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日本語はなぜ美しいのか の商品レビュー

3.6

36件のお客様レビュー

  1. 5つ

    6

  2. 4つ

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  4. 2つ

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2011/09/21
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

最近、大人な恋愛小説を読むようになったからか、日本語はきれいだなあ、と思うようになった。(そして韓国語はかわいい。) 日本語は世界でも珍しいほうの部類に入るらしい。 母音を主体とする言語で、日本語の他にはポリネシア語くらいしか確認されていない。他は全部子音主体。 例を挙げると、Christmasを、「ク-リ-ス-マ-ス」と5音で認識する日本人に対し、アメリカ人は「Christ-mas」と2音節で認識するということ。 そりゃー日本人は英語苦手だわ、と自分をフォローしつつ、、でもやらないわけにはいかんのよー

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2011/09/15

・人類は東を意識する。 ・脳科学の研究結果から、脳は地球の自転と公転を感知している。 東を向くというのは自転の進行方向に顔を向けている。西はその逆。 東を向くと意識が活性化し、東を向くと意識が沈静化する。 ・古代インドのヴェーダ(スパティアヴェーダ建築学)によると、都市は西に発展...

・人類は東を意識する。 ・脳科学の研究結果から、脳は地球の自転と公転を感知している。 東を向くというのは自転の進行方向に顔を向けている。西はその逆。 東を向くと意識が活性化し、東を向くと意識が沈静化する。 ・古代インドのヴェーダ(スパティアヴェーダ建築学)によると、都市は西に発展して広がる。 都市中枢部の西側に住んでいる人は、毎朝東に向かって移動し(意識を活性化し)毎夕西に向かって移動(意識を鎮静化)する。 生理的なりにかなっているので西側はよい住宅地になり、文化を生み出す場所になりやすい。田園調布、成城など。 ・この情報によると、情報は東から西へ伝達しやすい。

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2013/07/02

一言で批判すると、 「なぜ私は小学校での英語教育義務化に反対か〜脳とことばの研究者黒川伊保子の提言〜」と改題した方が良い本。 著者は小学校での英語教育義務化に反対の立場だが、世相はすっかり義務化の流れ。本著からはタイトルにつられた読者に自分の主張を理解して欲しいという意図が見え...

一言で批判すると、 「なぜ私は小学校での英語教育義務化に反対か〜脳とことばの研究者黒川伊保子の提言〜」と改題した方が良い本。 著者は小学校での英語教育義務化に反対の立場だが、世相はすっかり義務化の流れ。本著からはタイトルにつられた読者に自分の主張を理解して欲しいという意図が見え隠れし、ついでに女性研究者として受けた偏見等のプライベー卜なエピソードも付いてきて、著者の愚痴の塊のような本である。 また、科学的な根拠のない、著者の個人的な感想のような記述(〜と感じるのは私だけだろうか)の何と多いことだろう。本著の主眼であるべき「日本語がなぜ美しいと言えるのか」についても、「美しい言語」の定義は結局著者の妄想に過ぎないし、どこまでが客観的な事実でどこからが著者の感想なのか、常に整理しながら読むのに疲れる本である。 私自身は著者の主張を聞き、また自分の留学経験からも、著者と同じく小学校での英語教育義務化には賛成しないが、前述したタイトルであればこの本は買わなかっただろうし、著者自身に興味もないので、今後同じ著者の本を手に取ることはないだろうと思う。 著者の友達か、小学校での英語教育義務化の議論に興味のある方でなければ、オススメしない本です。

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2011/02/16

フォトリーディング&高速リーディング。日本文化についてのシントピックリーディング。フォトリーディングで面白いと感じた。日本語が好きになる本。

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2010/08/03

こういうタイトルの本は好きではないのだが、お勧めされたので読んでみた。 少し、というかかなり主観的なところがあるが、なかなか面白い。 日本語の独創性を語ってどうなるのか、とも思うが、ひらがなに隠された語感についてのくだりは読む価値あり。 新しい分野を切り開いたというところは評...

こういうタイトルの本は好きではないのだが、お勧めされたので読んでみた。 少し、というかかなり主観的なところがあるが、なかなか面白い。 日本語の独創性を語ってどうなるのか、とも思うが、ひらがなに隠された語感についてのくだりは読む価値あり。 新しい分野を切り開いたというところは評価すべき。 これからこの分野の研究が進めば、子供の名前の付け方とかかわるんだろ~なぁ。

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2010/06/02

ここまで理論化しておきながら、なぜもっと体系だてて深めないのか、単純な日本語論ではなく、もっと違った視点で日本語と他国の関係のありようを論じられたのではないかと残念に思った。トンデモ学説とは一線を画しているはずの知見も深められなければただの思いつきである。

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2014/10/26

[ 内容 ] 「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。 日本語はなぜ美しいのか。 実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。 日本語は希有な言...

[ 内容 ] 「発音体感」つまり言葉の語感の大切さに着目した画期的な日本語論である。 日本語はなぜ美しいのか。 実は、母音を主体に音声認識する言語は、世界的にみても日本語とポリネシア語のみであり、その他の欧米及びアジア諸語は、すべて子音主体で音声を認識している。 日本語は希有な言語なのである。 本書は、この日本語の特殊性をふまえて、情緒の形成という観点から、ある個体の脳が最初に獲得する言語である母語の重要性と早期英語教育の危険性を説き、風土と言語の関わりから言葉の本質に迫っていく。 [ 目次 ] 第1章 母語と母国語 第2章 日本語の危機 第3章 母語形成と母語喪失 第4章 脳とことば 第5章 母語と世界観 第6章 ことばの本質とは何か 第7章 ことばの美しさとは何か 第8章 ことばと意識 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]

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2009/10/22

この言語を母国語とする日本で生まれ、育てられ、そしてその言語を自由に使えるということを嬉しく幸せに思えるようになる一冊。

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2009/10/04

就活で追い詰められてるので、なんか軽い本を読みたいと思って購入。 世界史に対する言及はほぼこじつけ。 脳科学とか眉唾物だが、読み物としては面白い。 日本語は素晴らしい。 早期の外国語教育は危険。 これにつきますな。 個人的には英語偏重教育もどうかと思うがね。 何カ国語かから...

就活で追い詰められてるので、なんか軽い本を読みたいと思って購入。 世界史に対する言及はほぼこじつけ。 脳科学とか眉唾物だが、読み物としては面白い。 日本語は素晴らしい。 早期の外国語教育は危険。 これにつきますな。 個人的には英語偏重教育もどうかと思うがね。 何カ国語かから選べるようにすればいいのに。

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2009/10/04

テーマとか、研究分野に関しては面白いんだけど・・・ 脳裏によぎる、「どこまで本当?」 脳科学がどこまですごいのか、半信半疑になる書き方。 あと、息子さんの話とか、妊婦の話とか、余計だと思う。 イラッとくるので、あまり最後まで読む気になれませんでした。

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