻は読んでいて特に心地よいです。

Posted byブクログ

2013/09/27

若干アニメに似通ったストーリーも出てきて楽しかった。 魔法がもうひとつくらい増えるかな、と思ってたけど話は終わり。 やっぱり素敵な話だった。

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2013/08/01

キキ10代最後の年。 後輩とも言える魔女見習いのライちゃんと出会い、初心にかえったり、 ジジや箒が自分と乖離していくような焦りを覚えたりして、日々奮闘中。 とんぼさんとは遠距離恋愛続行中で少しさみしかったりもしたけれど、キキがハタチになった年、とんぼさんは学校を卒業しコリコの町へ...

キキ10代最後の年。 後輩とも言える魔女見習いのライちゃんと出会い、初心にかえったり、 ジジや箒が自分と乖離していくような焦りを覚えたりして、日々奮闘中。 とんぼさんとは遠距離恋愛続行中で少しさみしかったりもしたけれど、キキがハタチになった年、とんぼさんは学校を卒業しコリコの町へ帰ってきてくれて 手のひらにすっぽりおさまるくらいの、まんまるな気持ちを載せてくれた。 そう、気持ちは大きすぎない方がいい。 一つ年上のとんぼさんが「ぼくは一足さきに、この世にきて、キキの来るのをまっていたといいたいんだけど……」 いいこと言うな〜。 今度大切なひとのお誕生日には、こういう言葉を届けたいな。 次でキキの成長物語はおしまい。 15年後のキキはどんなかな? 今日、図書館に行ってこようっと♪

Posted byブクログ