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グラスホッパー の商品レビュー

3.7

2349件のお客様レビュー

  1. 5つ

    386

  2. 4つ

    890

  3. 3つ

    775

  4. 2つ

    134

  5. 1つ

    13

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おもしろい!

「殺し屋」という職業がある。自殺屋、ナイフ使い。それぞれの流儀と思惑がある。その世界に、妻を殺され、復讐を誓った鈴木が絡み、物語は動き出す。軽妙な会話と丁寧な伏線が息づくストーリーは、文句なく面白い。

abtm

2026/04/22

殺し屋シリーズの原点。 元教師の鈴木は2年前に、フロイライン〈令嬢〉の社長である寺原の長男に妻を轢き殺されいた。 鈴木は寺原長男に復讐するため、令嬢に潜入。 復讐目的で入社した事がバレそうになった矢先に、復讐のダーゲットである寺原長男が目の前で車に轢き殺された。 寺原長男は...

殺し屋シリーズの原点。 元教師の鈴木は2年前に、フロイライン〈令嬢〉の社長である寺原の長男に妻を轢き殺されいた。 鈴木は寺原長男に復讐するため、令嬢に潜入。 復讐目的で入社した事がバレそうになった矢先に、復讐のダーゲットである寺原長男が目の前で車に轢き殺された。 寺原長男は車に轢かれ前に誰かに押されたように見えた?復讐を横取りされたかもしれない。混乱の現場の中で立ち去る男が見える。「押し屋」と呼ばれたその殺し屋を鈴木は追うように指示され‥ 物語は、復讐を横取りされた鈴木、自殺させる事を専門にする殺し屋の鯨、ナイフの達人の殺し屋の蝉の3人の視点から、押し屋を取り巻く様々な思惑が複雑に絡み合い紡がれて行く。 序盤から情報過多で頭がパンク状態。それぞれのキャラが濃くて鈴木の一般人さが際立つ。消化不良のまま読み進めるも、どんどん先が気になりあっという間に読み終えていました。 抜群の疾走感と伊坂ワールド炸裂。殺し屋シリーズ次作も読んでみたいなと思われてくれました。

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2026/04/22

対象人物に合わせて物語が進んでいく。 鯨も蝉も心はちゃんとある 初の殺し屋系の本。 映画面白かったので原作も買ってみた。

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2026/04/15

伊坂幸太郎を初めて読んだ 主人公が誘き出されるくだり、危険だとわかっていながらその実感が湧かない、なぜならまだ自分は被害にあってないから 高をくくるということだけどこれ頭ではわかっていてもなかなか防ぐの難しいのではないか、人は経験(失敗)から学ぶことが大半だと思うので

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2026/04/15

殺し屋シリーズ第一弾。3部作、直接の繋がりはないからどれからも楽しめるけど順番に読む事をお勧めします。 実はグラスホッパーは再読してこの点数です。最初はまあまあ面白い。マリアビートルを次に読み最高だった。AXで、あー奴は、業者仲間では有名なんだと納得やら。そんで順番に読み返し。今...

殺し屋シリーズ第一弾。3部作、直接の繋がりはないからどれからも楽しめるけど順番に読む事をお勧めします。 実はグラスホッパーは再読してこの点数です。最初はまあまあ面白い。マリアビートルを次に読み最高だった。AXで、あー奴は、業者仲間では有名なんだと納得やら。そんで順番に読み返し。今更ながら読書のある生活、幸せを感じております。また、読む余裕を与えてくれる妻に感謝。

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2026/04/15

伊坂幸太郎、殺し屋シリーズ1 読了 妻の復讐に燃える鈴木、鯨、蝉のそれぞれの別視点から物語が進んでいく… 復讐が叶わなくなった時点よりゴールデンスランパーのような出口の見えない試練の中に放り出された感じ… 鈴木の運命を見届ける為に息苦しくなりながらも一気に読むことができた。 殺し...

伊坂幸太郎、殺し屋シリーズ1 読了 妻の復讐に燃える鈴木、鯨、蝉のそれぞれの別視点から物語が進んでいく… 復讐が叶わなくなった時点よりゴールデンスランパーのような出口の見えない試練の中に放り出された感じ… 鈴木の運命を見届ける為に息苦しくなりながらも一気に読むことができた。 殺し屋シリーズだけあって鯨も蝉も個性的なキャラで魅力的な悪人であり、アクションシーンはまるで映画を観ているような臨場感を感じる描写でありハードボイルド作品に仕上がっている。 これはこれで良いのかなと…

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2026/04/12

三人の一人称視点の物語で、客観的に見たら同じ時間に同じ場所にいるけど、その時間に至るまでのそれぞれの物語を感じられて偶然なのか必然なのかと不思議に思いました。 日常でも同じタイミングで同じ電車に乗っている人を見て、私とこの人が同じ電車に乗るまでの今日の一日はどんなんなんだろと考え...

三人の一人称視点の物語で、客観的に見たら同じ時間に同じ場所にいるけど、その時間に至るまでのそれぞれの物語を感じられて偶然なのか必然なのかと不思議に思いました。 日常でも同じタイミングで同じ電車に乗っている人を見て、私とこの人が同じ電車に乗るまでの今日の一日はどんなんなんだろと考えたりして、人と人が出会うのは偶然であり必然でもあるのかなーと拡大解釈したりしちゃいました。 話の内容的には鈴木が復讐しようとしていた相手を目の前で殺されてそれがどうやら押し屋と呼ばれるものの仕業で、、、と言った話でした。展開的にどう転ぶんだろうと考えていましたが、そこまでバッドなエンドではなくて安心しました。

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2026/04/12
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いい意味で、伊坂幸太郎の作品だなぁと。 鯨、蝉、槿それぞれの殺し屋としてのキャラクターが立っていて、どの人物も魅力的ですが特に私は蝉が好きでした。 あと、黒と黄の男女=スズメバチというのが綺麗に伏線回収されて気持ちよかったです。 ラストのあの終わり方は読者の数だけそれぞれ考察がなされると思いますが 私は鈴木はかつての鯨のように亡霊に、幻覚に悩まされるんじゃないかなと考察。

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2026/04/12
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

三人の個性的な主人公がとても癖になって面白かったです。会話や行動の表現のテンポがかなり良くてあっという間に読んでしまいました。特に蝉と岩西のやりとりのテンポはかなり好みでした。それぞれの主人公にそれぞれの物語の進み方や思考があるのもとてもよかったです。 また、全て鈴木が見ていた幻覚なのではないかという考察が生まれるラスト(点滅の終わらない赤信号と通り過ぎない回想列車が幻覚の始終を描いている)や押し屋の仕掛けた緻密な作戦、スズメバチの正体など巧妙に散りばめられた伏線やトリックにも驚かされました。 あと個人的に好きなのは感情の表現の数々で、直喩も隠喩も頻繁に出るのですが、全て納得できる感覚でした。情景で感情を表すことはもちろん、鯨の空気に侵されたこれから自殺する人々や蝉の様子の表現もよかったです。

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2026/04/07

○本のタイトル『グラスホッパー』 ○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう) ○『殺し屋』シリーズ 1作目! ―――――――――――――― ○感想 復讐を誓う元教師の鈴木を主人公に、自殺を強要する鯨(クジラ)とナイフの達人・蝉(セミ)の視点で進んでいく。 初めの部分では、...

○本のタイトル『グラスホッパー』 ○著者名 伊坂 幸太郎(いさか こうたろう) ○『殺し屋』シリーズ 1作目! ―――――――――――――― ○感想 復讐を誓う元教師の鈴木を主人公に、自殺を強要する鯨(クジラ)とナイフの達人・蝉(セミ)の視点で進んでいく。 初めの部分では、それぞれの殺し屋の仕事の様子が細かく描かれ、容赦ない残酷さの中に精神的な恐怖が漂っている。 殺し屋は依頼された仕事を感情に惑わされずに冷静にこなし、ターゲットに対して恨みや私情を持たない。 その結果、仕事に関連する感情が気にならず、重くのしかかることがない。 こうした要素のおかげで、ストーリーをスムーズかつ快適に楽しむことができる。 彼らの個性が深化するにつれて、キャラクターたちはどんどん魅力的になっていく。 一般的には悪役と考えられる殺し屋が、ヒーローのようにカリスマ的に映る瞬間もあり、驚きをもたらすところもある。 殺し屋の行動や性格には、英雄的な特質や魅力が隠されているのだ。 そんな彼らが、一つの特定の事件によってお互いに関係を持つ運命に導かれる。 キャラクターたちの関係や物語の進行を考えると、興奮が止まらなくなる。 特に、鈴木が追いかける重要な人物の真実がとても気になる。 しかし、普通の人間である鈴木が、うまく事を運べるはずがないと考えられる。 悪の組織に巻き込まれる様子は、ドキドキさせられ、心臓に悪い。 彼は根本的にお人好しだからだ。 果たして鈴木の運命はどのように展開するのか。 目が離せないストーリーに引き込まれてしまう。 さらに、著者の筆致によって、悪の組織のリーダー・寺原の恐ろしさが見事に表現されている。 読者は、彼がいかに恐ろしい人物であるかを強く印象付けられるだろう。 終わり方には、「え?どういうこと?」と私は混乱してしまったが、他の読者の方々の考え方を元にすることで、自分なりに納得できた。 深く練り込まれていると感動した。 全体の構成は緻密で、著者が伝えたいメッセージを感じることができる点も魅力的だ。 刺激的な物語の世界に浸れて、時間を忘れて楽しめた。 面白かったので、シリーズ全て読破する予定。

Posted byブクログ