変身 の商品レビュー
なかよしやりぼんを素通りし、ジャンプを買っていた私としては、いままで手に取ったことがない乙女方面。アールデコとか耽美とかナルシストとか苦手です。ってことで勝手に拒否反応だった嶽本野ばら氏(失礼ですね すんません((┏oペコ)。が。大麻で捕まったときいて思わず手にとってしまいまし...
なかよしやりぼんを素通りし、ジャンプを買っていた私としては、いままで手に取ったことがない乙女方面。アールデコとか耽美とかナルシストとか苦手です。ってことで勝手に拒否反応だった嶽本野ばら氏(失礼ですね すんません((┏oペコ)。が。大麻で捕まったときいて思わず手にとってしまいましたがな。(さらに失礼ですんません((┏oペコ)。乙女のカリスマが大麻。似合わない。 ってーことで読みました、けど、うーん。やっぱ男のほうが乙女だよね。男だからこそのロマンチシズム&乙女感…というか女ってものの中身の冷酷さをよくご存知で(笑。独自の世界観とか価値観が完成されてて、知識も豊富で、それをまた噛み砕いて軽いトーンで読ませてくれる、腕は確かな職人さんだとは思うんですけどね。私にはアウトコース。空前の王子ブームな昨今ですが(ホントか どぉかなー 星川皇児だもんなーどーなの名前からして。 Wikiでも嶽本氏の項目 、削除されべきか審議されちゃってますね。犯罪者を載せちゃいけないなら、なんでヒトラーもフセインも載ってるんだーぃ? 悲劇的な醜男が朝起きたら超美男子になってたって設定はめっちゃ面白い。かといってさほど幸せにならないあたりも(笑。 んんー。なんか、この方の書く文でなく、絵をみてみたい。嶽本氏本人が描くゲロ子がみたい。もうクリエイターとして再起不能なのかしら。エッセイが多いらしいんで、今度はそっちを探してみよう…。
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目が覚めたらかっこよくなるってありきたり…と思ったけれどその人の苦悩というかピンボケ度がすごくて新しい気がした
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生憎、ブランドだの何だのにあまり詳しくないのでどこどこのお洋服など言われましてもパッと頭に浮かびませんが、想像は十分に出来ます。私も人に褒められるような外見をしていないので、外見が悪いゆえの苦しみや悔しさはわかります、綺麗になりたい、と言う願望もよぉぉくわかります。美しくあるゆえ...
生憎、ブランドだの何だのにあまり詳しくないのでどこどこのお洋服など言われましてもパッと頭に浮かびませんが、想像は十分に出来ます。私も人に褒められるような外見をしていないので、外見が悪いゆえの苦しみや悔しさはわかります、綺麗になりたい、と言う願望もよぉぉくわかります。美しくあるゆえの不幸、って言うのもあるんですね。
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07.9.5 *主人公・星沢皇児は売れない漫画家で、恐ろしく不細工だった。しかしある日、彼が目覚めると、そこには恐ろしいほどハンサムな顔が鏡に映っていた。不細工から一転、美男子になった彼には様々な女性との恋愛が転がり込むが…。 *久々に読んだ嶽本野ばら作品。設定も内容も面白いんだ...
07.9.5 *主人公・星沢皇児は売れない漫画家で、恐ろしく不細工だった。しかしある日、彼が目覚めると、そこには恐ろしいほどハンサムな顔が鏡に映っていた。不細工から一転、美男子になった彼には様々な女性との恋愛が転がり込むが…。 *久々に読んだ嶽本野ばら作品。設定も内容も面白いんだけども、昔の作品よりインパクトに欠ける気がする。個人的には『世界の終わりという名の雑貨店』とかの方が好きだったかなぁ。
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笑った・笑った(笑) しかし登場人物、特に主人公の会話文(うんちく)が異常に長いのでこの本を映像化するんだったら役者さん大変だろうなぁ…とか考えながら読んでしまいました。 まぁ人は回り道をしながら成長していくという教訓でしょうか? 面白かったです。
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「ある朝、星沢皇児が妙に気掛かりな夢から眼を醒ますと、自分が寝床の中で 見知らぬ恐ろしくハンサムな男に変わっているのを発見した」。フランツ・カフカ 『変身』のパロディから始まる、勘違い男子のラブ・ロマンス。
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ギャグ・コメディに分類してよいものかどうか、微妙に悩みます。 最後の最後まで「ガビーン!」とか言ってしまっているあたりそうなんだけど・・・。
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コムデギャルソンでした。 非の打ちどころのない、最強に素敵なイケメンになったはずなのに、嗚呼、なんて素敵な王子(皇児)様…! と、ならない自分と女性キャラクター達が不思議です。 野ばらさんの本は、常々美しさこそが一番、そのスタイルはこの本でも健在なのですけれど。 最終的に、自分の...
コムデギャルソンでした。 非の打ちどころのない、最強に素敵なイケメンになったはずなのに、嗚呼、なんて素敵な王子(皇児)様…! と、ならない自分と女性キャラクター達が不思議です。 野ばらさんの本は、常々美しさこそが一番、そのスタイルはこの本でも健在なのですけれど。 最終的に、自分のいちばん大切なものを見つけることが出来た、(外見だけ)王子様。 どれだけへたれで計算高いところがあったとしても、根がピュアなのでキュンキュンきます。
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「ミシン」から野バラを読んでる私としては、『安心』した作品。 だって、最近、ドロドロした話が多かったんだもん!! ベタだけど、クライマックスのくだりとか、勢いがあるところがやっぱり好き。
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確かに皆さんが書いておられる様に突然顔だけ美男子になった主人公が内面は何ら変わっていないのに、勘違いをして自爆を繰り返すのには笑った。文章は10年位前のパブリッシャーがよく遣ったカタカナ語の羅列で笑わせてくれた。カタカナ語を羅列する事で勘違いした編集者が多かった事を思い出して、ま...
確かに皆さんが書いておられる様に突然顔だけ美男子になった主人公が内面は何ら変わっていないのに、勘違いをして自爆を繰り返すのには笑った。文章は10年位前のパブリッシャーがよく遣ったカタカナ語の羅列で笑わせてくれた。カタカナ語を羅列する事で勘違いした編集者が多かった事を思い出して、また苦笑い。そんなのが今はベテラン編集者になって若い編集者の指揮を執っているかと思うとまた(^^;)内容は、野ばらワールド全開で♂には理解出来ない点も多々あるが流れで読ませる処は◎に値する。
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