真夜中の五分前(side-A) の商品レビュー
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暫く読んでいると、ある事に気づく。 主人公の名前が出てこない。 プロットは面白いのに、ページ数が少ないからか、登場人物の気持ちに少し寄り添いにくい。 side-Bを読んだら、感想は変わるだろうか?
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起伏が大きい話なだけに、もっと奥深く感じたかった、少し浅く感じたという気がする。 アイデンティティ•一卵性双生児って、ど直球な組み合わせだからこそ、「もっとできただろー!」って気分になった。
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恋愛小説は苦手ですが、これは興味深く読めました。 人を好きになるということについて問いかけられる感じ。
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3回め読了しました。冷めすぎなぐらいの主人公ですが嫌な印象はありません。ミステリアスな双子の女性との愛の物語は、村上春樹さんのそれとは異なるリアリティーが漂っています。三浦春馬さんの中国語の映画もまた異なるストーリーです。
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最後の5ページ、かすみの行動に狂気を感じました。 〈side-B〉では一体何が起こるのか、胸騒ぎがしました。
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何気なく寄った本屋の棚から目をつぶって選んだ本 出会い方もあるけれど文のリズムとか ほかの登場人物の発言とか、とても好みで驚いた記憶 また読んでしっかりフレーズも書き残しておきたい
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こういうなんかよく分からない、病んでるような、闇の中にいるような男の話、好きなんですよね笑 そんな男が冷静な振りをしながらも、もがき苦しみながら恋愛していく姿を見る(読む)のが面白い。(←悪趣味?w) まあでも男女問わず、恋愛の有無を問わず、そうい...
こういうなんかよく分からない、病んでるような、闇の中にいるような男の話、好きなんですよね笑 そんな男が冷静な振りをしながらも、もがき苦しみながら恋愛していく姿を見る(読む)のが面白い。(←悪趣味?w) まあでも男女問わず、恋愛の有無を問わず、そういう影のある人をほっとけなくなるような気持ちって人間誰しも経験したことあるのでは??
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オシャレというか、オシャレを気取ったような表現が多いと感じた。 私は割と好きだけれど。 冒頭の、デートを終えて別れるカップルを見て「ひょっとしたら、彼が彼女に会うのはそれが最後になるかもしれない」と考えてしまう主人公が、かすみとの出会いでどう変わっていくのか。 変化はしている...
オシャレというか、オシャレを気取ったような表現が多いと感じた。 私は割と好きだけれど。 冒頭の、デートを終えて別れるカップルを見て「ひょっとしたら、彼が彼女に会うのはそれが最後になるかもしれない」と考えてしまう主人公が、かすみとの出会いでどう変わっていくのか。 変化はしているのだが、どうしてそうなったのか経過が読み取りづらい。 ラストも、結局心境がどうあるのかよくわからない。 このままsideBに続くので、物語がどう変化するのか楽しみたい。
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sideAとsideB両方読んでの感想。 正直いまいちピンとこなかった。 主人公は仕事はできるけど、人としての心がいまいち無いような冷めた性格。それは過去の恋人の死が関係しているのか? 重要なキャラクターとしての双子。どんなに似ているとしてもどちらか分からないってことがあるか?...
sideAとsideB両方読んでの感想。 正直いまいちピンとこなかった。 主人公は仕事はできるけど、人としての心がいまいち無いような冷めた性格。それは過去の恋人の死が関係しているのか? 重要なキャラクターとしての双子。どんなに似ているとしてもどちらか分からないってことがあるか?最後の最後までしっくりこない。 sideA,sideBとしているが特に別の角度から物語の側面を描いている訳でもないので、単純に上・下巻か前編・後編としても良かったのでは。 登場人物の心の内面を深く分析すれば、最後の選択も分かるのかも知れないが、一回読んだだけだとよく分からん。 仕事部分の取り組み方については何となく面白い部分があった。 消費者という一括りをターゲットにするのではなく、性別年齢その人の背景、どんな個人を相手にするかを明確にすること。 なるほどなと思った。 色々良さそうな要素が沢山あるけど、どれもチグハグに終わった感じ。もう少しわかりやすくした方が良かったと思う。
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★2009年1月27日 10冊目読了『真夜中の五分前 SIDE-A』本多孝好著 評価B+ 現代風なとらえどころのない20代後半で広告代理店に勤める主人公と偶然市営プールで知り合った一卵性双生児のかすみ。主人公は、6年前に亡くした学生時代の恋人水穂の傷を引きずり、かすみは妹の婚約者...
★2009年1月27日 10冊目読了『真夜中の五分前 SIDE-A』本多孝好著 評価B+ 現代風なとらえどころのない20代後半で広告代理店に勤める主人公と偶然市営プールで知り合った一卵性双生児のかすみ。主人公は、6年前に亡くした学生時代の恋人水穂の傷を引きずり、かすみは妹の婚約者に恋をしていた。何となく感覚が合うのか、本多の作品には理解できる分かりやすい所がある。こうなると相性の問題なのだろう。多分、嫌いな人は嫌いだろうな。しかし、なかなか評価Aは取れない。なぜなら、彼自身がそこまでの内面に踏み込めない限界を持っているから。
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