世界を変える人たち の商品レビュー
世界の社会起業家たちのエピソードが書き連ねてあるというだけの本。ジャーナリストの視点から取材して書いた本だけに、社会起業の着眼点、プロセス、ポイントなど実際的な側面には触れられていない。買う必要はない。読み物としておもしろいので、図書館で借りて読むにはお薦めできる。
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Stanford大学やHarvard大学をはじめ、世界の多くのビジネススクールの社会起業家コースの最も基本とされている教科書。 『社会起業家は「世の中や他人のために尽くしたい」との思いに突き動かされているのだろう、と想像していた。だが、そうではなかった。彼らは自分の熱い思いに従...
Stanford大学やHarvard大学をはじめ、世界の多くのビジネススクールの社会起業家コースの最も基本とされている教科書。 『社会起業家は「世の中や他人のために尽くしたい」との思いに突き動かされているのだろう、と想像していた。だが、そうではなかった。彼らは自分の熱い思いに従い、本能の赴くままに行動しているのである。そしてそのような行動をとして、得がたい褒美を手にしている』P240 このくだりは、著者と同じように自分の社会起業家に対するイメージを壊した。Florence Nightingaleですら、自己犠牲に基づくボランティアだけでは、救助組織は成り立たないと言っていた。 実践したことない人はボランティア、社会起業家をただ「偽善」とし、批判しかせず、もちろん実践もしない。だが、実践した人でしかわからない「得がたい褒美」がそこには確かにあるんだな感じた。
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読了。ブラジルやインド、ハンガリーなど各国で活躍する社会起業家およぼそれを支援するアショカ財団について書かれている。具体的なエピソード、人物像が書かれていて読みやすくイメージがわきやすい。支援するアショカ財団のほうも強烈な熱意を持って支援している。いろいろな関わり方があるんだと再...
読了。ブラジルやインド、ハンガリーなど各国で活躍する社会起業家およぼそれを支援するアショカ財団について書かれている。具体的なエピソード、人物像が書かれていて読みやすくイメージがわきやすい。支援するアショカ財団のほうも強烈な熱意を持って支援している。いろいろな関わり方があるんだと再認識。[2009/11/27]
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本の中にドレイトンという人が出てきます。アショカ財団を作った人です。アショカ財団という話は社会起業と言うテーマではよく見かけます。マッキンゼーで働いてたそうです。そのマッキンゼーから資本提供を受けて社会起業家を育てる財団を設立。企業ではなく社会起業家本人という人に対し金を払う財団...
本の中にドレイトンという人が出てきます。アショカ財団を作った人です。アショカ財団という話は社会起業と言うテーマではよく見かけます。マッキンゼーで働いてたそうです。そのマッキンゼーから資本提供を受けて社会起業家を育てる財団を設立。企業ではなく社会起業家本人という人に対し金を払う財団ということで、この人の活動がなかなか本物だなあとか思っています。アメリカでは最近社会責任という分野の授業まであるそうです。俺は理系の学部だったのでそういうのが文系にあったのかすらわかりませんです。日本の大学は複数の学部で単位取れたりしないですからね。こういうのが「俺理系だから文系の話わからない」とか、その逆の話が出たりするんですよね。そういうところも含めて世界を変えていけたらいいですね。何やら世界では学校を作るほど効率のいい社会貢献は無いと、どっかの本で読みました。
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社会起業家(ソーシャルアントレプレナー)の本。 こんな風に自分の思った道にただひたすら進む人もいる。 さて私はどうしよう。
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社会貢献する非営利団体を起こした人たちの話。経営面についてはそれほど触れられてなくて、団体を作ろうと思ったキッカケ、成功の過程に重点が置かれてつづられています。
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推薦者:渡部明人 アショカ財団が支援している社会起業家達の成功事例が載っています。また、アショカ財団のポリシーなども乗っていておすすめです。 u40pr.の今中さんも翻訳に関わっています。
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社会起業家と、それを支援する組織「アショカ」の存在を始めて知った。 "起業家"という言葉には野望というイメージがあるが、社会起業家はただ純粋に弱者社会を変えるためだけに、強い信念を持ち自分の身を犠牲にして貢献する人たちであり、志の高さに感銘を受けた。
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