カンブリア宮殿 村上龍×経済人 の商品レビュー

村上龍【著】,テレビ東京報道局【編】

2024/08/30

(2008/8/21)
いい本だ。
というか、いいテレビです、カンブリア宮殿。
http://www.tv-tokyo.co.jp/cambria/
番組の抜粋を１６載せている。共通するのは元気でもう一度会いたいと思える人、ということかな。
成功は結果だろうけど、元気だったら、失敗しても成功するまでやれば成功！というのがいいのでしょう。
一人のときは暗く苦しむかもしれないけど、経営者は皆の前では元気でやる、それで人が動く、そう見ました。

掲載されていたのは以下の人たち。面白いです。

2007年3月5日放送
「改良で勝ち続ける
～花王が語る清潔と日本経済～」
ゲスト：後藤卓也（花王取締役会 会長）

2006年12月11日放送
「経験を生かして強みを伸ばせ！」
ゲスト：原田泳幸（日本マクドナルドホールディングス会長兼社長兼CEO）

2006年11月13日放送
「セレブを魅了！世界ブランドを作る男」
ゲスト：寺田和正（サマンサタバサ ジャパンリミテッド 社長）

2006年10月30日放送
「テレビ通販の話術師」
ゲスト：髙田明氏（ジャパネットたかた代表取締役）

2006年10月23日放送
「成功の鍵は“ツキ”を導く行動にあり」
ゲスト：吉田 潤喜（ヨシダグループ会長）

2006年10月16日放送
「社員ひとりひとりが主役 ～1兆円企業を創り上げた稲盛流経営術」
ゲスト：稲盛和夫氏（京セラ名誉会長）

2006年10月9日放送
「目覚めよ！ニッポンの営業マン」
ゲスト：宋　文洲（ソフトブレーン創業者）

2006年9月25日放送
「ヒットの法則　物語で客の心をつかめ」
ゲスト：伊藤信吾（男前豆腐店 社長）

2006年8月28日放送
「ムダで儲ける経営術
～社員の能力を最大限引き出す法～」
ゲスト：松浦元男（樹研工業社長）

2006年8月21日放送
「ライブドアとは何だったのか？」
ゲスト：平松 庚三（ライブドア代表取締役）

2006年8月14日放送
「あくなき挑戦と突破力
～壁を破る快感～」
ゲスト：澤田　秀雄（エイチ・アイ・エス会長）

2006年7月3日放送
「女性がついていきたくなる“女”が語る経営術」
ゲスト：野口美佳（ピーチ・ジョン社長）

2006年6月26日放送
「プロデュースの力～
芸能をビジネスにした男が語る」
ゲスト：堀威夫 （ホリプロ　取締役ファウンダー）

2006年5月29日放送
カリスマヘッドハンターに聞く、
『ニッポン企業のリーダー像』とは？
ゲスト：古田英明 (ヘッドハンター)

2006年5月22日放送
「夢を実現するための行動力」
ゲスト：渡邉美樹（ワタミ社長）

2006年5月15日放送
「金融界のカリスマ・ミスター豪腕が語る
『ビジネスマンよ！大志を抱け』」
ゲスト：北尾吉孝（SBIホールディングスCEO）

2006年5月8日放送
「次世代ネットビジネスの主役たち」
ゲスト：
笠原　健治（ミクシィ社長）
近藤　淳也（はてな社長）

2006年4月24日放送
「少年よ 感性を磨け」
ゲスト：岡野雅行（野工業代表社員）

2006年4月17日放送
「トヨタ26万人の人事戦略」
ゲスト：張富士夫（トヨタ自動車　副会長）

2021/04/10

10年以上昔の本だが、テレビでカンブリアを生で見ている時と同様のワクワク感を感じた。
ある1人の人間が四半世紀以上生きてきた中で、どんな激動を歩いていたかが書かれている。

「聞いたことある会社だけど、一体具体的に何してきたんだろう？」という初歩的な企業分析もできるだけでなく、社長の溢れる人間味や考え方から企業としての価値観や雰囲気も伝わってくる面白い本だった。

2020/04/19

購入本。2007年から番組は始まっていて、その第一弾なので今は経営していない人も多いが、会社の創業者というのはやはり深み、独特の経営哲学がありなるほどと思う事が多い。村上龍のRYU'S IYEも視点が鋭く　他の人では代用が利かないと思う。冷静に対応したいと考えているが、どうしても相手に共感して感情移入してしまうという。最新版も読んでみたい。

2019/11/14

各経営者のページ数は決して多くはないが、村上龍の鋭い質問により、短いながらもその根底にある思想・理念を垣間見ることができ、面白かった。
本書は10年以上前に出版されたものであるから、その当時盛況だった企業が現在ではどのような状況にあるかを比較しながら読むのも面白かった。

2018/10/23

テレビ東京のカンブリア宮殿は、２，３回見たが、どうも面白くない。村上龍がダメだ。昔どこかのテレビ局でやっていたリューズ・バーもそうだったが、村上龍のしゃべりは、見ていていやになる。　しかし、この番組のゲストは本物である。トヨタの張さん、ホンダ福井さん、ジャパネット高田さん、岡野工業岡野さん、ワタミ渡邊美樹さん、SBIの北尾さんとそうそうたる経営者、ビジネスマンの面々。彼らからのインタビューを村上龍が書き下す。さすがに文章となれば水を得た魚。村上龍の面目躍如である。カンブリア宮殿はこの本を作るために存在すると考えれば、この番組の意義も理解できる。

2014/07/24

カンブリア宮殿は非常に好きな番組です。この本は過去に番組で対談された企業の社長との対談がまとめてあります。出てくるのは日本を代表する企業や最近急成長した企業の社長達。読んでるだけで明日への仕事の取り組み方にいい刺激があると思います。やはり社長になる人というのは日頃から色々なことを考えていらっしゃるのだなと思いました。また、インタビュアーの村上龍さんの質問もなかなか鋭くて好きです。

2013/12/14

日本を支えるすごい人たちのリアルな言葉。人柄が伝わってくるインタビュー。みんな、謙虚で努力家で好奇心旺盛でまわりへの感謝を忘れない。やっぱり、経営者というのはどんな規模の会社の人であっても魅力的。確固たる価値観や情熱が根底にある。

2012/12/22

わたしやっぱり仕組みをつくって働ける職場がいいとおもう
改善を常に行うのがいいなあと思うけど、過度な奉仕を求められるのはやっぱ続かないよ

2012/10/08

テレビはなかなか見ることができないのですが、本はおもしろかった。
というか、各ゲストの人たちって同じコト言っているような気がするのですが。
それは、経済人として成功するためではなく、人間として豊かに暮らしていくための秘訣なのかもしれない、とそう思いました。

2012/09/23

☆☆$$予約無しの割にはまあまあ。$$やはり一流に触れるのは楽しいが、$$内容は結構共通で、目新しさは無かったが良書だと思う。