GOSICK(6) の商品レビュー
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今回は走っている列車の中で起こった密室殺人事件。 ヴィクトリカと一弥は、同じコンパートメントで知り合った4人の話す身の上話から、殺人事件を解決し、彼らが隠す真実を明らかにする。 怪しい容疑者は誰も皆嘘を吐いてはいないことがえらい。 ただ、言わなかったこととは何か、なぜ言わないのかを考えれば答が導き出せるようになっている。 とはいえ、それがわかれば苦労はないのだ。 ”ぼくたちはいったいどうして殺しあうのか?大人に命じられて、自分の大切な人のために、見知らぬ誰かを殺すなんて。家族のために、国のために戦えと言われて、お互いを手にかける。” それに対するヴィクトリカの答え。 ”(久城は)たとえ自分の命のためであっても、わたしを救うためであっても、あれが、罪のない人間を手にかけることはけしてないだろう(中略)おそらく、わたしとともに死ぬことを選ぶ。それは戦場においては、大人の男たちから”弱さ”と糾弾されるべきもの(中略)久城にはそういう、”正しい弱さ”とでもいったものがある。わたしはそれを、高潔と呼ぶのだ” 近所の図書館には、このシリーズの長編はここまでしか置いていない。 でも、ヴィクトリカのお母さんが次の世界大戦におけるカギを握っているらしいこと、ヴィクトリカとお母さんが共に暮らせる日は来るのか? まだ謎は全然解き明かされていないと言っても過言ではない。 続き…どうしよう。
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修道院を脱出した二人が乗り込んだ豪華列車で出会う死者、木こり、孤児、公妃と仮の姿で名乗り合う乗客達。炎の中の干し葡萄を食べるゲームと、毒による殺人、人生を詰めた形見箱。エップロンだ〜と歌うヴィクトリカと釣られて一緒に歌い怒られる久城、二人の相愛さ、グレヴィールの二股の髪をじっと覗...
修道院を脱出した二人が乗り込んだ豪華列車で出会う死者、木こり、孤児、公妃と仮の姿で名乗り合う乗客達。炎の中の干し葡萄を食べるゲームと、毒による殺人、人生を詰めた形見箱。エップロンだ〜と歌うヴィクトリカと釣られて一緒に歌い怒られる久城、二人の相愛さ、グレヴィールの二股の髪をじっと覗き込む久城が可愛い。
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GOSICK本編の実質的な最終巻。ヴィクトリカの家の事情がだいぶ分かってきた。形見箱の行方も分かっていないし、本当は何も終わっていないのだけど、もう10年くらい新作が刊行されていないので、続きはあまり期待しない方がいいと思う。
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8冊目で長編6巻目。 ソヴェールへ戻る列車の中で起こった仮装パーティーと殺人事件。 暴走列車を止めることができて一安心と思ってもまだ半分。 ハラハラするような展開はなかったけど、謎解きだけで十分楽しめました。 まさか誰もがあながち間違っていない自己紹介をしていたとは思わなかった。 野兎は無事逃げることができたのだろうか? そして久城とヴィクトリカは二人だけで帰るというのなら、そのまま野兎のようにどこかに逃げ出してしまえばいいのに、と後の展開を知っているからこそ思ってしまった。
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シリーズ8作目。 一弥とヴィクトリカがより一層親密に! と言っても、二人とも「万年0点魔!」と罵ったり「エップロンだ~、エップロンだ~」と鼻歌を歌うようなお子様なのですが、それが微笑ましくて良いのです。 灰色狼のヴィクトリカが、徐々に「愛」という曖昧模糊とした感情を理解しつつあるのが、時代の混沌と相まって少し切なく感じます。波乱含みの今後を予感させる台詞もあり、二人が心配でなりません。 それにしても列車ミステリーはやっぱり好きなジャンルでした。 動く密室、いいなあ!
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オールド・マスカレード号で起こった殺人事件を解決する話。 前半が列車内での出来事、後半がソヴレムに戻ってきてからの解決編といったところか。 クレヴィールとのやり取りがおもしろかったので、私は後半の方がより楽しめました。
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今二人が故郷と呼べるところは二人が出会った聖マルグリット学園しかない。無事に戻ろうとヴィクトリカも一弥も手を取り合う。ベルゼブブの頭蓋から辛くも脱出した二人は豪華列車オールド・マスカレード号に乗り込む。しかしそこには自らを「孤児」「公紀」「きこり」「死者」と仮の姿で名乗る奇妙な乗...
今二人が故郷と呼べるところは二人が出会った聖マルグリット学園しかない。無事に戻ろうとヴィクトリカも一弥も手を取り合う。ベルゼブブの頭蓋から辛くも脱出した二人は豪華列車オールド・マスカレード号に乗り込む。しかしそこには自らを「孤児」「公紀」「きこり」「死者」と仮の姿で名乗る奇妙な乗客たちが。そして列車内で起こる殺人事件。列車は弾丸のように闇を貫き走り続ける。まるで地獄の先へと向かうように・・・。 GOSICKⅥ 私は事件解決後のシーンが一番好きです。そこには久城はいなくヴィクトリカと犯人のみ。そこで語られることは久城にはまだ話したことのないヴィクトリカの想い、そして愛への思案です。そのシーンからヴィクトリカの久城への大きな信頼を感じました。また犯人の過去にも大きな悲しいがあり、なかなか一つの事件としてすぐに消化できないものだと思いました。恐らく次から遂にヴィクトリカの父が本格的に参加してくるのではないかと予想しています。 またこのGOSICKシリーズの魅力的な所はオカルトと科学の関係性が存在しない国を中心にしてしっかりと描かれていることだと私は思います。そしてこの2大派閥の根の深さが「ヴィクトリカを刻々と追い詰める中、友人久城は彼女を守れるのか?」というテーマをより魅力的にしているという感じがします。 また、ヴィクトリカの成長というか感情表現の進歩も気になるところですが、個人的には久城の成長に注目していますし、彼を応援しています。「国の大事の為に生きる」ことを軍人一家から言われ続けてきた久城がヴィクトリカと出会うことで、自分の人生を考え直す・・・、そしてヴィクトリカを守ろうとする姿には非常に好感を覚えます。 久城にはこれからも頑張って欲しい・・・がアブリルにはもっとヴィクトリカに注いでいるような愛情をあげてやって欲しいですねw
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「帰りたい」と少年は強く願った。「一緒に」と少女は強く思った。今、二人にとって、故郷と呼べるところは、二人が出会ったあの学園―聖マルグリット学園でしかなかったから。そう、無事にあそこまで戻ろうと、ヴィクトリカも一弥も手に手を取り合う。“ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる修道院から辛くも...
「帰りたい」と少年は強く願った。「一緒に」と少女は強く思った。今、二人にとって、故郷と呼べるところは、二人が出会ったあの学園―聖マルグリット学園でしかなかったから。そう、無事にあそこまで戻ろうと、ヴィクトリカも一弥も手に手を取り合う。“ベルゼブブの頭蓋”と呼ばれる修道院から辛くも脱出した二人は、豪華列車“オールド・マスカレード号”に乗り込む。しかし、そこには自らを“死者”“木こり”“孤児”“公妃”と仮の姿で名乗る奇妙な乗客たちが。そして、列車内で起こる殺人事件。列車は、弾丸のように闇を貫き走り続ける。まるで、地獄の先へと向かうように―。一弥はヴィクトリカは、無事学園までたどり着けるのか?ゴシック・ミステリー第六弾。 (BOOKデータベースより) *** 他人を殺してでも守る、相手と共に死ぬ、危険を顧みず現れる、想いを押し込めて見守る。 …人それぞれ、色々な愛の形が見えました。 作り話が実は…というのが面白かった。
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「「久城はなるほど、命を惜しまん。しかし、君、わたしはもう一つ、あの男のことで信じていることがある。それは、たとえ自分の命のためであっても、わたしを救うためであっても、あれが、罪のない人間に手をかけることはけしてないだろう、ということだ」」 すぐに次の巻に手を出してしまった!!...
「「久城はなるほど、命を惜しまん。しかし、君、わたしはもう一つ、あの男のことで信じていることがある。それは、たとえ自分の命のためであっても、わたしを救うためであっても、あれが、罪のない人間に手をかけることはけしてないだろう、ということだ」」 すぐに次の巻に手を出してしまった!! 続き物だったので、ストックがあってほんとに良かった~~。 今回の巻でもますます一弥とヴィクトリカの距離が縮まっていくのが嬉しい。 前の巻のような、ちょっと感動、的なところはあまり無かったのだけれど、 それでも、二人で何かをやり遂げる!というところがしっかりあって、 かなり魅力的でした。 ミステリーを楽しむというよりかは、 完全に二人のこれからを楽しむという風になってしまうGOSICK。 そんな楽しみ方でもいいかな~~。 そして、この巻は富士見ミステリーでゲトったのだけれど、 これは、挿し絵付きでますます萌え萌えなのでした。 明度服姿のヴィクトリカが超可愛かった~~☆☆ 【7/25読了・初読・私の本☆】
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心の声のあたりの処理にはずいぶんと疑問がありますが、それはおいておいて、列車内での殺人という、おいしい状況ではありました。 基本的に解決編は列車が止まって、グレヴィールが参加しやすい警察庁で行われるんですが、そこがもったいないなぁと思うところです。 やっぱり、オリエント急行みたい...
心の声のあたりの処理にはずいぶんと疑問がありますが、それはおいておいて、列車内での殺人という、おいしい状況ではありました。 基本的に解決編は列車が止まって、グレヴィールが参加しやすい警察庁で行われるんですが、そこがもったいないなぁと思うところです。 やっぱり、オリエント急行みたいに列車が終着駅に着くまでの話にする方が、この手のストーリーでは面白いと思うんだけどなぁ。
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