つるばら村の理容師さん の商品レビュー
茂市久美子さんの童話ですね。 絵は、柿田ゆかりさん。 『つるばら村』シリーズの六冊目です。 つるばら村に、「つるばら理容店」という、小さな理容店があります。 店の外では、赤と白と青のサインポールが、くるくるまわっています。 この店は、山野このはさんという、もうすぐ六十歳に...
茂市久美子さんの童話ですね。 絵は、柿田ゆかりさん。 『つるばら村』シリーズの六冊目です。 つるばら村に、「つるばら理容店」という、小さな理容店があります。 店の外では、赤と白と青のサインポールが、くるくるまわっています。 この店は、山野このはさんという、もうすぐ六十歳になる、おばさんが、ひとりでやっています。 このはさんは、花が大好きです。店の前には、いつも、たくさんの植木鉢がならんで、季節の花を咲かせています。 はるかさんという、通りの向かい側にある「ひまわり用品店」に若い奥さんがいます。ふたりは、親子ほど年がはなれていますが、大のなかよしで、おたがいの家を、しょっちゅういったりきたりしています。 「つるばら理容店」にやって来る、動物たちや精霊と、このはさん、はるかさんのお話です。 もくじ まほうのショール ふしぎなくつ 砥石 山んばの錦 風力発電 ネズミのお礼 夢 あとがき あとがきに「小学五年生のとき、わが家の近所に、小さな理容店ができました。 お店をひらいたのは、小林節子さんという、当時二十歳をちょっとすぎばかりの、笑顔がすてきな、やさしいおねえさんでした。」 この小林節子さんが、茂市久美子さんのお話を点訳されるそうです。それが縁で、色々お話をしていく内に、お話のヒントを得られて、この物語ができたそうです。 身近な話題から、やさしいファンタジーが紡ぎだされて、可愛らしいメルヘンが生まれました。 つるばら村のメンバーも、もちろんお話に加わります。ますますシリーズは、面白くなりますね(=^ェ^=)
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日常のちいさなものから、ファンタジーがころりと転がりこんできて、気がついたら夢中になっている。 今回のつるばら村も楽しかったです!移住したい~!
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今回は床屋さんのこのはさん。 モグラの話が面白かったなあ。 風力発電なんてエコだね。 動物と共存しているつるばら村に行ってみたくなる。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
今回の主人公は理容師のこのはさん。 このはさんの元にも、つるばら村らしいお客さんが訪れます。 ヤギやキツネや、モグラたち。 山んばの登場には驚きましたが、とても良い話です。 このはさんのモデルとなった理容師さんが、茂市さんの実家の近所にいらっしゃるそうです。 私も子供の時は理容店によく行っていました。 大人になってからは美容室ばかりなので懐かしい気持ちになりました。
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つるばら村のシリーズを続けて読んでいる。 今回は理容師のこのはさん(もうすぐ60才)。 旦那さんにはずいぶん前に先立たれたけれど、未だに結婚指輪を大切にしているところも、たった一人で商売しながら暮らしているのも素敵。 そんな女性がファンタジックな森のお客さまと物語を作っているのが...
つるばら村のシリーズを続けて読んでいる。 今回は理容師のこのはさん(もうすぐ60才)。 旦那さんにはずいぶん前に先立たれたけれど、未だに結婚指輪を大切にしているところも、たった一人で商売しながら暮らしているのも素敵。 そんな女性がファンタジックな森のお客さまと物語を作っているのが何より良かった。
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理容師のこのはさんが主人公だけど、つるばら村のいろんな住人が登場するのが嬉しい。 心優しいこのはさん。風車の話が特に好き。 福を運ぶネズミさんとのやりとりも大好き。 もっと、ずっと読んでいきたいシリーズ。
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子供の頃は床屋さんで髪をおかっぱにしていた。 そのお店には黒い革張りの椅子があってそれが素敵だったのと驚くほど大きな金魚がいた。 懐かしい。 まだあるかしら。 本とは関係ないけれど、楽しい昔を思い出した。
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ほわんとあったかくなるシリーズ動物たちが本当に自然に登場してくるところが好き。モグラさんの風力発電。かわいい〜。やまんばだって、一見頑固ばあちゃんなくせに、かわいらしくって!
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