虞美人草 の商品レビュー
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最初の方、読みにくかった…すごく…。と思ったら、全集に挟んであった書評を書いている人も「美文調・漢文調の文章のむずかしさに降参した」って書いててちょっと安心。でも丹念に人物描写がされているので読み進めるうちにどんどんはまってきて、最後は読む手が止まりませんでした。漱石の描く会話は絶妙に好きだなぁ。 岩波文庫、昭和14年発行、昭和41年第28刷 で読了。 あとがきの最後「昭和十三年十月二十三日」の横に、父の字で「昭和四十一年十月二十四日購入 ああ昨日買へばよかった。」って書いてあって笑った。
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今 ibookで、虞美人草を読み進めています。2人の人物の掛け合いが、落語か、漫才のようです。夏目漱石は、「我輩は猫である」に、見られるように、やはり、落語好きだったのかも。
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2005.07 夏目漱石 └「吾輩は猫である」「坊ちゃん」「三四郎」「それから」「門」 「彼岸過迄」「こころ」「道草」「明暗」 ↑「明暗」以外は読んだ。特に好きなのは虞美人草と三四郎。 猫とぼっちゃんとこころももちろん好き(多いな 漱石好きだ・・・v
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「ぐびじんそう」と読みます(;^ω^) 人生の【第一義】を主題とした、“勧善懲悪”小説。クレオパトラ的“我の女”藤尾が主人公であるが、話はその腹違いの兄で“哲学者”の甲野さんと単純明快で情に厚い宗近君をメインに進んでいく。銀時計を陛下から享受した“詩人”小野さんは、昔の恩師で漢文...
「ぐびじんそう」と読みます(;^ω^) 人生の【第一義】を主題とした、“勧善懲悪”小説。クレオパトラ的“我の女”藤尾が主人公であるが、話はその腹違いの兄で“哲学者”の甲野さんと単純明快で情に厚い宗近君をメインに進んでいく。銀時計を陛下から享受した“詩人”小野さんは、昔の恩師で漢文学者の孤堂先生の愛娘小夜子を嫁に貰う約束であったが、実情として小夜子を捨て藤尾のところへ行こうとしていた。漱石の職業作家としての処女作。 この話は「美文」と呼ばれる難しい文体で書かれていたのですが、話のおもしろさからスラスラ読むことができました。いろいろ考えさせられることはありますが、もっとも考えたのは・・・小野君、私に似てるな。
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