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猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか? の商品レビュー

3.5

23件のお客様レビュー

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2022/06/25

著者は、猪口邦子さんと、勝間和代さん。 著者の一人である猪口邦子さん、現在参議院議員で、7月10日の参院選の候補者なので、どのような方か、ウィキペディアで見てみます。 猪口 邦子(いのぐち くにこ、1952年5月3日 - )は、日本の政治家、国際政治学者。自由民主党所属の参議...

著者は、猪口邦子さんと、勝間和代さん。 著者の一人である猪口邦子さん、現在参議院議員で、7月10日の参院選の候補者なので、どのような方か、ウィキペディアで見てみます。 猪口 邦子(いのぐち くにこ、1952年5月3日 - )は、日本の政治家、国際政治学者。自由民主党所属の参議院議員(2期)、自由民主党一億総活躍推進本部長。上智大学名誉教授、日本学術会議委員、地域経済総合研究所評議員。専門は国際関係論、安全保障論。 軍縮会議日本政府代表部特命全権大使、衆議院議員(1期)、内閣府特命担当大臣(少子化・男女共同参画担当)、日本大学国際関係学部教授 等を歴任した。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 昨今、少子化という言葉を目にしない日はないが、その問題の深刻さについて、本当のところを理解している人は非常に少ない。このままいくと、2050年、人口は東京オリンピック時と同じ1億人になる。1億人でもかまわないかもしれない、65歳以上の人の割合が同じなら……。かつての6.6%に対し、その数37%だという。そこに待っている社会とは? 少子化の原因、その鍵を握るワーキングマザーの実態、そして、政治と個人にできることを、現職衆議院議員であり、前少子化担当大臣猪口邦子と、ワーキングマザーとその予備軍のためのウェブサイト「ムギ畑」の主宰で、数々の賞をとる気鋭のアナリスト勝間和代が、あらゆる角度から検証する本書は、少子化問題の全容を知る貴重な1冊であると同時に、とその現象に映し出されている「近代」の本質と、ポストモダンとしての21世紀型価値観の提言の書でもある。 猪口邦子さんが、初代の少子化・男女共同参画担当に就いたのが、2005年10月。 その時から、17年位になるが、なかなか少子化は止まりませんねえ。 そんなことよりも、今の関心は、7月10日の参院選。 猪口さん、私の選挙区の候補者なので、当然ながら、関心度が高い。 自民党公認の候補者です。 3人当選する選挙区だが、自民党は2人の公認候補をたてている。 ま、余裕ですかね。 今月(6月)初めの、時局講演会に行ったときは、2人の候補者が登壇し、順番に演説をされていました。 どちらの候補者に投票しても良いですよって感じでしたね。 当選者は、自民2、立憲1で、決まりそうですね。

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2017/07/17

「時代の価値観に働きかける」 まさにこれができてないんやなと思います。 少子化問題は女性の働き方や子ども施策の問題に矮小化したらダメなんですよね。 今の国民が何を求めているのか。 子どもが欲しいカップルは多いです。 でも今の社会が子供や子育て世帯に厳しいと「本当に子供を持つこと...

「時代の価値観に働きかける」 まさにこれができてないんやなと思います。 少子化問題は女性の働き方や子ども施策の問題に矮小化したらダメなんですよね。 今の国民が何を求めているのか。 子どもが欲しいカップルは多いです。 でも今の社会が子供や子育て世帯に厳しいと「本当に子供を持つことが良いことなの…」と承認欲求が満たされないことになります。 児童手当は短絡的な承認です。 お金で承認するということですから。 あとは「子育てにかかるコストを下げる」ということですね。 「時間的コスト」「金銭的コスト」「精神的コスト」を下げると子供が欲しいというニーズがより近いものになります。 そのために少子化対策があるんやと思います。 でも本当は社会全体が男性の働き方まで抜本的に改革して僕らの父母世代(団塊世代)の家族ロールモデルから脱却しないといけないんやと思います。 この本を読んで少子化対策は日本人が過去からの「タテ糸」を紡いでいきたいと思える社会にできるかやと思います。 僕も振り返ると先代先先代から多くの知識を学びました。 ご飯の食べ方から挨拶の仕方、掃除の仕方までそれこそ人間性を形作るものです。 その知識を時代につなぎ社会に送り出したいと思えるか。 そんな希望が叶えられる、子育てしたいと考えてる人たちに自分たちのヨコ糸を入れていきたいというニーズをとらまえて社会が政治が子育てを承認していく、そんな優しい社会にしていかなあかんねやろなあと思いました。

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2014/09/07

タイトルの問題提起が新鮮だったので読みました。少子化で将来の世代の負担が大きくなる、という話しかわかっていなかったけど、それ以外の目からうろこな話が色々あった。 まず、少子化、つまり女性が子どもを産めない社会それ自体が異常という話。男性の長時間労働や待機児童の問題もさることなが...

タイトルの問題提起が新鮮だったので読みました。少子化で将来の世代の負担が大きくなる、という話しかわかっていなかったけど、それ以外の目からうろこな話が色々あった。 まず、少子化、つまり女性が子どもを産めない社会それ自体が異常という話。男性の長時間労働や待機児童の問題もさることながら、やはり働く母親への理解が社会的に少なすぎると。確かにそうで、女性の社会進出をすすめるのならその意識改革がなかったら女性が辛くなるだけ。 あと順番の問題で、少子化問題はあとになればなるほど取り返しがつかないし、回復にコストがかかるという話。 また日本は冷戦後、欧米でういた軍事費が社会保障費にふりかえられた時代にそれがなされず社会保障制度が貧弱だという話など。 勝間さんはネット上のサイトによりWMの声を集約したし、今はそういうツールをうまく使えるメリットをいかさなあかんやろうなあ。

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2014/07/31

少子化の側面だけ切り取って年金制度だなんだと騒ぐんじゃなく、 総じて生きやすい国にすること(普通に子育てと仕事の両立ができる)が抜本的な解決につながるのではという主旨なのだと理解。

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2013/02/12

少子化対策本の中では、ある程度参考になった。 著者2名の自己顕示に対してはいい感じがしなかったが、 内容に関してはしっかりしていた

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2012/12/24
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

現在の少子化傾向が進めば 2050年には人口1億人を切り、2100年には4000万人に、2300年には180万人(そして掲載のグラフによれば3200年には1人に・・)に減少していく・・ 高齢化による個人の負担増の問題だけではなく国全体として衰退が進む。 経済や医療福祉や個人の価値観など色々な要因があるが、時代時代に合わせた効果的な施策を継続的に行っていくことが大事なんだろうと思う。

Posted byブクログ

2012/06/21

少子化について分かりやすいメッセージで解説されています。その対策を、直接的な子育て支援と、背景にある働き方の改善に見出しているのはその通りだと思います。また、女性同士の足の引っ張り合いをやめるようにとのコメントは勇気が要りますが、正論だと感じました。さて、このトレンドは止まろうと...

少子化について分かりやすいメッセージで解説されています。その対策を、直接的な子育て支援と、背景にある働き方の改善に見出しているのはその通りだと思います。また、女性同士の足の引っ張り合いをやめるようにとのコメントは勇気が要りますが、正論だと感じました。さて、このトレンドは止まろうとしているのか?成果はまだ出ていないのが実情でしょう。

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2010/12/25

 政治的知識がなく、よくわからないけど知りたい!って思っている人でも読みやすい本。簡単でわかりやすく、これからもっと興味がわいてくる本。  少子化の問題点とその深刻さがよくわかる。

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2010/09/28

少子化担当大臣として様々な施策をしていることがわかった。しかしなぜ、効果が表れてこないのだろうか。 それはおそらく私たち住民がその施策の内容を把握しておらず、子どもを産むことがリスクだととらえがちになってしまうからではないのか。 親が子どもをつれて集えるような目に見える政策が増え...

少子化担当大臣として様々な施策をしていることがわかった。しかしなぜ、効果が表れてこないのだろうか。 それはおそらく私たち住民がその施策の内容を把握しておらず、子どもを産むことがリスクだととらえがちになってしまうからではないのか。 親が子どもをつれて集えるような目に見える政策が増えていくことで、それが意識改革の導火線となり、自分も子どもを産んでもいいと思わせるようになるのではないか。

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2020/01/12

時間がなくても読書は欠かせない。 今日は、「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」って本を読み終わりました。 同世代が結婚したりして。 赤ちゃんが生まれたりして。 それ自体は幸せなことだけど、そんな中、少子化は問題になり続けてる。 ワーキングマザーを囲む環境ってひどい。 赤...

時間がなくても読書は欠かせない。 今日は、「猪口さん、なぜ少子化が問題なのですか?」って本を読み終わりました。 同世代が結婚したりして。 赤ちゃんが生まれたりして。 それ自体は幸せなことだけど、そんな中、少子化は問題になり続けてる。 ワーキングマザーを囲む環境ってひどい。 赤ちゃんが生まれることはいいことなのに、職場では仕事に差し支えるって邪魔者扱い。 電車やエレベーターで泣き出すと完全に迷惑モノとして見られ、視線が痛い。 託児所や保育園が絶対的に少なく、予約しても預けられない、入れないこともある。 そのおかげで、引越しだってままならない。親と離れることが事実上、無理。 職場への復帰だって出来ないから、働きたくてもしょうがなくパートで小遣い稼ぎ。 そんな中どんだけ頑張っても国や自治体からの援助は少なく、「あんたが好きで産んだんでしょ」的な環境。。。 ホントは、違うのかもしれない。 多くの女性はチャンスを与えられたときに、自分にはできないと卑下して「ひるむ」。 他の人が成功しているのをみると、その立場を「ひがむ」。相手の足を「ひっぱる」。 全ての女性がそうだとは言わないけど、これを女性が陥りやすい3つの「ひ」って言うそうな。本を読み進めていくと女性にはそんな特性があることがわかってくる。男側の俺から見ると見えない部分もあると思うんで、正しい正しくないの議論はしたくないデス。 ただそんな中、赤ちゃんが欲しいって人が彼女を見たら成功してると思うかもしれない。 だから、本人はすごい幸せに思ってたとしても「赤ちゃんがいて大変だけど、わたし幸せ☆」なんておちおち言えたもんじゃない。 誰にも話せずに、ただただキツイ環境に耐えて暮らしていくしかないなんて、やだよね。 金銭面だけじゃなく、産みたくなくなる気持ちも少しわかってきました。 でも、じゃーしょーがないねってわけにはいかない。 できることから改善していくことが必要なんだと思います。 じゃなきゃ、こういう本が出た意味がない。 同世代の人たちの幸せは、同世代として守っていきたい。 その為にも、いろんな人がこういう事態が起こってることや、困ってる人たちの気持ちをわかろうとすること、子供は国の宝だって認識を持ってみんなで育てていく意識を持つことから始めるべきなんじゃないかなぁ、とか思いました。 興味を持ってくれた人には、一度読んでみて欲しいなと思います。 ワーキングマザー日本代表の勝間和代さんと、前少子化担当大臣猪口邦子さんの対談、国の真ん中にいる人がどんなこと考えてるか知るだけでもおもしろいと思います。 「人間は愚かで不完全な生き物だけど、それぞれが誰よりも愛されて生まれてくるんだ。」 そうやって今まで続いてきた歴史を、未来にいい形でつないでってあげられっといいですね。

Posted byブクログ