セックスボランティア の商品レビュー
2009/07/15 「セックスは両脚の間(下半身)にあるものだが, セクシュアリティは両耳の間(大脳)にあるものだ」 性教育学者キャルデロン いろいろ考えさせられました.
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なんとなく、タブーに触れたくて。 この本に徹底した取材報道の在り方を見た。追って追って真実を見極め、そこに渦巻く様々な人間模様を描く、タブーに触れるからこそより慎重に丁寧に・・・
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障害者の性に焦点を当てたルポ。 子どもの性教育さえ、議論が後回しにされ軽んじられてる日本において 更に隠されようとしてた障害者について問題提起した功績は偉大だと思う。 性は生きることの根源だというのに同意。 読み物として面白かったかというと、それはまた少し別だけど。 読書期間...
障害者の性に焦点を当てたルポ。 子どもの性教育さえ、議論が後回しにされ軽んじられてる日本において 更に隠されようとしてた障害者について問題提起した功績は偉大だと思う。 性は生きることの根源だというのに同意。 読み物として面白かったかというと、それはまた少し別だけど。 読書期間:2009/6/27-28
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2/3位呼んで途中でやめた。正直どうでもいいと思った。性欲の処理についての悩みはかなり高級な部類に属する悩みだからだ。
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ボランティアってなんだろう。 自分自身、壁にぶつかったから 読んでみたいと思った一冊。 美談と差別の狭間にある、 当たり前の現実を 見せてくれた一冊でした。 ただ、本でよんだら理解しようとすることができても、 実際にその人を目の前にして、 そう思えるかは、正直別問題かも。 ...
ボランティアってなんだろう。 自分自身、壁にぶつかったから 読んでみたいと思った一冊。 美談と差別の狭間にある、 当たり前の現実を 見せてくれた一冊でした。 ただ、本でよんだら理解しようとすることができても、 実際にその人を目の前にして、 そう思えるかは、正直別問題かも。 でもそれは、障害者だからではなく、 健常者でも、そう思うかな。
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2/25 なんだろうと思って最後まで読んでしまった感じ。別に心底がつんとくるとかはなかったけど、読んでいて気持ち悪くなかったし変に正義感をふりかざすわけでもない、本職のルポライターの仕事なんだろうなあと思った。
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障害者と性を書いたルポルタージュ。筆者の迷いなども伝わってきて、好感が持てた。性的な介助を必要としている人がいるのは理解できるけれど、行為をボランティアで行うということにどうしても違和感が残る。それは私が女性だからかもしれないし、障害が無いから理解できないのかもしれないのだけれど...
障害者と性を書いたルポルタージュ。筆者の迷いなども伝わってきて、好感が持てた。性的な介助を必要としている人がいるのは理解できるけれど、行為をボランティアで行うということにどうしても違和感が残る。それは私が女性だからかもしれないし、障害が無いから理解できないのかもしれないのだけれど。差別や逆差別、障害を持つ人のプライドなどについていろいろ考えさせられた。考えたことの無かったテーマだったので、自分の中ではっきりした結論は出なかったけれど、このような問題があると知ることができただけでも、よかったように思う。
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興味深く読んだ。 著者の取材姿勢はとても真面目で信頼できる感じ。 障害のレベルなど書かれているけれど、それが如何なるものなのか想像ができないので、 想像し辛かった。世の中の偏見に対して著者が踏み込んで取材対象と向き合おうとする中、 そんな著者にむしろ障害者達の方が偏見を抱いている...
興味深く読んだ。 著者の取材姿勢はとても真面目で信頼できる感じ。 障害のレベルなど書かれているけれど、それが如何なるものなのか想像ができないので、 想像し辛かった。世の中の偏見に対して著者が踏み込んで取材対象と向き合おうとする中、 そんな著者にむしろ障害者達の方が偏見を抱いている感じがした。 でもこれは偏見を持たれて生きてきた障害者達なら仕方のないことだろうか。 今後障害者の性はどうなってゆくのだろうか。 だけどこのように性が生きてゆくうえで欠かせないものであるならば、 「セックスボランティア」なるものは、組織や認識されているものの他にも、 きっと想像以上に実際には身近に存在しているのだろう。なんて思ったりした。
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なんて言ったらいいか分からねぇ。ありきたりかも知れないが、幸せとは、生きるとは、と言う事を改めて考えさせられた。 それと、彼女自身が障害者の方に対してセックスボランティアしていない事で批判する人がいると言うことだが、彼女はある意味ではセックスボランティアをしたと言えるのではないだ...
なんて言ったらいいか分からねぇ。ありきたりかも知れないが、幸せとは、生きるとは、と言う事を改めて考えさせられた。 それと、彼女自身が障害者の方に対してセックスボランティアしていない事で批判する人がいると言うことだが、彼女はある意味ではセックスボランティアをしたと言えるのではないだろうか。なぜか。それはこの著書を読んだ方なら分かって頂けるのではないかと思う。
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ブックオフでたまたま見かけて気になって買ってしまった本。 250円 障害者の性についてのルポタージュ 著者はそれまで障害者とは関わったことのない、フツウの女性。 その健常者の著者が障害者の性という、タブーの世界を その最前線で取材して 感じたことをありのままに書いている。 著者...
ブックオフでたまたま見かけて気になって買ってしまった本。 250円 障害者の性についてのルポタージュ 著者はそれまで障害者とは関わったことのない、フツウの女性。 その健常者の著者が障害者の性という、タブーの世界を その最前線で取材して 感じたことをありのままに書いている。 著者は自身が純粋に感じたことを 障害者の方々やその介助に携わる方々に 率直に投げかけてゆく。 時にその質問は健常者ゆえに出てくるものだったりするわけだけれど それは障害者の方々に問うて初めて気付くことができる。 当事者からすれば愚問であっただろうが 訊ねないとわからないことは多い それは自分達が日ごろ「健常者」を意識していないということの証拠だ。 また障害者の性 具体的には障害者の自慰行為を含めた性行動について タブー視しているのは健常者の『世間』であり、 障害者介助の世界ではあからさまに語られることこそないものの 介助のひとつとして 歴然と存在するものである。 著者は障害者の性を取材してゆく中で 障害者の中にも個人差があり 障害者の性としてひとくくりには出来ないことを知る。 障害者は人間である。障害を持っているだけの人間だ。 その自明すぎることも 健常者は彼らを「障害者」と呼ぶことで どこか掠められているように思う。 そもそもこっち あっちと線引きすることが間違いなのだ。 人間の性は多様。 ゆえに障害をもった人間達の性も多様だ。 この本の中では 介助されながらも性に執着しているある障害者の男性が 出てくる。彼は生命維持補助装置をはずしてでもソープに行く。 それが彼の楽しみであり 彼は「性とは生の根本である」と言った。 そして亡くなる直前まで彼は性にこだわっていた。 「性とは生の根本である」 彼の言う性は セクシャリティーも入っていたのではと著者は考える。 健常者とか障害者とか関係無しに 自分自身、一人の人間として 性とは そして生とは を 純粋に考えさせられる本であった。
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