Separation の商品レビュー

市川拓司【著】

2016/03/04

切ない。今まで読んだ作品に比べるとインパクトは弱いが楽しめた。会話の雰囲気やニュアンスの楽しみが少なかった。

2015/10/31

若くしてベタベタしていたら妊娠してしまい、結局は流産しちゃって、親の同意を得ないまま結婚した夫婦。
妻がなぜかどんどん若返る病気になり、最後は消えてしまう。

文章はキレイだけど、ちょっと微妙に入り込めなかった。
小さく生きていけばいいというのは、たぶん自分が傷つきたくないからで、自分が社会の役に立ちたいとか全然思わずに自分だけが良ければいいって考えにも通じそう。

中高生とかだったらハマりそうなお話かな。

2015/04/17

自分もこんな風に誰かを愛してみたい、誰かに愛されてみたい。
すごく綺麗で、切なくて、幸せなお話でした。

2014/07/29

第17回ビブリオバトルチャンプ本

同級生だった悟と裕子は、親の反対を押し切って結婚し、二人の生活がスタートします。ところが、裕子の身体に「異変」が現れて・・・。なぜかわからないまま、裕子はどんどん若返りをしていき、そしてある日の朝方哀しい結末を迎えてしまいます。
この作品は、「いま、会いにゆきます」の作者、市川拓司さんのデビュー作です。儚く、切なくそして誰かを大切に思うことの尊さを教えてくれる一冊なので、ぜひ読んでみてください。。

2014/03/27

自分が幸せだと思うから、相手につくす。相手につくすことが、そのまま自分につくすことになる。こんなふうに愛し、愛されたい。

2014/02/04

最初は、この先どうなるのか?と気になってたけれど、段々と先が見えてきた。ストーリー性はともかく、こういった愛の形もあるんだと思える。
悟の中での裕子に対する愛情の葛藤は、人間であれば当然芽生えるだろうもの。夫婦の愛って試行錯誤でそれぞれの形を作り上げていくんだろうなぁ。

2014/01/18

香港の行き帰りで読みました。
せつなさとやりせなさと、でも爽やかな、そして悲しいくらい純粋な悟と裕子の愛。
飛行機の中で泣いてしまいました。

2015/02/19

婚姻関係を結んだ二人は、未来へと進展していくのが、当たり前で普通なのであろう。
しかし、悟と裕子の場合は、その逆。
裕子の身体に異変が起き、どうにもならない状態になってしまい、前に進むことが出来ないのだ。

未来へと、切り開くことが不可能になることって、人間には苦痛で耐えられないことなのだと思う。

だが、この若夫婦は、小さな二人だけの世界で幸せに見える。

互いに必要としている相手が居ること。
この上ない幸せなのだろう。

2013/10/25

いつも同じ話でびっくり。あり得ない病気とかそんなんに冒された恋人とか奥さんとかとの短い逢瀬と離別。いつもこれ！いいかげんにしろといいたい。
今回のは、奥さんが若返る話。しまいには、卵子と精子に分離するのかなあ、とその一点の興味でのみ読み進んだのだが、途中（4歳ぐらい）で、いなくなってやんの。。。ふざいけるなーーー

2013/09/09

とてもとても泣けた！！！
死んじゃうとこ！もうぼろぼろ涙でて大変だったわ！！！

ストーリーは市川さんらしいというか
既視感あったけど素敵なお話でしたー・∀・b