わが終わりにわが始めあり(下) の商品レビュー
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
きっついなあ…逃げて捕まって幽閉されての繰り返しで最期は斬首かあ。異国で狂い死ぬ男への愛を貫く、ってロマンチックではあるけど、小国の女王には辛い選択。「美女だけど敬虔なカトリック」って微妙なお色気で世間を渡るには、厳しい時代。臣下どもは揃って小粒で風見鶏だわ、頼みのカトリック陣営だってこれまた「慎重過ぎるフェリペ2世」のスペインに「元姑が摂政として君臨」のフランス、本家本元のバチカンは腐ってるわ…(涙)。 エリザベス側の視点からしか読んだことなかったので、斬新ではあったけど、しんどかったー。 しかしエリザベスにしてみれば、このしち面倒臭い女と渡り合う一方で、スペインから近世ヨーロッパの覇権を奪ってたわけで。美人でもなけりゃ血筋も半端な処女王で、政略結婚もなしでまあ並大抵じゃない苦労が偲ばれるってもの。お疲れ様でした。
Posted by
- 1
