ハゲタカ2(下) の商品レビュー
おもしろかったー 鷲津さんかっこよいなぁ。前作のメンバーがまた集結して、勧善懲悪とまでは言わないが、巨大な悪に挑んで逆転する様は読んでてスカッとした。 それでもまだ続きがあるようだし、続けて読んでみたいものだ。
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痛快とはこんなことを言うんだろうなあお思わせる結末かと思いきや、最後の最後で、鷲津の心に炎が燃え上がるように思わせるエンディング。続き、読みたくなります。
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毎度毎度ながらめちゃくちゃ面白い経済小説。鷲津が負けそうになりそうだったけど、最後はうっちゃるというか勝てて良かった。ただ、アランの死んだ理由は分からずじまい。次巻以降で分かるのかな。 ミカドホテルのことについてもっと焦点をあてても良かったのかなと思う。貴子さんはあんまりでてこなかったし、ホテルの経営状況とかもっとあっても良かったと思う。 個人的には、鷲津に憧れる。もちろんそうなるのは難しいけど。やり方はどうあれ、仕事を100%、仲間もいて、女もいる。うーん。かっこいい。
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読書期間:だいたい2/17~4/6くらい はぁ~~~やっと読み終わったorz って思ったら to be continued... ってヽ(´Д`;)ノ どうりでアランの死の謎が解けてないわけだ。。。 最後のほうはすっかり忘れてたんだけど。 NHKの土曜ドラマで1時間×全6...
読書期間:だいたい2/17~4/6くらい はぁ~~~やっと読み終わったorz って思ったら to be continued... ってヽ(´Д`;)ノ どうりでアランの死の謎が解けてないわけだ。。。 最後のほうはすっかり忘れてたんだけど。 NHKの土曜ドラマで1時間×全6回で放送されたわけなんですが、いや~~そんな6時間で語りつくせる内容でないですから~~! とにかく無知っていうのは幸せなんだな~って思いました。 企業買収って自分には関係ない話だって思ってたけど、銀行にお金預けてない人って働いてる人ではめったにいないと思うから、銀行選びとかもけっこう大事とか思えるようになりました。。。 このハゲタカは、企業買収がメインのお話となって展開されつつ、大企業の裏側や歴史を振り返りつつ人間の堕落論までも扱うというふか~~~いおハナシ。 今まで何の気なしに、ニュースでなんとかの企業が危ないとか買収されたとか合併したとか・・・聞いてはいたけどそんな簡単なものではないんですね~~。 このおハナシの中でおもしろいのが、いろんな企業名が出てくることなんですが、もちろんそれは架空の設定なんですけど(注釈として書かれてある)いやでも、例えば鈴紡ってアソコでしょ?とか、三葉銀行(UTB)ってアノ銀行だな?!とかって思っちゃうじゃないですか。 中には、太陽製菓とか曙電機とかここはどこがモデル?っていうのもちゃんと出てくるんですが、それはそれはもうものすごい裏側が描かれているわけなんですよ(='m') いくらフィクションだって言ってみても綿密な取材が行われたんだろうなっていうことは明らかだし、世間にはこういった裏事情が少なからず存在しているんだ、歴史って重いんだってことがよくわかりました。 中でも企業買収の仕組みがストーリに即して進められるなか理解が深まりました。 もちろんTOBとかFAとか専門用語がポンポン飛び交うんです。 それらも含めて、理解してないと話がわかりづらくなるので必然的にわかるようになるってわけ。 こういう小説もときにはいいモンですね。 毎回だと疲れますが・・・。 っていっても上下巻を2シリーズってコトで4巻でしょ。 さらにまだ続いてるってわけで。 もうしばらくはいいです。 ただ気になったワードがひとつ。 それはこのおハナシの中でもところどころで引用されている堕落論。 「人間は堕落する。」 そりゃそうですけどもヽ(´Д`;)ノ でもこの中での堕落って言葉は、一般的に思われている世間で言われる堕落ではないんですよね。 ってことでそこがちょっと意味不明なんですけど、このお話の中で明らかに頑張っている人たちがその堕落した人になっちゃってるわけです。 そんな人たちが堕落した人だったら一体ワタシは何なんだ?!
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前回からさらにグレードアップした本作。 今度はアメリカ相手に、ゴールデンイーグル鷲津が暴れ回ります。最後の最後まで展開が読めないので、一気読み間違いなしです。 そしてちゃんとM&Aの勉強ができる。非常に魅力的な一冊です。
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『ビジネスとは数字と道理だけで回っているなんて思っていませんか。ビジネスを動かしているのは、私情と欲望、そして怨恨です』 鷲頭が芝野へ言った一言。 先にTV、DVDを何度も見ていたせいか、2(下)はイメージしやすい。 プラザが曙電機を狙い出した矢先に鷲頭がホライズンをクビになる...
『ビジネスとは数字と道理だけで回っているなんて思っていませんか。ビジネスを動かしているのは、私情と欲望、そして怨恨です』 鷲頭が芝野へ言った一言。 先にTV、DVDを何度も見ていたせいか、2(下)はイメージしやすい。 プラザが曙電機を狙い出した矢先に鷲頭がホライズンをクビになる。新たにファンドを立ち上げたシーンは好き。 鷲頭を想い、鏡の前で悪い顔の練習をしています。。。
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ハゲタカシリーズは2も絶対読んだ方がいい!基本的な背景は理解出来ているので、すんなり話に入れる。主要人物が鷲津のもとに集まってきたときには、そうこなくっちゃ!という気持ちになった。特に、1では全然共感することの出来なかったリンの女気には痺れた。
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終わりかと思ってたら。 嬉しいような焦らされたようなですが、これで終わりじゃないっぽいです。(詳しくは知りませんが) 鷲津が狙った鈴紡の一件の次は総合電機メーカー「曙」です。 芝野は曙の企業再生として乗り出します。 今回は鷲津の心や行動の変化がかなり大きく、さらに日本とアメ...
終わりかと思ってたら。 嬉しいような焦らされたようなですが、これで終わりじゃないっぽいです。(詳しくは知りませんが) 鷲津が狙った鈴紡の一件の次は総合電機メーカー「曙」です。 芝野は曙の企業再生として乗り出します。 今回は鷲津の心や行動の変化がかなり大きく、さらに日本とアメリカなどの国同士の利害関係なども絡んでくるためかなり見どころが多いと思いました。 アランの死の謎がついに解き明かされるのかと思うとわくわくして読んでいました。 続きがあるとしたら楽しみですね。
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なんと(下)では、(上)の話殆ど出てこない。初めのところの伏線の話がひたすら展開される。面白かったけど、後半はちょっとぶっ飛び過ぎかな。作者が目指したのは経済小説ではなく、キャラの立ったピカレスク小説なのかもしれない。そう思うと、「ハゲタカ」で作ったキャラクターを存分に活躍させて...
なんと(下)では、(上)の話殆ど出てこない。初めのところの伏線の話がひたすら展開される。面白かったけど、後半はちょっとぶっ飛び過ぎかな。作者が目指したのは経済小説ではなく、キャラの立ったピカレスク小説なのかもしれない。そう思うと、「ハゲタカ」で作ったキャラクターを存分に活躍させて、読む手を止めさせない小説と言える。続編はないのかな?
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「それでどうなるの?!」と読み進めたハゲタカⅡの上巻。鈴紡のその後が繰り広げられるのかと思いきや、今度は曙電機の物語が始まる。曙電機はF通がモデルらしい。 この小説を読んでいると、政治や経済で、私たちが新聞やニュースで目にする情報は氷山の一角にすぎないことが本当によく分かる。結果だけを見て討論する評論家がいて、また私たちは情報に惑わされる。 これはフィクションだが、いつか真山氏に、ノンフィクションの企業買収話を書いて欲しいと思った。
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